第10話「翼を狩る者」

878 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 18:56:12.61 ID:SyUF0Hm/0
優木「さあ、今日はエリザベス女王杯です!」

福原「では早速パドックから行きましょう」


パドック終了


福原(え…?何か牡馬が3頭ほどいたような…?)

優木「?どうかしましたか福原さん?」

福原「いや…牡馬が3頭いますよね?」

ヒロシ「何言ってんすかwエリ女は牝馬限定っすよ?wwwww」

翠「しっかりしてくださいよ福原先輩www」

福原「…」



879 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:01:46.58 ID:SyUF0Hm/0
三宅「さぁこのカオスな予感しかしないメンバーで、今ゲートオープン!」

コロンバスサークル「先手必勝!」

太一「このまま逃げ切り勝ちだぜ!」

ミオリチャン「させるかいっ!」


三宅「コロンバスサークルとミオリチャン、スタートから果敢に先手を奪いあう形!」

宏司「おい、何出遅れてるんだ」

ラドラーダ「ペルーサから教わったのよ」

宏司「今後、無意味なことを教わるのはよそうな」


アパパネ「私たちも負けてられないわね」

アニメイトバイオ「うん!」

ブエナビスタ「それじゃ、行きますか!」バサッ←翼



880 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:07:55.60 ID:SyUF0Hm/0
三宅「あ!アパパネとアニメイトとブエナが翼を広げた!!」

三宅「初めて見る人は驚かれるでしょうが、最近の競馬界ではこれが普通です」


ムーア「hey!」

スノーフェアリー「分かってる!」

ジャキンッ

三宅「わっ!スノーフェアリーが鎌を取り出した!なんと物騒な!」

スノーフェアリー「いただきっ」

アニメイトバイオ「きゃーっ!」

守「アニメイト!」

アニメイトバイオ「わ、私の翼が…」

スノーフェアリー「ふふっ。恨まないでね♪」

浜中「こ、こいつぁやべぇ…」



881 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:19:12.28 ID:SyUF0Hm/0
ムーア「hahaha!next、you!」

アパパネ「こ、こっちに来る!」

浜中「ちくしょう…どうすりゃいいんだ!」

ドドドドド

浜中「ん?」



882 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:20:31.77 ID:SyUF0Hm/0
ザッ

ブエナビスタ「この娘には絶対触れさせないよ!」

横山「浜中、アパパネ、ここは俺たちに任せろ!」

浜中「横山さん!」

アパパネ「ぶ、ブエナ…どうして…」

ブエナビスタ「勘違いしないで。私はアンタと平等に戦いだけよ」

横山「その通り」

ブエナビスタ「それを邪魔する奴は私が許さない。さぁ、行きなさい」

浜中「恩にきります、お禿さま!」

アパパネ「ありがとう、おばさん!」


横山「おい禿とか言うな」

ブエナビスタ「おばさんじゃないわよ!」



883 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:25:17.92 ID:SyUF0Hm/0
横山「とは言って格好つけたものの…」

ブエナビスタ「どうしましょう…」

スノーフェアリー「勝機もないのに出張るなんて…命知らずね」

横山「ブエナ、あまり無理するなよ」

ブエナビスタ「分かってるわよ。光の翼で持ちこたえてみせる…」

横山「まさかお前がアパパネを守るなんてな…」

ブエナビスタ「…私は、あの娘のこれからの可能性を信じてみたくなっただけよ」

スノーフェアリー「それじゃあ、行くよ♪」

ドドドドド

横山「ん?」



884 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:32:01.27 ID:SyUF0Hm/0
ザッ

ヨー子「またんかいwwwお鎌のねーちゃんwwwってオカマは俺かwwwなんつってwwwww」

勝春「だははwwwwワロスwwwwwww」

横山「勝春!?」

ブエナビスタ「ヨートー先輩!」

ヨー子「ちょwwwwバレてたんかいwwwwww」

勝春「なら話は早いぜ!横山さん、こいつは俺たちで食い止めます!」

横山「おまえら…」


横山「じゃあ先に行くわ」

勝春「早っ。もうちょっと余韻に浸るとかないんすか」

ブエナビスタ「ありがとう、オカマ先輩!」

ヨー子「やかましいわwwwww」



885 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:56:12.35 ID:SyUF0Hm/0
スノーフェアリー「ええい!次から次へと…」

ドドドドド

スノーフェアリー「ああもぉ!今度は誰よ!」

宏司「ふぅーやっと追いついた…」

ラドラーダ「私たちどんだけ出遅れてたのよ…」

宏司・ラド「「アッハハハハハ」」

スノーフェアリー「…」


宏司「ん?勝春さんにムーア…」

ラドラーダ「こんなところで何油売ってんのよ」

スノーフェアリー(状況把握してねえ…)

勝春「いや、油っつーか喧嘩売られてよ~」

ムーア「おい、お前らが勝手に乗っかって来たんだろ!」



886 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 19:59:59.11 ID:SyUF0Hm/0
ラドラーダ「なるほどね…」

宏司「それじゃあ…」

ラドラーダ「私たちも便乗しますか!」

勝春「おっ。ノリいいね」

ヨー子「さすがイケメン!」

宏司「ところでヨートー、なんだその格好は」

ヨー子「やっぱバレてるwwwww」

勝春「このままじゃ失格濃厚wwwwww」


ムーア「よーし、もう誰も来ないな?邪魔は入らないな!?」

勝春「多分」



887 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:03:49.49 ID:SyUF0Hm/0
ムーア「多分って何だよ!」

勝春「いやもう来ないよ、後ろ誰もいないし」

ムーア「そうだな。よし、じゃあ改めていくぞ!」


???「おーい、みんなー」


ムーア「今度は誰じゃい!!」

スノーフェアリー「えっ?どこ?どこにいるの?」

???「ここだよここー」

勝春「ん~?どこだ~?」

ヨー子「何か俺の股間部から声がするんだが」

宏司「あっ、お前は!」



デュランダル「そうです、私がデュランダルです」



888 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:09:34.45 ID:SyUF0Hm/0
ヨー子「ちょwwww何これwwwww俺のちんぽが突然変異wwwwwww」

デュランダル「いやいやいや!お前が俺を勝手にはめ込んだんだろ!!」

宏司「そういやそんな事もあったな」

ヨー子「そうだっけ?」

デュランダル「忘れんなよ!」

ムーア「しかし、にわかには信じられん話だな…」

スノーフェアリー「本当は勝手にヨー子さんの股間に寄生したんじゃないの?」

ラドラーダ「やだ~…最低~」

デュランダル「好き好んで股間に寄生しねーよ!」



889 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:13:53.23 ID:SyUF0Hm/0
ヨー子「隙アリ!!」

ムーア「うおっ、不意打ちかよ!きたねー!」

ガキィィィィン

パキッ

デュランダル「ぎゃあぁぁぁ」

勝春「あ、折れた」

ヨー子「さらばだ、デュランダル」

宏司「君の勇姿、忘れはしない」

ラドラーダ「だから今は、どうか安らかに…」



デュランダル「おい勝手に殺すな。ヨートーの股間部から切り離れただけだ」



890 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:19:40.16 ID:SyUF0Hm/0
勝春「なるほど、つまり晴れて自由の身になれた訳か」

デュランダル「そうだな」

宏司「良かったじゃないか」

デュランダル「そうだな」

スノーフェアリー「まだ立ち向かうって言うなら、喜んで真っ二つにするけど」

デュランダル「いや、帰るわ。種付けしなきゃならんし」


ムーア「おい、何だよこのホンワカした空気」



891 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:22:54.27 ID:SyUF0Hm/0
こうしてデュランダルはムラマサノヨートーの股間から離れ、

種付けをすべく牧場へと帰って行ったのだった。

ありがとう、デュランダル!

さようなら、デュランダル!


  デュランダル物語・完



ムーア「おい、完って何だ完って。そもそもその『デュランダル物語』ってどこからどこまでの話だよ」



892 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/09/06(火) 20:28:31.31 ID:SyUF0Hm/0
次回予告

スノーフェアリーからアパパネを庇うブエビスタを庇ったムラマサノヨー子、
そして出遅れて、その現場に運悪く立ち会うハメになったラドラーダ。
デュランダルが旅立ち勝機を失ったかと思われたその時、
藤沢和雄が一か八かの賭けに出る。
そして今、ラドラーダに大きな転換期が訪れようとしていた…





次回、「帝国の逆襲」

デュランダル「ただいまー」

牧場の人「今までどこ行ってたんだ!罰としてご飯ぬき!種付けもぬき!」

デュランダル「え」

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最終更新:2011年09月20日 23:53