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松本昌次と読む珠玉の戦後文学エッセイ ~朗読・解説・ディスカッション~
敗戦(1945年)を機に一斉に開花した戦後文学は、日本の植民地支配や侵略戦争
を批判するところから出発した。戦後文学者が世に問うたすぐれた作品群は、混
迷する現代日本を生きるわたしたちを鼓舞してやまない。昨年の第Ⅰシリーズの
好評にこたえた第Ⅱシリーズ。講師の松本昌次さんは、元「未来社」に勤務。半
世紀以上編集の仕事に携わり、戦後文学の名著を数多く世に送り出した。
第一回<花田清輝> 2011年1月22日(土) 14:00~16:30
「再出発という思想」-「抵抗者」としてのチャップリン像を鮮やかに描く。
「大きさは測るべからず」-生きることもできず、死ぬこともできなかった戦争
末期のやるせない日本人の魂。秋元松代の戯曲『常陸坊海尊』評。
第二回<富士正晴> 2011年2月19日(土) 14:00~16:30
「魯迅と私」-富士流魯迅解釈は、破天荒で鋭い。
「マンマンデーとカイカイデー」-馬の扱いに見る中国人の民族性とは。
第三回<上野英信> 2011年3月19日(土) 14:00~16:30
「豚の孤独」-朝鮮人坑夫夫妻とのこころの交流と、それを阻むもの。
「わがドロツキストへの道」-筑豊の廃鉱に住みつき、炭鉱の悲惨さを見つめ続
けた筆者の覚悟。
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佐々木有美
最終更新:2011年01月03日 15:04