M142

ゲーム内解説

 アメリカ海兵隊が使用する自走多連装ロケット砲

使用感・備考

 DLC「ArmoredKill」で新たに追加された車両で、ガンシップとならぶ重要な要素。
 自走砲という新たなカテゴリで独立している。
 中~遠距離の目標に対して砲撃するのに特化した兵器。

 1番席と2番席が存在するが、ドライバーとガンナーは一人二役で運用するので搭乗人数は1人のみ。

 防御面に関しては一見、何の変哲も無いトラックだが、車体には防弾加工がしており小銃程度なら無傷で済む。
 ただし、ガラスは防弾能力は無いのでドライバーが直接撃たれる、爆発物などによってドライバーのみが死亡してしまうケースも少なくないので要注意。

 標準装備のロケット砲は強力無比であり、並の戦車ならば数発で破壊してしまうほど。
 超長距離の射程を持ち安全圏から敵を一方的に攻撃できるのが強み。
 よってフラッグに対して長距離砲撃をすることで、味方の侵攻や拠点等の防衛を支援する役割を持つ。
 これに乗ったら、左上に表示されるチャット内容にも気を配り何処に支援をするかよく見極めること。

 しかし所詮は軍用トラックなので機動力はかなり低い。
 馬力と加速性能が特に低いので坂道を登るのに苦労し、車体も大きいので対戦車能力を持つ車両や兵科からしてみれば格好の的。
 特に突出してくる戦車駆逐車や単独のジープには要注意。射撃中に奇襲され鹵獲、最悪敵陣にお持ち帰りされた日には目も当てられない。
 マップを良く見て射撃場所を特定されない為に、場所を頻繁に変えていくのも手。

 前述も通り小銃には耐えるが対戦車ミサイルには弱く、ロケットランチャー1発で無力化する。
 主観&3人称視点も視界は悪く、地雷やC4も天敵となりうる。
 加えて近距離の敵には全く対応できず肉薄されれば逆に一方的にやられる羽目に。

 アップグレード近接防御を使用すれば周囲に熱煙を撒き、ある程度の自己防衛は可能。
 近接スキャンと組み合わせれば尚良し。

 ロケット砲が真っ直ぐ飛ぶのは車両が完全な平地で撃った場合のみ。わずかな傾斜に乗った場合、撃ってみると狙ったところに飛ばず、大幅にずれてる場合がある。
 これは、車両からの視点で狙うのと、地面からの視点で狙うのとでは違うため。よって、車両が傾斜などに乗った場合は、試しに一発撃って見て
 どこに着弾するのかを見極めてから叩き込んだほうがよい。
 だが、着弾修正はかなり難しい上、この車両の装填時間は非常に長いため、なるべく平地で撃った方が狙いやすい。
 特にAlborz Mountainのコンクエストだとマップ全体が山で、平地がほとんど無い。かなり狙いが付けづらいので注意が必要である。

 だが、着弾地点はスタートボタンを押して全体マップを見ると着弾点が水滴の波紋のような感じで表示される。(PS3版)
 それを見て修正をすれば、効果的な攻撃をすることが可能だ
 言うまでも無いが、全体マップを見てる最中は接近した敵などがわかりづらくなる上、ロックオンされたとき咄嗟に動くことができないので注意すること

 PC版なら左下のマップをNキーで範囲変更して撃つことで着弾点が水滴の波紋のような感じで表示される。
 Mキーでマップを大きくするとわかりやすい。

 前線で運用するのは極めて難しく、味方の後方からのロケット砲や各種ガジェットで援護するのに特化した車両である。
 ちなみに二番席→一番席に戻った後はロケット砲が自動的に格納され、再び照準する際は正面からとなる。よって目標に撃ち込む際は常に正面を意識するべし。

 US側のM142は主観での視野は狭いがガラスが汚れておらず視界は良好である。が、普段は3人称視点を使いたい。

備考(アタッチメント編)

 当車両は独特の性能&専用のアタッチメントが存在するので別記する。

 まずアタッチメント1(補助向け)であるが攻撃面を優先するのであればオートローダー。防御面ならば近接スキャンを選択したい。

 オートローダーを選択すれば主武器のロケット砲のリロード時間が約9秒→約7秒へ短縮される。
 近接スキャンならば最も驚異であるC4持ちの敵兵をいち早く察知出来る上味方の援護にもなる。
 メンテナンスとサーマルCAMOは現状では今一効果が実感しづらい。が、IRスモーク以外を選択しているのであれば十分選択肢になる。

 アタッチメント2(防御用ガジェット)は無難なIRスモークがオススメ。

 ズームオプティクスは一見有用に見えるが主武器であるロケット砲には適応されずTOWなどの極一部のガジェットにしか対応していない。

 近接防御は肉薄してくる敵兵に有効なロードキル以外で数少ない近接戦に対応したガジェット。
 しかし、誘導ミサイル等の攪乱などには対応していない。広大なArmoredKillマップではジャベリンなどの誘導式ミサイルで一方的に撃たれてしまう危険が多い。
 自走砲に不慣れであればIRスモークが一番安定している。

 アタッチメント3(攻撃用ガジェット)は数多く揃っている。

 対空ミサイルは対空戦車と同じ装填数2発のもの。ArnoredKillマップは航空機、ヘリ、ガンシップなど数多くの航空機が出現するので装備しない手は無い。
 こちらはアサインメントガジェットなので解除が必要。

 エアバーストミサイルは対地&対人に特化したガジェット。装填数2発。撃てば周辺の敵兵は一掃する威力と範囲を持つが戦車などの装甲車に対しては無力。だが四輪バギーなどの非装甲車両には通用する。
 こちらもアサインメントガジェットなので解除が必要。

 ATACMSミサイルは名称こそは違うが主力戦車の誘導シェルと全く同じ性能。SOFLAM等でレーザーペイントすることによりトップアタックモードが使用可能。
 味方が積極的にレーザーペイントをしてくれるのであれば選択肢になるが、そうでなければ敵車両に姿を晒す必要があるので立ち回りに注意。

 TOWランチャーは汎用性と即応性こそは高いがミサイル発射位置の関係か、高い位置からミサイルが発射され近くの目標に全く対応出来ないのが最大の欠点。
 MBTやIFVと同じ運用は出来ないが弾速は早いので急襲や交戦中の味方の援護にはうってつけ。

ゲーム外解説

 高機動ロケット砲システム(こうきどうろけっとほうしすてむ、-High Mobility Artillery Rocket System、HIMARS)は長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した自走多連装ロケット砲。
 HIMARS(はいまーす)と呼ばれ、MLRSの小型版として主にアメリカ軍の緊急展開部隊である空挺部隊と海兵隊、迅速な輸送で集中的な運用が可能な軽歩兵師団に配備されている。
最終更新:2012年11月09日 14:26
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