A330用リカバリツールセットの使い方



ダウンロード

HK公式サイト > 中文 > 服務与支持 >> 下载中心より
A330烧录软件 A330 烧录工具 2010-11-4 A330リカバリツール
要RAR対応解凍ツール。
解凍途中でエラーが表示される場合、9割9分は文字化けが原因。
文字化け部分(もしくは中国語文字列)を半角英数字にリネームすること。
解凍後も同様、2バイト文字列は半角英数字にしておくこと。



特徴

丁果分裂後、HK(丁果科技)がリリース。
本家がリリースしたA320用リカバリツール(Chinachip burning tool)ではリカバリ不能であったHK版(非正規版)機体も修復可能となる。

本来は、丁果A330用。
但し丁果A330はA320のガワを変えただけで中身は全く同じであるため、丁果A320にも使用可能である。(正規版/非正規版を問わない)

9331モデルの丁果A320及びA330は、正規版/HK版を問わず使用可能。



制限

9325モデルの丁果A320には使用不能。使用すると、左右反転の鏡文字表示となってしまう。

本項作成に際し、検証した環境はWindows XP SP3 (32bit版)
32bit版OSなら、XP/VISTA/7 いずれでも使用可能と思われる。
64bit版OSは、XP/VISTA/7 いずれでも使用不能っぽい。(動作報告が挙がっていない)


Chinachip burning toolとの比較

本家提供のリカバリツール。
burning tool用ドライバとDINGUX導入(USBTOOL)用ドライバは異なるため、
リカバリ後のDINGUX導入時にドライバを切り替えなければならない。
これがややこしく、初心者には非常に面倒。

HK版機体にはChinachip burning toolが使用できない。
使用すると、背景赤画面に"UNAUTHORIZE"と表示され制御不能となる。


  • A330用リカバリツールセット
HK(丁果科技)提供のリカバリツールセット。(USBbootTool.exe + A330_burn.exe)
DINGUX導入用ドライバと共有であるため、ドライバの切り替え不要でお手軽である。
9325の機体には使用不能という制限アリ。



事前準備

1.作業フォルダのパスを極力短くする
(1)解凍後、文字化けor中国語のファイル名をリネーム
 例:"A330_焼録 Tool"→"A330HKRT"
(2)Cドライブ(C:)直下に"A330HKRT"を置く。

2.ドライバのインストール
リカバリツールセットにはドライバが同梱されていない。
このため、ドライバを別途用意する必要がある。
A330リカバリツールセットは、DINGUX導入用ドライバと共用である。
(1)下記2ファイルをダウンロード
(2)解凍後、「dual_boot_installer_20090916」フォルダの中身を全て「usbtool」フォルダに移動する
  hwinit.binは上書きする。リカバリツールとは全く関係ないが、DINGUX導入時に必要かも。
(3)A330用リカバリツールセットのドライバは「usbtool」フォルダから読み込む


使用手順

同梱「丁果A330焼録軟件操作指南」の通り進めること。以下は日本語訳。
(拡張子.doc、ワード文書)の翻訳
丁果A330リカバリーソフト操作指南

貴方の本体が使用過程でホワイトアウトもしくはフリーズして電源が入らない時、または電源が入っても依然として正常使用できない時、このリカバリーソフトを使用する事ができます。以下の手順に従って操作して下さい。

Step1:「A320焼録軟件」フォルダ内の「Step1」フォルダを開き、USBbootTool.exeをダブルクリックすると、下図が出現します。


Step2:「選択」をクリックし、A330-boot.binをクリックして開きます。下図の通りです。


Step3:A3x0本体をパソコンに接続し、Bボタン+Resetを同時に押した後に手を離すと、青色の進度グラフが出現し、システムが自動でリカバリーします。下図の通りです。

注:この青色の進度グラフは高速で出現し、約1-2秒程度です。青色の進度グラフはUSBリカバリーの完了を意味します。電源を落とさず、次のステップに進んで下さい。

  • Bボタン+ResetでPCが本体を認識した途端、USBbootTool.exeが自動実行される。青色の進度グラフは高速で表示された後、本体がPCのマイコンピュータ上に"リムーバブルディスク"として表示されると、青色の進度グラフは初期状態に戻ってしまう(消えてしまう)。「できない」と思い込んでいたら、実は見逃していたという可能性もあり。マイコンピュータ上に本体が"リムーバブルディスク"として表示されているなら、成功する可能性/既に成功している可能性大。
  • Bボタン+ResetでUSBbootTool.exeがフリーズする傾向にある場合、ドライバが正常に入っていない可能性大。ドライバを入れなおすこと。
  • 「Can not open fw.bin file」と表示され先に進めない場合、stage1フォルダ内の"fw.bin"ファイルが読み込めていない。この原因は、パスが深すぎるため。2バイト文字をリネーム&フォルダ移動で対応すること。→事前準備1

Step4:「Step2」フォルダ内のA330_burn.exeを開くと、下図が出現します。


  • A330_burn.exeを開く前に、本体がマイコンピュータ上で「リムーバブルディスク」として表示されているのを確認すること。表示されていないなら、Step3までの作業をやり直すこと。

Step5:「系統配置」の後(右側)の「選択」ボタンを押下し、A330.DLを開きます。下図の通りです。


  • DLファイルは、LCDモデル(9331/9325)。本手順書の通りに(USBbootTool.exeと連携で)作業した場合、9325用DLファイルを読み込ませても反映されない。便宜上、ダミーファイルとして読み込ませているだけのようだ。

Step6:「系統文件」の後(右側)の「選択」ボタンを押下し、A330.hxfを開きます。下図の通りです。


  • hxfはファームウェア。A330.hxfは、A330版FW1.2。
  • 丁果A320用ファームウェア1.2等、他のファームウェアを入れたいなら、そのFW更新用hxfファイルを読み込ませること。
  • 「開机動画」「閉机動画」は、それぞれログオン/ログオフ用アニメ。同梱のlogon.ani/logoff.aniを指定すれば、「丁果科技」のロゴとなる。未指定の場合、A330.hxf初期設定のロゴ「カメレオン」となる。(割と不評)

Step7:「焼録系統」ボタンをクリックすると、システムのリカバリーが開始します。同時にリカバリープログラムのダイアログボックスの下方に進捗が表示されます。("設備 4383528: 開始焼記録資源……"のこと)
下図の通りです。

一般的にはリカバリーに3-4分かかります。焼録成功と表示されたら成功です。下図の通りです。(2行目、"設備 4383528: 系統焼録成功!"のこと)
  • "4383528"以外が表示されたら、失敗している可能性が高い。A330_burn.exe起動前に、本体がリムーバブルディスクとして認識されているかを再確認すること。



Step8:リカバリー成功と表示された後、パソコンはA330ハードディスクを解放します。この時、本体内のフォルダは全て空っぽです。公式ホームページhttp://www.dingoo.hkの相当した内容をダウンロードする必要があります。(主にゲームのエミュレータです)
  • 各種エミュレータを(.SIMやneogeo.zip)を、本体のGAMEフォルダ直下にコピーする。

Tips:A330_burn.exeについて

実は、A320用リカバリツール(Chinachip burning tool)の外装を変えただけの物である。
Chinachip burning toolに置き換えて実行しても、全く同じ値を返す。

リカバリ手順の相違は下記の通り。
A320用リカバリツールの使用経験者は混同しないように注意されたし。

単体で使用:(A320用リカバリツールの使い方)
 ・実行前に、本体をPCに「USB Boot Device」として認識させておく。
  (USB接続後、Bボタン+Resetで本体をPCに認識させる)
 ・Chinachip burning tool用ドライバを入れておく必要アリ。

USBbootTool.exeと連携で使用:(本ページ手順)
 ・実行前に、本体をPCに「リムーバブルディスク」として認識させておく。
  (通常のUSB接続。マイコンピュータにリムーバブルディスクとして表示)
 ・ドライバ名は、China Chip PMP USBDISK USB Device。
  PCに接続時、本体4GBの中身を見る事が可能なディスク用ドライバ。、
  特に意識せずとも汎用ドライバとしてOSに標準でインストールされているもの。
  本手順では事前処理のUSBbootTool.exeによって、未フォーマット領域が可視化される。
 ・事前処理のUSBbootTool.exeは、DINGUX導入(USBTool)用ドライバと共用。
  Chinachip burning tool用ドライバは、USBTool用ドライバと競合するため、入れてはいけない。

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最終更新:2011年01月19日 13:49