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次期バージョンへの意欲(2011/2/5記載)

日常業務に忙殺されて、自分の作ったこのフリーソフトのことをすっかり忘れていました。2011年になったある日、radisとdicomでgoogle検索してみました。以前は、このウェブサイトや自分の書いたブログ、Vectorの登録サイトしか出てきませんでしたが、今回は違いました。Radisのことを書いたネット記事がいくつか見つかったのです。


思いもよらないことです。重い腰をあげて、再び開発に着手しようという気になりました。
5年前とはずいぶん状況が変化しています。(1)まずPCの進化には目を見張るものがあります。あの当時は、Pentium4(もちろんシングルコア)の2-3GHz程度のCPUと、1GBのメインメモリ、Windows XPが普通でした。現在なら、10万円のデスクトップPCには、Core i7 3GHzと8GBメモリがついてきます。私のプログラムは当時は遅いものでしたが、今ならすいすい動きます。これは、あまり最適化のできない素人プログラマーには願ってもないことです。(2)CT,MRI,PETの進化もすさまじいものがあります。当時は64列CTが出始め、PETからPET-CTに変わり始めたころでしたが、今ではこれらが普通になっています。(3)ところが、フリーのビューアーはあまり進化していません。MacであればOsiriXがあるので問題ないのですが、Windowsには良いフリーのビューアーがありません。PET-CTをすいすい表示できるようなものはありません。ImageJとか、XMedConとか、DICOMプラグインをつけたIrfanViewなどで、とりあえず表示はできるものの、快適とはいえません。
そんなわけで、5年前の自分が書いたプログラムを読み直しているところです。
最優先にしている課題は、読めないDICOMファイルを減らすことです。おそらくダウンロードしてくださった方の多くが、1度目の起動で、読みたいファイルが開けなくて、2度と起動しないという状況になっているだろうと想像しています。
リリース時期は、2月中を目標にします。

未実装の機能:これらが必要な方は高性能なビューアをご使用下さい。(Ver 1.1.1リリース時の記事)

●以下に示す3次元機能はいずれも未実装
 ○MIP(maximum intensity projection)
 ○surface rendering
 ○volume rendering
●スライス厚が異なる場合にスライスレベルの整合性を保つ
●PET-CTの表示
●DICOM通信(サーバとの交信)

既知の不具合、仕様の問題(Ver 1.1.1リリース時の記事)

●BigEndian形式のDICOMファイルを読めない。
●2検査でスライスレベルを合わせての移動ができない。画像単位で移動してしまう。
●3画像以上開いたときに特定2画像のみを選択する機能がない。全選択 or NOTしか選べない。

旧サイト(geocities)

最終更新:2011年02月16日 08:26
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