「戦争だーーー。」
「どうしたどうした。朝からテンション高えな。こっちは低血圧だぞ。」
「学校、それは戦場である。」
「お前さ・・・キモいぞ。」
「戦場は戦いの場である。」
「頭が痛くなってきた。」
「まずぼくらに課せられたミッションは学校を楽しむことだ。」
「また変な漫画見たな、例えば?」
「学校にはいろいろある、悪戯、告白、バンド、不法侵入などなど。」
「最後のは犯罪だ。まぁいいお前が告白したときは失敗したら腹抱えて笑ってやるし億が一成功したときは全力で妨害してやる。」
「相変わらず性格悪いな。」
「お褒め頂いて有難う御座います。」
「お前さ俺じゃなかったらもうこうやって付き合ってないぞ。」
「結構、ぼくは一人でも生きていけるから。」
「やっぱりお前は性格ひん曲がってるね。」
「全然。」
「素直じゃないな。」
それがぼくらのいつもの会話である。
いつも一緒にいるのが徹平、僕の名前は大輝である。
「じゃあ最初は何やる?」
「じゃあまずはお前の告白からだ。思いっきり笑ってやる。」
「お前もだぞ。誰がいいかな~」
「僕も?!」
「当たり前じゃないか。」
最終更新:2011年03月05日 21:05