FFC農法


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注意:このページの内容は、2007年12月9日時点の情報に基づいて記載しています。現時点ではリンク切れ、リンク先の内容の更新等が発生している場合があります。随時確認のうえ更新しますので、ご了承願います。

FFC農法

FFC農法とは何か?

北海道の方から、「FFC農法の農家に会って『びっくり』したので、検証して欲しい」とのリクエストをメールでいただいたので、検証してみます。
FFC(農法)については、おそらくアカツカグループのサイトにおける説明が、正式なものと考えられます。
上記のページには、
FFCとはアカツカグループが「生物の機能を高める」と認めたものの総称です。
とあり、また、
FFCとは特殊な鉄分、Ferrous(フェラス)Ferric(フェリック)Chloride(クロライド)に由来しています。
生命の誕生や進化に関わった太古の水、植物の光合成、自然界で浄化される水の循環機構、土壌中の物質循環などの総合的な研究からFFCが生まれました。
と説明されています。
Ferrous(フェラス)Ferric(フェリック)Chloride(クロライド)(以下FFC)とありますが、Ferrous Chlorideは塩化鉄(Ⅱ)、Ferric Chlorideは塩化鉄(Ⅲ)のことです。どちらも自然界にごくありふれて存在しますし、「特殊な鉄分」とは言えないと思います。
また、「アカツカグループが認めたものの総称」と言いつつ、何を「認めた」のか明らかにされていません。
さらに、同じページには、FFCテクノロジーの3つの特徴として、
1 生物の機能や活性を高め、酸化や腐敗を抑制する。
2 水と土壌を改良し、自然界の物質循環を円滑にし、環境を改善する。
3 水を活性化し、ミネラルや栄養分の吸収を助ける。
との説明があります。
このうち、1番については明らかに矛盾があります。生物の機能や活性が高まるということは、普通は活動量が増えることを指しますから、必要なエネルギーも増加します。一般的な生物にとってのエネルギー獲得方法の多くは酸化反応ですから、酸化が抑制される環境ではエネルギー獲得が進まず、活性が高まるとは思えません。

FFC農法とは何か?-具体的な説明はあるのか?

上記のページだけでは、FFC農法とはどんな農法かについて判断することができないので、アカツカグループのサイト内にある別ページも見てみました。
関連がありそうなページについて、順に検証してみます。

1 FFC誕生物語

「第一部 FFCパイロゲン誕生秘話」と称して、パイロゲンなるものの生い立ちをマンガで紹介しています(第二部以降は見つけられませんでしたが)。その紹介によると、
1982年コスタリカから輸入したドラセナが腐りかけた時に、ある特殊な水を使い蘇らせることができました。そこから水の研究が始まり、1985年に超微量の鉄分の技術を確立。そして体に良い酢とビタミン等を配合し、FFCパイロゲンが誕生したのです。
とのことです。
また、マンガの説明中にも、「活性作用のある特殊な水(鉄分の働き)」とありますので、水に特殊性を求めているのがわかります。
しかし、どのように「特殊」なのかは相変わらず謎のままです。「超微量の鉄分の技術」とありますが、どのような鉄分が、どの程度入っているのかわからなければ、追試もできません。
なお、パイロゲンの製品情報は、パイロゲンを普及(販売?)しているFFC普及会のパイロゲンのページにあります。
他ページではモンドセレクション最高金賞受賞と紹介されているので、食品としての評価は高いと言えるでしょう。
ただ一方で、表記されている成分の最後に「その他天然ミネラルウォーター」とあるのですが、「活性作用のある特殊な水」はどこにいったのでしょう?この成分を見る限り、農林水産物の生育に関しては、一般的な食酢以上の効果がどの程度あるのか不明ですが。

2 その他のFFC資材

上記ページには、「業務用」と称しているFFC資材が紹介されています。内容は、
  • 業務用元始活水器:大量の水を瞬時にFFCウォーターに。経済を潤す安全・安心な生産のために使用。さらに職場環境や自然環境までもが改善の方向に。
  • FFCセラミックスシステム:受水タンク設置タイプ。タンクの大きさや1日の使用量に応じて対応するFFCセラミックスシステム。大かがりな工事を必要としませんので簡単に導入可能です。
  • FFCエース:ありとあらゆる作物の土壌に少量混入し、灌水するだけで生命力あふれる土壌環境に蘇ります。
  • FFCミネラル:水産、畜産の飼料に少量混ぜて与えれば、魚や家畜が元気に育ちます。
となっています。
「FFCウォーター」という言葉が始めて出てきますが、「活水器あるいはセラミックスに通水した水」という意味であると思います。ただし、自然環境はともかく、活水器で改善する「職場環境」とはいったい何なのか、激しく謎ですが。
また、FFC普及会の元始活水器の紹介ページでは、
水道管の元に取り付けると、お使いになるすべての水は蘇生力が高められたFFCの情報をもった水に変わり、健康づくりや地球環境の改善に役立ちます。
と紹介されていますが、「蘇生力」とはどのような効果をもたらすか明らかにされていませんし、「情報をもった水」という表現も意味不明です。活水器を通水することにより、水に何らかの変化がもたらされるのであれば、最も有力なのは化学成分の増減だと思いますので、検証は可能と思いますが、それ以外のミラクルな効果をうたうのであれば、信憑性は著しく低下します。

結論

以上の情報から類推するに、FFC農法とは上記のいずれかの資材を利用、あるいはその組み合わせによる農法であると考えられます。「アカツカグループが認め」る限りにおいては、その定義で構わないと思います。
ただし、それぞれの資材の効果については、成分や使用方法、他資材との比較実験結果が明らかにされない限り、判断を保留します。少なくとも、現時点では「活水器」に関する説明が謎だらけです。

余談;FFCとパイウォーターの共通点?

ところで、塩化鉄の特殊な効果をうたう活水器、あるいはその活水器によってつくった水というと、「パイウォーター」というものがあります。FFCとパイウォーターとの間に明確な関係が認められるわけではありませんが、水の効果の説明には似通っている部分(酸化を抑制等)がありますし、パイウォーターはFFCセラミックスを使用している(FFCの元始活水器にも使用)とのことですから、同等の効果が発現するものと考えられます。(もし明らかに異なる情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お知らせいただきたく存じます)
パイウォーターに関する解説は、水商売ウォッチングのパイネットへのコメントが参考になると思います。
(すでに元サイトは閉鎖されてしまったようですが、主張内容が大きく変わっているわけではないと考えられます。)
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