ふとした理由から、MacにODEを入れることにしました。 そこで、入れた際の忘備録。
Mac | MacBook Air 13inch(2011) |
OS | Snow leopard |
こちらから ODEの最新版をダウンロードします。 ダウンロードするファイルは「ode-0.11.1,tgz」になります。 つづいて、こちらから、 パッチをダウンロード。 どうもSnow Leopardでは数か所修正が必要なようなので、それに対応してくれるようです。
まずダウンロードしたファイルを展開します。 (ダウンロードしたファイルは同じフォルダにあるものとします。)
tar xzf ode-0.11.1.tgz cp ode0.11.1-OSX10.6.patch ode-0.11.1 cd ode-0.11.1
ここでパッチを当てます。
patch -p1 < ode0.11.1-OSX10.6.patch
これにて、インストール前の準備は終わりになります。 あとはマニュアル等にもありますが、下記の通りで。
sh autogen.sh ./configure --enable-double-precision make make install
これで終了です。 ODE関連のIncludeファイル、libファイルは下記にインストールされます。
/usr/local/include /usr/local/lib
しかし、こまったことに、このままだとdrawstuffを参照できません。 そこで、drawstuffをコピーします。
cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd include sudo cp -r drawstuff /usr/local/include/.
上記により、インクルードはできるようになりましたので、続いてライブラリを。
cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd drawstuff/src/.libs sudo cp * /usr/local/lib
このようにすることで、drawstuffのライブラリの以下の2つが上記のlibディレクトリにコピーされます。
libdrawstuff.a libdrawstuff.la
以上の環境を整えると、下記のコマンドでコンパイルができるようになります。
g++ -o test test.cpp `ode-config --cflags --libs` -ldrawstuff -lm -framework GLUT -framework OpenGL
ODEのズームをしようとすると、
ctrl + 2本指スクロール + クリック
でやるのが正しいようなのですが、MacのOSのほうの機能でも
ctrl + 2本指スクロール
でズームがあります。 クリックしていないと間違って画面のほうのズームになってしまうので、一瞬テンパります。 (あまりにテンパって再起動しました。。。) お気を付けください。。。