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- 秋月電子のarduino基板を試してみる。
- 秋月電子から発売されたATMega168/328 用のプリント基板、150円なり。部品の配置がarduinoとほとんど同じようだ。ということはarduinoでも動かすことができるはずだよね。しかし秋月電子から基板を購入してみたら基板だけが送られてきた。抵抗とかコンデンサの値とか、ピンヘッダの意味とか、まったく分からない。
- ってことで「秋月電子 arduino」でぐぐってみると秋月ATMEGA168/328用IOボードでArduinoというページに出会った。エレキジャックという本に付録でついていた基板のコピーということなのかな。ひとまず、このページにある回路図を参考にして基板を組み上げた。
- つぎにATMegaへのブートローダの書き込みだが、ATMELのプログラマを使わなくてもいろいろな方法で書き込めるらしい。しかし自分がAVR初心者であることから、まずは一番確実そうなAVRISPmkIIを使った書き込みをおこなう。ところが案外、AVRISPmkIIを使った書き込みを説明しているページが少なく、結局、ブートローダを仕込むを参考にして書き込み作業を開始。
- ところでブートローダのバイナリはどこにあるの?arduinoのホームページからダウンロードしたつもりになっていたらファイルの中身はHTMLだった。あれー、ということでよく説明を読んでみるとこのファイル構成はarduinoの配布ディレクトリそのもの、arduinoの配布ファイルを探したらありました。
- ブートローダを書き込んでフューズビットを書き込んだらそのあとからエラーが出まくり。extend bitをlow bitを逆にしていたみたい。(おそらく) ごちゃごちゃやっているうちに書き込んではいけないビット(RSTDISBLかSUT_CKSELだと思うが)を1にしてしまったのだろうRSTDISBLと同様の注意が必要なDWENビット。これらをセットするとAVRISPmkIIでは元に戻せないらしい。げろーー
- しょうがなく新しいAVRに差し替えてフューズビットを書き込む。ext=0xFD,High=0xDA,Low=0xFFとしたら大丈夫そう。。。
- 例題(example)のスケッチを書き込んだらめでたく動いた。これでよさそう。めでたい。
- まとめ
- 部品リスト
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品名 |
規格 |
個数 |
単価 |
小計 |
ATMega328P |
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1 |
250 |
250 |
ATMega168/328用マイコンボード |
P-04399 |
1 |
150 |
150 |
USBシリアル変換モジュール |
K-01977 |
1 |
950 |
950 |
ACアダプター9V |
M-03681 |
1 |
600 |
600 |
抵抗 |
1kΩ |
6 |
1 |
6 |
抵抗 |
10kΩ |
1 |
1 |
1 |
LED |
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4 |
10 |
40 |
ICソケット |
28pin |
1 |
10 |
10 |
5Vレギュレータ |
I-00161 |
1 |
50 |
50 |
プッシュSW |
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- 作業手順
- 秋月のATMegaの基板を製作する。
- パソコンにAVR studio4をインストールする。
- AVRISP mkIIをUSBポートに差し込む。
- AVRISP mkIIのISPヘッダを秋月ボードのICSPピンヘッダに差し込む。
- 秋月ボードに電源をつなぐ。
- AVR Studioを起動する。
- メニューバーからConnect dialogを開く。
- AVRISP mkII & USB を選択し,Connectボタンをクリック
- 隣のconnected to the Selected AVR Programmerを選択。ダイアログが現れる。
- main タブを選択。read signetureでとりあえず読めることを確認。
- Programタブを選択。Flashの項目から書き込みたいHEXファイルを選択。今回は秋月ボードでATMega328を使用しているのでarduinoインストールディレクトリのarduino-0022\hardware\arduino\bootloaders\atmega\ATmegaBOOT_168_atmega328.hexを選択
- Flashの項のprogramをクリックして書き込む。下のメッセージウインドウにエラーが出ていないことを確認。
- fusesタブを選択。EXTENDED=0xFD,HIGH=0xDA,LOW=0xFFと設定してProgramをクリックして書き込み。
- Lock bitsタブを選択。たぶん0xFF
- 感想---本家のArduinoではなくて秋月のこの基板を使う人ってたぶん安くArduinoを手に入れたい人だと思うのだけれど,USBシリアル変換基板950円也を使用している時点であまり安くできない。FTDIのチップ自身は350円ぐらいなんだから基板に最初からマウントして500円で売り出せばいいんじゃなかろか。そしたらDuino-Vと張り合える価格になるのにな。
最終更新:2011年08月24日 22:12