六神合体ゴッドマーズ

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「六神合体ゴッドマーズ」

  • 放映日時 
    • TV版:1981年10月2日~1982年12月24日
    • 劇場版:1982年12月18日公開(今回未参戦)
    • OVA:六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説 1988年発売(今回未参戦)

概要

  • 鉄人28号やジャイアントロボを手がけた横山光輝の『マーズ』を原作としながらも、かなり大胆な改変が行われ原作とは完全に別物となった。
    • 原作の内容(特にラストの展開)があまり児童向けではない、ということで「原作は卵です。それをどう料理しようが、料理の仕方は時代が決めるものですからお任せします」という横山先生の了解もあり、ここまでの改変がなされた。
    • 原作の『マーズ』は後にOVAやTVアニメとして映像化されてる。
  • 放送当時はリアルに惑星直列の真っ最中であり、主人公が惑星直列の最中に地球に降り立ち成長し17歳となった1999年のグランドクロスから物語が始まる。

ストーリー


基本的な運用

  • なんといっても歩く敗北条件であるガイヤー(ゴッドマーズ)の存在が大きい、撃墜されないように細心の注意を払おう。
    • これを利用して全滅プレイをするプレイヤーが続出しているらしい、便利なのか不便なのか…。

登場人物

明神タケル

  • 17歳。
  • ギシン星人としての名は『マーズ』。さまざまな超能力を使いこなす。
    • 衝撃波、髪の毛針、テレポーテーション、テレパシー、透視、エネルギー交流、予知。
    • 得意な超能力は衝撃波と髪の毛針。
    • 今回はエースボーナスで超A級超能力者になる。若干『スパロボ64』の「超能力バグ」を連想させる性能である。
  • 自身の守護神ガイヤーと五神ロボの合体したゴッドマーズを駆り戦う。
  • 格闘のほうが伸びるがクラッシャー隊の射撃担当。
  • 実の兄であるマーグとの関係は、当時の大きいお姉様方を危険な妄想の虜にした。
    • 『D』に引き続き「もう誰にも渡さない。兄さんは俺のものだ!」のセリフが登場。
      • 本来、原作ではこの後に「地球のものだ!」と続くのだが。意味が大きく変わってしまう…。

飛鳥ケンジ

  • 24歳。
  • クラッシャー隊隊長、冷静沈着な性格。
  • 大塚長官の副官的な存在。
  • 戦闘中の回避時のボイスで「逃す」を「にがす」と読むミスがある。

伊集院ナオト

  • 17歳。
  • コスモクラッシャーでは射撃手ということを反映してか、精神コマンドは狙撃・必中を担当。
  • 原作での声優は鈴置洋孝氏であったが彼が故人のため四宮豪が代役を担当。
  • タケルの正体を知って真っ先にこれまでの友情を覆して手の平を返した男。
    • そしてタケルの覚悟を見て速攻でまた手のひらを反して、以降は最大の親友面をする調子のいい男。

木曽アキラ

  • 16歳。
  • 操縦士。加速・ひらめき担当。
  • タケルの正体を知って手の平を返した男その2。
  • ロゼの変身した女性に惚れ、手酷く騙されたお人よし。

日向ミカ

  • 15歳。
  • レーダー・通信士。偵察・分析・幸運担当。
  • 序盤では一応ヒロインの立ち位置にいたが、ロゼに全て持っていかれてしまった不憫な娘。

大塚長官

  • 42才。
  • CV:富田耕生
  • クラッシャー隊の最高責任者。地球防衛軍長官。
  • インターポール捜査官時代の宇宙魔王に関する事件での功績が認められ地球防衛軍長官になった。
  • 前番組『(太陽の使者)鉄人28号』からスターシステムで出演しているが、前作との関連性などは特に語られていない。
    • と思ったら、続編に『太陽の使者 鉄人28号』が参戦するとアナウンスされた。

明神静子

  • 42才。
  • CV:前田敏子
  • タケルの育ての母。
  • 本作では真っ先に兜甲児と錦織つばさの関係に気付いた。
  • ピーチ姫ポジション、ギシン星人に何度も攫われるがその度に無傷で救出される。

ロゼ

  • 17歳。
  • 身長164センチ、体重50キロ、B86、W59、H85。マーズはよくできた嫁をゲットしたようだ。
  • 第4恒星系第8番惑星の出身。
  • 変身や催眠を得意とし蝶の形をした衝撃波を放つ。
  • ルイという妹がいる。
  • 不可抗力とは言えマーグを殺してしまったのと、マーズと恋人になったことで腐女子から猛烈なバッシングを受けたヒロイン格。
    • 反面、デザインの良さもあり、マーグに思い入れのない男性からの人気は高かった。
  • 原作では超A級超能力者だが本作ではただの超能力者にされている。
  • 原作で専用機と思われる機体はロゼットン・ゼーロン・ローゼムと色々ある。
    • 『64』や『D』ではゼーロンに乗ってきたが、今回専用機は一切出てこない。
  • 今作ではフラグ抜きで強制的にコスモクラッシャーに乗り込む。
    • 『64』ではフラグを立ててもゼーロン一択、『D』ではフラグを立てるとゼーロン、立てないとコスモクラッシャー搭乗だった。

マーグ

  • 17歳。
  • 主人公の双子の兄。中盤にてズールに操られ、タケルと戦うことに……。
    • 放送当時、タケル以上に女性視聴者からの人気が殺到。コミケでも薄い本が大人気だった。
      • 彼が死んだ際には実際に葬式が行われたほどである。
  • 劇場版では洗脳の際に何故か全裸にされていた。
    • ロボットアニメにおいて、ファンサービスで全裸洗脳を描写した元祖。影響を受けた作品はスーパーロボット大戦オリジナルジェネレーションを含め数多い。ほとんどが女性だが。
  • タケルと同じ超A級超能力者でテレパシー能力はタケルをも上回るが、本作ではただの超能力者にされている。
    • 超能力L9との違いは敵陣営には無意味な「SP回復」の有無のみであるため、ある意味しょうがないのかも。
  • 『D』ではフラグを立てれば生存させられる上にOVA版ゴッドマーズまで持ってきてくれる大盤振る舞いだったが今回はバッチリ死ぬ。

ルイ

  • CV:滝沢久美子
  • 第4恒星系第8番惑星の出身でロゼの妹。
  • 姉とは違い非超能力者。
  • 反ズールのレジスタンス活動をしている。
  • 本作では転移で宇宙をさまよっていたゴッドシグマチームとバルディオスチームを助けた。

ゲル

  • ギシン星の超能力者。
  • 兄のグルの出番はカットされた。
  • CVの津嘉山正種氏はスパロボ初出演。この超大御所をこんな端役のために呼ぶとは贅沢な話である。

バレン

  • ギシン星の超能力者。
  • 変身、催眠術、発火の超能力を得意とする。
  • 特に印象が強い訳でもない1話限りのゲストキャラなのだが、スパロボでは何故か毎回登場する。
    • 実際にはコアな人気があったらしい。また、今回に限ればロゼと同じ声というのも大きい。
  • 正体が「ばれん」からバレン。

ワール

  • ギシン星の作戦司令官にしてズールの副官。
  • 悪いからワール。

サグール

  • ギシン星の諜報長官。
  • 得意とする超能力は衝撃波、幻視。
  • 探るからサグール。
  • 本作ではたったひとりである組織の懐にまで潜り込む活躍を見せる。ギシン星の諜報長官の力をもってすれば造作も無いことらしい。

ズール皇帝

  • ギシン星の支配者。
    • 宇宙の全ては自分のもの、逆らう者は皆殺し、とここまで徹底すると逆に清々しいぐらいに極悪。
  • スパロボに参戦するとトップクラスの能力で大暴れ。影武者だったり復活したり、とにかくしぶといのも原作再現。
    • 本作には分身が登場するが、本物と違いカットインがない。
  • 本作ではDr.ヘルや螺旋王に上から目線で絡んでくる。また様々な知識を持ち、彼らの真意もお見通し。
  • 過去作では五飛とよく絡んでいたが今作ではほとんど絡まない。
  • 愛を忌み嫌う。
  • ずるいからズール……なのだろうが、やってる事はずるいどころの話ではない。

ロボット

ガイヤー

  • 全長:15.0m、重量:250.0t
  • タケルが死ぬか機体が破壊されると、反陽子爆弾が爆発して地球が消滅してしまう諸刃の剣。
  • 反陽子エネルギーで動き、タケルの超能力を増幅して戦う。
    • ゴッドマーズが動かない分、原作でのロボットアクションはほぼガイヤーの独壇場だった。
  • 今回特殊能力欄に反陽子爆弾がついた。
    • 出撃させても敗北条件に追記されないから油断したらこの様だよ!
    • しまった!反陽子爆弾が……!
      • ゲームオーバー時に専用の演出があるので、一度は爆発させてみよう。
  • スパロボでは毎回反陽子爆弾解除イベントがあるが、1度爆発した事で起爆条件が解除されただけで爆弾そのものはガイヤーに装備されたまま。
    • そもそも反陽子爆弾は動力源なので、無くなるとガイヤーが動かなくなる。
  • 六神アタックは今回ガイヤーの必殺技になった。

ゴッドマーズ

  • 全長:50.0m、重量:1050.0t
    • 内訳は、ガイヤー250t、スフィンクス300t、ウラヌス&タイタン100t、シン&ラー150tで合計1050t。
  • 自己修復機能があるがスパロボではオミットされている。
  • 宇宙空間では亜光速、大気圏巡航速度マッハ20、地球引力圏脱出速度マッハ35。地球から太陽まで8分15秒で行ける。
    • 有名すぎる迷言は「光の速さで歩け!」。
    • しかし移動力6。現実は非情である。
  • 超能力を使いすぎると合体を維持できなくなる弱点が存在する。
  • 因みに他のロボは無人。マーズが地球に送られた件を考えれば当然だが。
  • 別名を不動明王。放送当時メカ作画を殆ど止め絵で表現していたためで、今作でもバッチリ再現されている。
    • より正確に言うと『原作よりよく動いている』になる。
    • 要するに「あまり動かない」のだが、逆にそれが重厚感があると評判。スタッフは解っていると言わざるを得ない。
    • 線が多すぎるデザインのため、アニメーターが「こんなもん動かせるか!」とブチ切れていたとか。
      • このような事情により、ゴッドマーズという作品はロボットの活躍よりもマーズとマーグを中心としたドラマ重視の作風となった。
  • 原作では六神合体=勝利と言っても過言ではない圧倒的な強さを誇る。敵の作戦もゴッドマーズに勝つのは無理と判断してか、合体妨害や合体破りなどが多い。
  • スパロボではファイナルゴッドマーズの時に剣を左手で持っているが、本来は右手持ち。戦闘画面の向きの関係上仕方ないね。
    • スパロボでの異名は『歩く敗北条件』。今日もどこかで響く、MAP兵器の発射音……。
  • 今回はマーグからペンダントを貰っても六神合体は自在に出来ない。フル改造のCBが必要。

コスモクラッシャー

  • 地球防衛軍所属コスモクラッシャー隊が駆る大型戦闘機兼移動指令基地。
  • 3機の戦闘機に分離できる5人乗りの戦闘機。いろいろと無茶である。
  • スペックは非公開。というかこの作品でガイヤーとゴッドマーズ以外の機体にはまともに設定がつけられていない。
    • 地球から発進し、燃料補給無しで冥王星まで行ったりできるスーパーマシンである。
  • ロゼ加入後にトリプル・レーザーを使うと専用のカットインが見られるよ!
  • レーザーのほかにもウルトラマリンという武装が存在する。
  • 以前まであった補給装置は今回無し。あったら最強クラスのサポートユニットとなれただけに惜しい。

補足

  • 同作品はスパロボシリーズの参戦作品で唯一「声無しの据え置き型ゲームの『64』で初参戦し、携帯機で声付き初参戦」と言う扱いの作品である。
  • キャラクターが美形なのも相まって当時の女性に大人気だった。
    • スパロボのオリジナルキャラクターデザイナーとして、本作にも参加している河野さち子氏もその一人。
    • 元祖・腐女子御用達アニメとも言われる。
    • その熱烈なファン活動により、劇場版やOVA製作が実現している。
  • 鉄人28号からショタコン(正太郎コンプレックス)という言葉が生まれたことも考えると横山御大はつくづく偉大なお人である。
  • 六神合体のインパクトと、それを完全再現できるDX超合金の完成度によって玩具は非常に良く売れ、ギシン星編で完結するはずが二度の延長を成し遂げている。
  • 放映当時大ブームだったガンプラの影響もあり、本作にも登場しているバルバラやバキューム、グルダー、コールガッチなどの雑魚メカまでプラモ化された。

過去参戦作品

  • スーパーロボット大戦64
  • スーパーロボット大戦D

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最終更新:2023年01月09日 11:07