第10話「THE END of darkness world」

335 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:14:21 ID:plVnpnXm0
~藤沢厩舎~

藤沢「ぐふふふ!ついに、ついに完成した…!!」

ペルーサ「…」

藤沢「ハイパーメカペルーサ…!!」

ペルーサ「ウィーン ガシャーン ス、スゴイ…」

藤沢「これで天皇賞はもらった!!」




宏司「これはヤバイ…」


336 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:20:23 ID:plVnpnXm0
~浜中厩舎~

浜中「えっ、次元連結が進化した?」

ドリジャ「ああ!今度はすげーぞ、この世界をまるごと超空間にできる!」

アパパネ「それって、アニメイトが世界を闇に包み込んだみたいになるの?」

ドリジャ「近からず遠からずだな…。まぁ本番を見ててくれや」

アンジェリカ「ちょーくーかんってなにー?」

ディアーナ「おしえてー」

ディザイア「知らないわよ!」

典弘「そういやジャーニーは誰に依頼するんだ?やっば池添か?」

浜中「大江原で行きます」

大江原「やったぜ!!ついに俺の時代がきた!!!!」

レーヴ「世も末だな」


337 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:25:06 ID:plVnpnXm0
~牧厩舎~

ヨートー「ほらほらどうした!首を下げて走らんか!」

ニゴウハン「ひぃぃぃ~」

ツーピース「もう疲れたよぉ~」

ヨートー「これぐらいで音を上げるとは…もっと精進したまえ!」

バンッ

宏司「ヨートー!」

ヨートー「おお、これは北村殿。そんなに慌てて何事ですか」

宏司「藤沢が…藤沢がとうとうハイパーメカペルーサを完成させた」

ヨートー「ほぉ…あの男の懲りんな…」

牧「ええー、あのメカペルーサがさらに強くなるの?勘弁してよ~!」


338 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:32:12 ID:plVnpnXm0
宏司「ハイパーメカペルーサに太刀打ちするとしたら、方法はただ一つ…」

ヨートー「フッ。あの秘技を出す日がまさか来ようとは…」

宏司「真・烈風斬…」

牧「真・烈風斬?」

宏司「しかしヨートー、あの技は一回限り…成功したとしても、お前の妖刀は…」

ヨートー「熱で溶けちまうだろうな…。だが構わん」

ヨートー「再びこの世を救うためならば、喜んでこの身を焦がそうではないか」

宏司「ヨートー…」

牧(なにコイツ…かっこいい…)


340 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:40:22 ID:plVnpnXm0
守「ヨートー…あいつはあいつなりに覚悟してるようだな」

アニメイト「ねぇ、守さん」

守「なんだい?」

アニメイト「…ついてきてくれる?」

守「ん?」

アニメイト「私と一緒に、地獄の底までついてきてくれる?」

守「…すまない、それは約束できない」

アニメイト「え…」

守「俺は地獄へなんか行きたくない」

アニメイト「…」

守「でも、約束しよう。もし君が地獄の底に落ちそうになったら、
   俺が何度でも引っ張り上げてみせる!」

アニメイト「守さん…!」


ヨートー「フッ。若いとは素晴らしいな」

宏司「守さんは若くはないけどな」

牧「とりあえず、空気を読んであげよう」


343 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 18:55:03 ID:plVnpnXm0
1枠1番  ローズキングダム  武豊
2枠2番  ジャガーメイル   C.ルメール
3枠3番  イコピコ      四位洋文
4枠4番  ペルーサ      C.スミヨン
5枠5番  ムラマサノヨートー 北村宏司
6枠6番  ショウワモダン   後藤浩輝
6枠7番  ドリームジャーニー 大江原圭
7枠8番  エイシンアポロン  蛯名正義
7枠9番  トウカイメロディ  吉田隼人
8枠10番 アロマカフェ    小島太一
8枠11番 アニメイトバイオ  石橋守

藤沢「ふふっいい枠を引いた…」


宏司「ペルーサの横か…」


守「大外か…」


345 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 19:04:32 ID:plVnpnXm0
実況「天皇賞春、今スタート!」

ワーワー

豊(さて…ここは溜め殺すか…)

ローキン「抑えすぎだ豊!」

ペルーサ「ターゲット、ホソク」

豊「ん?」

ペルーサ「ハイパーペルーサミサイル、ハッシャ」

シュパッ

豊「ふっ甘いな!それは俺の残像だ!」

ルメール「アマイノハ、ソッチダヨ!」

ペルーサ「ソノミサイル、ドコマデモ、オマエヲオウ」

豊「な、何!?」

ちゅどーん

ローキン「ヒクヒク」

豊「ひ、卑怯すぎる…」


347 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 19:10:36 ID:plVnpnXm0
大江原「しゃらくせぇ!ジャーニー、さっさとアレやっちゃおうぜ!」

ドリジャ「貴様に指図されるのは気に食わんが…仕方ない、やるか!」

ドリジャ「超空間開放!!」

グオオオオオッ

守「やはり来たか…」

アニメイト「そうはさせないんだから!」

アニメイト「ダークネスワールド開放!!」

ズオオオオッ

実況「な、なんか知らんが大変なことになってる!世界崩壊とか言うレベルじゃねえ!!」

宏司「こ、これは…」

ヨートー「ふむ…どうやら超空間と闇の世界が調和しているようだな…」

後藤「世界を救うのは俺だ!ショウワモダン、モダン空間開放だ!!」

ショウワモダン「そんな能力ねぇよ」


349 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 19:17:17 ID:plVnpnXm0
四位「おいこのままじゃやべーぞ!」

後藤「蛯名さんの眉毛でなんとかしてくださいよ!」

蛯名「無理だ!このカオス空間では流石のこの眉毛でも…」

後藤「おいアロマカフェ!アロマ空間開放しろ!」

アロマ「できねーよ。もし出来たとしても、癒しの空間にしかならんだろソレ」

後藤「トウカイメロディ!世界を調律するメロディを奏でろよ!」

メロディ「できねーよ。リコーダーしか吹けん」

後藤「イコピコ!なんかピコピコしろよ!」

イコピコ「意味わかんねーよ」


350 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 19:25:39 ID:plVnpnXm0
藤沢「ぐふふっ!この時も待っておったのよ!ルメール、青いボタンを押すのじゃ!」

ルメール「リョーカイダヨ!」

ポチッ

ギュイィィィィィン

ドリジャ「な、なんだ!?」

アニメイト「私たちの空間エネルギーが…吸い取られていく?」

ペルーサ「エネルギー、ジュウデン、ヒャクパーセント」

藤沢「がははは!愚か者どもめ!貴様らのその力、所詮はペルーサのエネルギー源にすぎん!」

宏司「おいおいおいおい…こりゃ本格的にヤベェぞ」

ヨートー「ふむ…ポンコツにしては中々洒落たことをしよる…」


352 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 19:55:59 ID:plVnpnXm0
実況「今年から藤沢厩舎所属になったルメール騎手。そのルメールが乗るペルーサ!
    なんと巨大化しています!すごい!全長100mはある!」

藤沢「ふははは!ペルーサよ、虫ケラどもをまとめて蹴散らせ!」

ペルーサ「ペルーサミサイル、ハッシャ」

ドガーン

守「ぎゃあ!」

宏司「守さんが吹き飛ばされた!」

ヨートー「北村殿、ゆくぞ!」

宏司「お、おう!」


355 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:03:43 ID:plVnpnXm0
ヨートー「いざ!成敗!!」

宏司「村正の妖刀、稲妻五段斬り!」

ガキィィィィン

ヨートー「なっ!?」

宏司「妖刀が…折れた?」

藤沢「がっはっは!妖刀の攻撃も計算済みよ!ハイパーメカペルーサはハイパー鋼鉄製じゃ!」

ヨートー「わ、私の刀が…」

宏司「ヨートー…」

アニメイト「もう…ここまでなの…?」


356 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:07:01 ID:plVnpnXm0
藤沢「ペルーサ!まずはそこの牝馬から片付けてしまえ!ハイパーペルーサパンチだ!」

ペルーサ「ウィーン ガシャーン クラエ、ハイパーペルーサパンチ」

アニメイト(もう駄目……!)






守「アニメイトォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」


357 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:14:05 ID:plVnpnXm0
アニメイト「!!」

宏司「守さん!」

ヨートー「守殿!」

守「言っただろアニメイト!もしお前が地獄の底に落ちそうになったら、
   俺が何度でも引っ張りあげてやるってなぁ!!」

藤沢「バカめ!生身でハイパーペルーサパンチは崩せんぞ!」

守「守パァァァンチ!!」

バゴンッ

ペルーサ「!?」

藤沢「バカな!!ペルーサの右腕がぶっ壊された!!」


藤沢「まだだ!まだ終わらん!ペルーサ、ハイパーペルーサ砲だ!!」


360 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:23:34 ID:plVnpnXm0
ペルーサ「ハイパーペルーサホウ、スタンバイ」

ウィィィィィン

アニメイト「やらせない!!」

守「アニメイト!俺はいいから、早く逃げるんだ!」

アニメイト「守さん、最後に一つだけ、あなたに伝えておきたい事があるんです」

守「アニメイト?」

アニメイト「I love you」

守「えっ?」

アニメイト「『I love you』という言葉に初めて二葉亭四迷がぶつかったとき、
       どう訳すか彼は悩みました」

アニメイト「今みたいに「好き」とか「愛している」とか使わない時代ですから。
       それで、彼は何と訳したと思いますか?」

守「…」

アニメイト「彼はこう訳しました。『私は死んでもいい』……と」

守「アニメイト!」

アニメイト「だから私はあなたに言います」

アニメイト「I love you」


363 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:30:23 ID:plVnpnXm0
宏司「くそっ、ただ見てるだけしかできないのかよ…!」


牧「ヨートー!北村くん!これを使うんだ!!」ヒョイッ

パシッ

宏司「こ、これは…」

牧「私がこの日のために、丹精込めて研ぎ澄ました新しい妖刀だ!」

ヨートー「牧先生…!かたじけない!」ソウチャクッ



ペルーサ「ハイパーペルーサホウ、ハッシャ」

ズギュウゥゥゥゥゥゥゥゥン


364 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:38:52 ID:plVnpnXm0
アニメイト(これで…よかったのよ…)

守「アニメイト!!」


ヨートー「お取り込み中のところ申し訳ないが、ここは我々に任せてもらおうか!」

宏司「うおおおおお!」

藤沢「ぐははは!無駄だ無駄無駄!何度やっても結果は同じよ!」

宏司「藤沢先生、すみませんが貴方の野望は今日で終焉ですよ!」

藤沢「な、何!?」

ヨートー「天よ、地よ、花よ、鳥よ、風よ、月よ!生きとし生けるすべてのものよ!
      我に…我に機械仕掛けの悪を絶つ力を、世界を明日へと導く力を与えたまえぇぇぇ!!」

藤沢「何だ、何だこれは!?」

ヨートー&宏司「真・れっぷぅぅぅぅぅざんっ!!!!!」

ズバッ チュドーン ドッガーン




365 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:43:43 ID:plVnpnXm0
宏司「やった…やったんだな、俺たち!」

ヨートー「天誅、完了」

藤沢「私の…私のハイパーメカペルーサが……」ヘナヘナ

ペルーサ「ん?あれ?ここは?」

職員「君失格ね」

ペルーサ「えっ…またこの流れかよorz」

ヨートー「そう肩を落とさず、また精進すればよいではないか。藤沢殿」

藤沢「よし!次はメカリリエンタールだ!!」

宏司(懲りてねぇ…)


366 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:50:33 ID:plVnpnXm0
アニメイト「守さん…」

守「アニメイト…」


ヨートー「フッ。若いとはまことに素晴らしいのう」

宏司「ああ…心なしか守さんも若々しく見えるな」

守「わかる?実は超空間とか闇の世界とかの影響で20歳ぐらい若返ったんだよ」

後藤「そんなバカな…」

藤沢「ずるい!俺も若返りたかった!!」


アニメイト「ヨートー先輩!また先輩に助けられちゃいましたね…本当にありがとう!」

ヨートー「フッ。私如きに助けられているようでは、そなたもまだまだよのう」



ヨートー「精進したまえ」


367 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 20:56:29 ID:plVnpnXm0
~モズバーガー~

アパパネ「まさかあんな変態が世界を二度も救うなんて…」

アニメイト「でも、最近のヨートー先輩結構まともなんだよ?」

ミオリチャン「へぇー。あの変態がねぇ…」

アプリ「ね、ねぇ、ミオリン…」

ミオリチャン「ん?」

アプリ「あ、あのね…来週のヴィクトリアマイルなんだけど…」

???「あら?ミオリンじゃない」


369 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 21:03:55 ID:plVnpnXm0
アパパネ「げっ」

ミオリチャン「ぶ、ブエナビスタ?」

ブエナビスタ「うふふ。久しぶりね、ミオリン♪」

アプリ「あなたがミオリンとか気安く呼ばないでくださいよ!」

アパパネ「ちょうどいいわ!やいこらブエナ!ヴィクトリアMでまた負かしてやるわ!」

ブエナビスタ「ごめんあそばせ。あなたに用は無いの」

アパパネ「んなっ」

ブエナビスタ「んふふ。ミオリン、ヴィクトリアMでワンツー決めようね♪」

ミオリチャン「えー…私は掲示板に載れればいいよ…」

アプリ「駄目です!ミオリンは私とワンツー決めるんです!」

ゴゴゴゴゴ…

ミオリチャン「だ、誰かたすけて…」



つづく






373 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2010/11/17(水) 21:17:25 ID:plVnpnXm0
次回予告

ブエナビスタとアプリコットフィズの猛アプローチにジレンマを抱えるミオリチャン。
北村宏司を背にして浮かれ気分のラドラーダ。
国分優作を背にして妖しく微笑むワルキューレ。
大江原に騎乗される羽目になったレッドディザイア。
そしてアパパネと浜中俊…。
様々な思いを乗せ、今ヴィクトリアマイルのゲートが開かれる。



次回、アパパネと浜中俊が恋に落ちたらどうすんの?Season2

第11話、「恋人たちのヴィクトリアマイル」

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最終更新:2010年11月21日 19:49