底辺スレの豆知識 @ ウィキ

お絵描き用語集

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だれでも歓迎! 編集
お絵描きに関する用語、pixivに関する用語はここへ。辞典の要領で書いて下さい。
またこのカテゴリの記事は一般的な用語知識が主なので、
出典の表記としてスレ番やレス番は不要です。単語はアルファベット→五十音順。


pixiv・スレの用語


【175】

   読み方は「イナゴ」。名前の由来は同名の稲の害虫。
   旬の人気版権ばかり次々と渡り歩く人々を指す。
   元々は、同人誌の作り手で同様の傾向を見せる人間を指したという。
   一般に描いている版権そのものへの愛着は薄く、評価ないし売り上げを稼ぐ事を最重視するとされる。
   さらに人気がかげると次の版権に移る特徴から、特に版権への愛を重視する描き手からは嫌われる事が多い。
   ただし人気絵師の場合、これと単に飽きっぽいミーハーとの区別は付きにくい。

【30秒ドローイング】

   pose maniacsというサイトで挑戦できる。ダウンロード不要で、ブラウザ上で可能。
   30秒ごとに次々人体モデルが切り替わり、クロッキー練習になるため、底辺スレに限らず人気がある。 
   類義語は「ランダムポーズ」。こちらは同じ人体モデルを使って、自分のペースでじっくり取り組める。

【ps】

   pixivで、今の時間帯にどれ位の絵が投稿されているかを示す尺度。
   数字が大きければ、新着の流れがそれだけ速い事になる。
   基本的に人が多い時間には数字が増えるが、あくまで数字が示すのは投稿者が多いかどうか。
   閲覧者も相応に多いかはまた別の問題。
   基本的に後述のランカータイム(夜)にかけて増えていき、朝や昼間は減る。
   稀に0になる事があるが、これはサーバーメンテナンスからの復帰直後など、不調の時に限られる。

【Pタグ】

   パーソナルタグの略称。底辺スレ用のものは底辺スレを参照。
   なお、「底辺」はスレとは関係ないタグ。注意。
   もちろん、スレの住人が全員「底辺スレ」タグを付けているわけではない。

【赤ペン】

   各種お絵描き関係のスレや底辺スレで、アドバイスのために第三者が加筆して添削する行為。
   学校の先生が、書道の指導でやってくれる添削と思えば大体合ってる。
   たまにとても上手な人がやってくれる。
   ちなみに「赤ペン先生」というと、pixivで人気の描き方講座をやっている人の事になる。

【アップローダー】

   「うpロダ」、「ロダ」とも。スレでは、赤ペン依頼絵や塗り絵の線画を公開するために使われる。
   2chでよく名前を見かけるものは大抵一時的に保管するための物で、恒久保存は出来ない。
   使った事がないという人は、このwikiの「その他のお役立ちリンク」から「アップローダー」の項目へ。

【ウォッチスレ】

   底辺スレでは、「pixivウォッチスレ」を指す。大抵はヲチスレと書く。
   ランキングを肴に喋ったり、pixiv内で問題行動(悪質トレスとか盗作とか)を起こした人間を眺めているスレ。
   日頃はあまり底辺住人にとって関係のない場所。
   ちなみにスレがあるウォッチ板という場所は、2ch内部でもあまり評判がいい場所ではない。

【閲覧数】

   pixivの絵を投稿者本人以外が閲覧すると増える。
   観覧数や回覧数とよく書き間違えられる。
   2010年後半以降、バグが起きていて水増しされる事があるらしい。
   そのため、底辺スレの目安としては判断しづらくなっているという意見もあり、
   現在(2013年)までにスレの基準としては廃止された。
   かつては、大体100以下が底辺スレの目安とされた。

【お気に入り】

   1人増えれば大喜びが底辺スレの目安。
   「被お気に入り」と言った場合は、自分がお気に入りに入れられている状態の事。スレでは良く使われる。
   ちなみに非公開で入れると、入れられた方は人数にも反映されないため気がつかない。
   2013年6~7月頃、名称が「フォロー中」と変更された。

【おっさん】

   ウォッチ板の通称デ狂いスレに居ついている荒らし。
   底辺スレにも現れ、何スレにもわたって粘着した。
   画力はなくていい、とにかく媚びろという持論を元にしたコピペを投下したり、
   支離滅裂で人を見下した口汚い長文を投下するのが特徴。
   もしこの人物のものでなかったとしても、筋の通らないレスは黙ってスルーした方がいい。
   2014年半ば頃からは「大先生」という謎の呼称でも呼ばれる(自称もする)
   以前と同一人物かは不明だが、行動パターンは同一。

【階層スレ】

   pixiv関連スレの中で、スレの住民資格をpixiv内の評価を基準に決めているスレを、
   本項目でまとめて紹介するための便宜的な呼称。
   上限点数が高い順に、底辺卒業>底辺新卒中層>底辺>奈落底辺>超奈落底辺の5スレが存在する。
   
   各スレの上限・下限の設定の有無は以下の通り。
   点数以外の詳しい基準値は該当スレのテンプレを参照。
   
   ・住人の「上限」のみ決まっているスレ
   →底辺(100点)・奈落底辺(50点)
   ・住人の「下限」のみ決まっているスレ
   →底辺卒業(100点)
   ・住人の「上限」「下限」の両方が決まっているスレ
   →底辺新卒中層(100~500点)
   ・住民の「基準があいまい」なスレ
   →超奈落底辺(少なくとも奈落底辺以下)
   
   どのスレも、訪ねる際はテンプレ範囲外の数字を出さない事がマナー。
   特に「卒」と付かないスレは、範囲内の数字も出さない事が好ましい(荒れるため)
   また、基準値は絵のジャンル不問の値であり、
   「版権は卒業だけどオリジナルだと基準内だから~」などとは絶対に口にしてはいけない。
   ちなみに5つのスレの中で比較的活気があり、
   かつ絵のアップをテンプレで許可しているのが底辺スレのみのため、
   時々他のスレ住民も訪ねてきているらしい。
   ただし他のスレでアップを許容する空気がないかと言えば、そうとは言い切れない。
   住民に聞いてみるのが正解だろう。

【グループ】

   交流・宣伝などに使える機能。他サイトのコミュニティと大体用途は同じ。
   メンバーとして参加することで、コメントの書き込みや作品の紹介・投稿が可能になる。
   最大で100個加入できる。活動内容は様々なので、各グループの説明を参照。

【ケモノ】

   このようなカタカナ表記の場合、男性向けの獣人絵のことになる。
   絵柄はいわゆる女性受けのする絵の対極で、結構泥臭いような感じ。
   「ケモホモ」となると、男性向けの獣人+男同士カップル+エロ。
   R-18ランキングに入ることもあるので、根強いファンが居るらしい。

【乞食】

   ●●乞食の形でたまにスレで使われる。
   評価や閲覧欲しさにダークサイドに落ち、反則手段に出るとこう言われる。
   しまいにはウォッチスレのお世話になるので、
   どんなに評価が欲しかろうが絵を見て欲しかろうが、常識にもとる行為をしない事が望ましい。
   心まで底辺に落ちたらお終いである。

【サムネマジック】

   評価・ブクマに対して著しく閲覧数が高い状態の事。
   構図や配色が優れているなど、何かしらの理由で人目を引くが、
   拡大してみるとさほどでもないという感想を閲覧者に与えた場合に起きる。
   閲覧自体はされるので、画力を高めれば評価は自然と上がるとも。

【晒し】

   1.特定個人の作品やpixivのページのURLを直にスレに貼り付ける事。
   2.底辺スレやその他の階層スレ内で、住民にアドバイス希望などと断って絵をアップする事。
   スレ内ではこの2つの用途がある。前者はルール違反。
   URLが自分の絵&アドバイス希望であっても、スレのテンプレ>>4によって禁止されている。
   ちなみに2.を行う際は、絵をアップする目的を明確にした上で行う事。

【タグ】

   検索に使うもの。特に特殊嗜好(腐向け・百合・触手など)は、
   同好の士はもちろん苦手な人のためにも、きちんとタグを付けることが大事。
   自分で付けるとタグの前に灰色の「*」が付き、他人がタグを付けると付かない。

【底辺さん】

   底辺スレのマスコットキャラクター。生まれは結構古そう。
   人により外見は様々だが、黒い長髪とアホ毛、赤い服の女性が割と多い。
   「底辺さん」でタグ検索すると彼女の絵が見られる。

【トレパク】

   悪質なトレス。どの辺が悪質なのかというと、権利上使えない写真や絵を勝手に使っている所。
   (自分で撮影した写真や、トレス許可のある素材を規約通り使う場合は該当しない)
   当人はばれないと思っているのだろうが、案外ばれる。
   底辺スレ住民は被害者にならないと思いがちだが、
   知名度がないことをいい事にやられた挙句、さらに相手の信者のせいで泣き寝入りという事例もある。

【爆死】

   自己平均値を大幅に下回る記録を打ち立てた時に言われる。
   あくまで自己平均値との比較なので、個人により基準は大幅に異なる。
   底辺なら閲覧1桁で爆死だし、底卒の上位ならブクマ10なくて爆死だったり。
   故に奈落底辺からランカーまで、嘆く人間は数知れない。

【評価】

   大体100点が底辺スレの上限。
   これを超える点数は底辺新卒中層スレ(100~500点)や底辺卒業スレ(100以上・上限無し)の基準になる。

【フォロワー】

   元は、自分をお気に入りに登録しているユーザー(通称:被お気に入り)と呼ばれていたもの。
   ちなみに他の「お気に入り」関連用語も、以下の通り変更された。
   意味はTwitterで使われているものとどれも変わらない。
   フォロー中→自分がお気に入り登録したユーザー
   相互フォロー→相互お気に入り(ハートマークがつく)

【複垢】

   複数アカウント。2つ目以降のアカウントの事。
   当初は規約になかったが、現在は(2011/02)規約でも許可されている。
   詳しくは利用規約の「第10条 アカウントの保有」の1を参照。ただしこの変更を知らない人もいる。

【ブクマ】

   3~5個で大喜びが底辺スレの目安。
   公開と非公開が混ざっている場合、ブックマーク詳細画面で5人(4+1)のように表示される。
   登録時にはブクマコメと呼ばれるコメントを残すことも可能。

【腐女子】

   広義にはアニオタ系の女性、狭義には腐向け(男同士のカップル)の作品を愛する女性を指す。
   一般には狭義の方で使われる方が多いと思われる。
   数が多く年齢層も広いため、彼女ら向けの作品はpixivでも非常に目に付く。
   内部の取り決めで作品タグを付けない事があるなど、分かりづらい独自の文化が存在する。
   そのため、描き手の彼女らまで煙たがられる事は多い。

ブックマ改めごもう様】

   pixiv関連スレに時々登場する荒らしの総称。別名エアランカー。
   いきなりけんか腰・居丈高に持論を振り回す人物が良くこう言われる。
   スレが荒れる元なので、いきなり高圧的な態度の物言いが出てきたらスルーが吉。
   一時期この人の宗教画・肖像画を描くことが流行したが半日もしないうちに皆飽きた。
   絵もたまにうpするが至って普通の絵なのでスルーされがち。今はスレのマスコット的存在のようだ。

【腐向け】

   腐女子向けのこと。主に女性に受けるタイプのイケメン男キャラ同士をカップリングする嗜好を指す。
   同名のタグもあるが、同じ意味のタグが「BL」「やおい」「女性向け」など乱立している上、
   徹底されていないので検索時は取りこぼしがかなり出る困ったジャンル。
   エロの検索ならおっぱい系タグでの回避が有効。

【ポップボード】

   通称うさぎ。点やブクマがついた時、お気に入り登録された時などに知らせてくれる。
   が、誤報とサボりが多いのであまり当てにならない。
   挙動の詳細は公式のヘルプ、wiki内では「wiki管理のお絵描きレポート」に掲載。

【マイナス検索】

   「ソフトクリーム -うんこ」のように、
   除外したいキーワードの前に「-」を入れる事で、検索範囲を絞る検索方法。pixivでも使用可能。
   タグやキーワードが付いていないと弾き切れないので過信は禁物だが、
   NG設定で特定タグやキーワードの絵を非表示にする機能はないので、
   検索時はこれを使って趣味ではない絵との遭遇率を下げる事となる。
   ただし同じ意味のタグが乱立する嗜好では、効果が薄い。

【ももみかん】

   WRYYYでジョジョ立ちな棒人間。頭にヘタみたいなのがある。ヘタが回転すると飛べるかもしれない。
   ある住民がアップした閲覧数バグの検証画像に映っていて、
   妙に味のある出で立ちが住民に好評を博す。名前は顔の印象を取って住民が付けた。
   大変残念ながらwikiに原画はないので、姿はwikiトップのドット絵でのみ確認可能。

【百合】

   女性同士のカップリングの事。特に男性向け女性向けの区別はない。
   現実の女性のじゃれあいが男性よりも割と密着度が高いのか何なのか、
   腐向け程ターゲット外の性別から嫌われるという話はあまり聞かない。
   とはいえ立派な特殊嗜好なので、タグ付けを忘れずに。

【ランカー】

   ランキングにたびたび入る人気絵師。
   ただし上位の階層スレなどを見る限り、上位の常連と下位の常連では見る目に差があるようだ。
   何を売りにしてランクインするかについてはもちろん個人によりけりだが、
   何かしら人目を引く事は確かなので、研究対象にされる事もある。

【ランカータイム】

   午前0時前後の事。平日でも200psを超え、非常に新着の流れが速い(投稿数が多い)時間。
   被お気に入りが少ない奈落底辺スレや底辺スレの住人は、投稿を避けた方がいいと言われる。
   ちなみにランカータイムの名の由来は、
   ランキングの集計が午前0時スタート→ランクインを狙う人間が押し寄せる時間であることと思われる。
   2012年後半~2013年前半頃に集計方法が変わったらしく、
   必ずしも0時投稿が有利ではなくなったという。

【ランキング補正】

   ランキング集計時に行われる評価補正措置。
   投稿数が多い版権タグの順位が下がる「版権(ジャンル)補正」のほかにも、
   評価したユーザーの男女の比率が偏ると順位が下がる「男女補正」も存在する。
   かつては複数枚投稿(旧版の漫画形式)でも不利になるといわれた(2014年10月以降は不明)
   複数の補正が複雑に関連するため、ランキングの順位はいまいち分からない事になる。




お絵描きソフト


【AzPainter2】

   フリーソフト。AzPainterというソフトの後継版。
   動作は軽く使いやすいと評判で、線画から加工まで一通りこなせるだけの機能も持つ。
   しかし大きな画像サイズには対応しておらず(縦横4500pxが限度)、
   製作者から印刷用途には不向きと明言されている。
   姉妹品にモノクロ線画用の「AzDrawing」がある。現在はWin版は開発終了。Linux版へ移植予定らしい。
   対応OS:Windows

【CG illust】

   DELETERが出しているペイントソフト。Open canvasというソフトのOEM版。
   最新版より前のバージョンは、基本機能のみのものと高機能版の2種類存在する。
   絵を描くために必要な機能は一通り揃っており、値段も高すぎないので手頃な部類に入る。
   高機能版は同社製のトーンを使用する事が出来る。
   最も特徴的な機能は、イベント機能と呼ばれる描いた絵の工程を保存・再生する機能。
   対応OS:Windows

【CLIP STUDIO PAINT】

   CelsysがIllustStudioとComicStudioの後継ソフトとして開発したソフト。
   ProとExの2つのバージョンが存在し、後者には漫画製作がより便利になる機能が搭載されている。
   線画から加工までをこなす多機能ソフト。CMYKカラーでの保存も対応(※Adobe製ソフトとは勝手が違う)
   64bitには初期バージョンから対応。
   対応OS:Windows Mac

【FireAlpaca】

   ピージーエヌが開発したフリーのペイントソフト。
   古いパソコンでも動く軽快な動作と、書き味のいいペンが特徴。
   集中線やパースを取る際に使えるスナップ機能がある。
   フリーソフトには珍しいMac対応も売り。
   対応OS:Windows Mac

【Illustrator】

   Adobeのドローツール。ベジェ曲線(パス)を使って描画する。
   向くイラストは、Pop'n Musicのキャラクターのようなタイプが一例。
   ビットマップ画像(jpgとかの形式の画像)を読み込み、自動トレースも可能。
   photoshopと連携できる。プロ御用達ソフトの1つ。CMYKカラーの編集に対応。
   対応OS:Windows Mac

【Illust Studio】

   Celsysが出したComic Studioの姉妹品に当たるペイントツール。
   こちらはカラーイラストの製作に特化した機能を持つ。
   線画から仕上げの加工まで一通りこなせるオールラウンダー。
   姉妹品譲りの線画の描き味は好評だが、パソコンによっては重くなるらしい。
   対応OS:Windows

【Inkscape】

   海外産のフリーのドローソフト。フリーソフトでパスを扱える数少ないソフト。
   ビットマップ画像(jpgとかの形式の画像)を読み込み、パスで構成された画像に変換する機能を持つ。
   pngで書き出しも可能なので、線画作成ツールとしても使える。
   日本語の解説サイトもある。
   対応OS:Windows Mac Linux

【GIMP】

   Photoshopとほぼ同等の加工を行えるという評判のフリーソフト。
   ただし気難しいところがあるようで、環境によっては不安定で固まりやすかったり、
   インストールに手間取らせたりする事がある。
   それでも無料で高機能は高評価で、お金をかけずに加工したい人によく勧められている。
   対応OS:Windows Mac Linux

【MSペイント】

   通称ペイント。windowsに付属しているペイントソフト。
   vistaまでのものは、簡単なドット絵製作には使えるが、
   筆圧検知やアンチエイリアスが使えないなど、一般のお絵描き用途には全く適さない。
   7では大幅に進化を遂げたらしい。
   対応OS:Windows

【Mypaint】

   フリーのペイントソフト。
   機能はシンプルで、アナログ画材に近い感覚で描くことを目標に開発されている。 
   画像サイズの指定が無く、際限なくスクロールしてキャンバスを広げられる 
   最も特徴的なのは多彩な機能のブラシ群で、カスタマイズ項目も豊富。 
   鉛筆、インク、油彩、水彩、パステル調なものや手ぶれ補正の効くブラシ等もある。 
   動作はとても軽い。 
   対応OS:Gnu/LinuxおよびWindows 

【Nekopaint】

   シェアウェアのペイントソフト。試用期間は30日で、購入はDLsite.comより。
   スレではやや知名度が低いが、動作は軽く高機能。カスタマイズ性に富む。
   レースや模様などを作るのに便利な機能も搭載。
   パス(ベクターレイヤー)も試験段階ながら対応。
   対応OS:Windows

【Painter】

   Corelが出しているペイントソフト。値段は6万円程度。
   特徴はアナログ画材の再現性と、高いブラシのカスタマイズ性能が特徴。
   アナログ表現をデジタルで再現したい絵師に向く。
   ただし、バージョン毎に評価がかなり異なる(バグとか色々
   「Painter Essentials」などの廉価版があり、一部ペンタブに同梱されている。
   対応OS:Windows Mac

【PictBear】

   フリーのペイントソフト。線画から仕上げまで、一通りこなせるだけの機能が揃う。
   フィルタはプラグインで追加できる他、スクリプトによる自動処理にも対応。
   レイヤーの枚数やアンドゥはメモリが許せば無制限。
   現在は開発が終了している。
   対応OS:Windows

【Pixia】

   有名なお絵描き用フリーソフト。加工も比較的得意で、有志によるフィルタの配布などもある。
   しかし他ソフトと違うレイヤーの管理、線画を美しく描く事が困難という特徴があり、
   そのためかpixivの使用ツールでは上位ながら、あまり話題にはならない。
   対応OS:Windows

【Photoshop】

   言わずと知れたAdobeのフォトレタッチソフト。価格は10万円程だが、学割がある。
   その名の通り本来は豊富な機能を使った画像補正や加工が本領で、
   線画の作成などでは専門ソフトと比べると劣る面もある。それでもやろうと思えば一貫して作業を行える。
   プロの標準ソフトであるために愛好者が多く、解説書多数。
   CMYKカラーの扱いに長けているので、印刷用途だと欠かせない存在。
   対応OS:Windows Mac

【Photoshop elements】

   Photoshopの廉価版。こちらは1万5000円程度で購入可能。
   ワコムのペンタブの付属ソフトとして同梱されている場合もある。
   Premia elementsとセットで売られているパックもある。
   制限されている機能の代表は、パスやアクションなど。物足りなくなったら無印(高い方)へ。
   対応OS:Windows Mac

【SAI】

   SYSTEMAXのペイントツール。機能はシンプルだが、安価で描きやすい事からpixivでも人気。
   動作は人気ソフトの中では軽快と評判だが、
   ブラシ描画以外の機能が少なく、文字入れなど仕上げには他ソフトのサポートが必要。
   印刷原稿も想定されていないため、キャンバスサイズにも注意。
   また、パッケージ販売はされていない。
   対応OS:Windows 




その他



【アクション】

   Photoshop(高い方のみ)など、一部のソフトで使う事が出来る機能。
   登録した作業を、ボタン1つで自動処理してくれる。
   線画の抽出やハーフトーン処理など、しょっちゅう使う割に工程が多く面倒なものを登録すると、
   作業時間を大幅に短縮できる。

【厚塗り】

   油彩のような質感を持つ塗りや、透明感のないマットな印象を持つ塗りを指してこう呼ぶ。
   線画をきっちり描かないものが主流と思われているが、描くものもある。当てはまる範囲は広い。

【アルファチャンネル】

   透明度を扱うもの。透明度の事はアルファ値と言う。
   名前が難しそうだが、作業中に不透明度を下げたブラシを使うとかで、知らないうちに関わっている。
   これを保持できる画像形式で保存すると、半透明画像が作れる(pngとか)
   他にも選択範囲を保存する補助領域とか、別の意味もあるらしい。

【アンチエイリアス】

   描いた線がジャギが出ない(ギザギザしない)ように滑らかにしてくれる機能。
   大抵のお絵描きソフトに付いている。
   これを切るとドット絵や絵チャのようなガタガタの線になる。
   ドット絵を描く時はこれが邪魔になるので、この機能が適用されないブラシが使えるソフトが必要になる。
   ちなみにPhotoshopでいう「鉛筆」や、SAIでいう「二値ペン」はこれが使われていないペン。

【解像度】

   「dpi」、「pixel/inch」などで表される単位。
   ネット用の画像は初期設定なら大体「72dpi」。
   印刷物向けはカラーが「300dpi」「350dpi」。モノクロ(二値)の場合「600dpi」「1200dpi」など。
   印刷時にのみ関係するもので、数字が大きいほど精密な印刷が可能となる。
   ただし数字を大きくすると、数字が小さい場合と比べて、
   同じサイズの画像を印刷するために用意するファイルのpixel数は大きくなる。
   (モニター上では1pixelのサイズは一定のため。)
   
   例・ 72dpi→印刷サイズ:A4 キャンバスサイズ: 595×842pixel
  300dpi→印刷サイズ:A4 キャンバスサイズ:2480×3508pixel

   ネットでのみ画像を公開するなら、この数値は一切気にしなくても良い。
   しかし同人誌など印刷が前提の物は、キャンバスサイズ共々考慮しないと後々悲惨なので、
   十分な注意が必要となる。

【環境光】

   太陽や照明の明かり以外の方向から飛んでくる、光源が特定できない光の事。
   部屋中の壁や物に跳ね返ってる光と思えば多分あってる。
   影になっている部分が闇夜のように真っ暗にならないのは、これが物を間接的に照らしているおかげ。
   影の部分のふちだけを少し明るくすると、それっぽかったりする。

【キャリブレーション】

   モニターの色合わせ。
   流通しているモニターは様々な調整をなされているが、これが極端に平均と異なっていると、
   自分のモニターの見え方と他人のモニターの見え方とで思わぬ差が生じる元になる。
   (肌が極端に黄色くなるなど)
   調整のための専用ソフトや簡易テストも出回っている。
   ただし一般の閲覧者はもちろん、描き手も気にする人の方が少ないかもしれない。

【グリザイユ画法】

   透明水彩などの技法。最初にモノクロで絵の陰影を描き、後から色を載せる。
   影色に悩まないで済み初心者にも優しい一方、地色(固有色)がくすむのが欠点とされる。
   デジタルでも応用可能。

【グレースケール】

   灰色のモノクロ画像。明暗の情報しかないため、フルカラーのファイルに比べると当然軽い。
   ちなみにカラーモードがグレースケールになっていると、いくら色を塗ってもみんな灰色になる。
   線画を貰ってきて塗る時は気を付けよう。

【グロー効果】

   絵が柔らかい輝きを放つように見える効果の事。アニメでも使われる。
   使いどころを抑えれば、絵の見栄えアップ。

【スプライン曲線】

   SAIのペン入れレイヤーなどで扱えるもの。ベクターデータなので、拡大縮小で劣化しない。
   コントロールポイント(SAIの場合緑の丸)を移動すれば線の形を変えられる。

【知的財産権】

   絵に関する権利は大体これに属する。
   どれも対象や法の趣旨が違うので、調べる時には注意。
   1.「著作権」主に芸術や創作物を保護する。権利取得は登録不要。
   2.「意匠権」コップなど大量生産前提の工業製品のデザインを保護する。権利取得は登録必須。
   3.「商標権」企業や商品のロゴなどを保護する。権利取得は登録必須。
   4.「肖像権」人の写真に関するもの。人格権の一部。

【ディフュージョン】

   拡散した光が絵を柔らかく見せる効果の事。グロー効果同様、こちらもアニメで使われる。
   光り方がグロー効果とはちょっと違うらしい。

【テクスチャ】

   模様や質感を与えるために使う画像。
   3Dでは布や革製品など、リアルな表現に一役買ってるあれ。
   普通の絵でも質感表現を加える事で、絵に一味加えて見栄えを良くしたり、
   アナログ表現を演出したりとお役立ち。使いこなすとかなりはったりが利くようになる。

【デッサン】

   本来は鉛筆やコンテで書かれた下絵、素描の事。
   ただし会話で使う際は、人体や物体のバランスを指す事が圧倒的に多い。
   均整が取れていないと、いわゆる「デッサンが崩れている」と言われる。
   基本的には崩れない事が良いのだが、誇張や見栄えのためには意図的に多少無視される事も多々ある。

【トレス】

   手本や元絵となる画像を紙・あるいは下のレイヤーに置き、上からなぞる手法の事。
   アナログのペン入れで、消しゴムかけの手間を省く清書作業もこれ。要はなぞり書き。
   pixivでは、アニメなどのワンシーンを元ネタに、
   キャラを置き換えたパロディとして楽しむものが多い。
   そうではないトレス(背景を写真トレスなど)の場合、元画像の権利関係には注意が必要。
   面倒・確認出来ないなら、元画像には自分で撮った写真が無難。

【二値化】

   白と黒の二色しか持たない画像にする事。グレースケールとは違う。
   白と黒の点だけで画像を作るため、高解像度でないとドット絵のようなガビガビの画像に見える。
   主に印刷する原稿に使う。二色しかないが、高解像度で印刷するとちゃんと綺麗に出来上がる。

【フィルタ】

   ぼかし・シャープ・ノイズなどなど。画像に様々な効果を与える。
   使いこなすと絵が見違えるようになる。加工作業に必須。

【ベジェ曲線】

   IllustratorやPhotoshopのパスなどで扱えるもの。ベクターデータなので、拡大縮小で劣化しない。
   アンカーポイント・ハンドル(方向線)を動かして操作する。
   慣れるまでは思い通りの形状にするのが難しい。

【マスク】

   色がはみ出たら困る範囲を保護するマスキングが由来。
   アナログならマスキングテープなどで可能。
   デジタルならレイヤーの不透明度を保護にチェックを入れる、
   ベースレイヤーにグループ化したレイヤーに影を塗ってはみ出し防止など、手法は様々。
   使い方を覚えれば、作業はとても楽になる。

【模写】

   手本となる絵や写真を見ながら絵を描く手法の事。
   トレスとの違いは、元絵を直接描きこむ紙(レイヤー)の下に置いてなぞるか否か。
   こちらはあくまで資料は手本として使う。
   ちなみにアップする絵にこの手法を使う場合、資料は前述のポーズ集など、
   こういった用途に使う想定の物が良い。「模写」と断り書きを付けるとなお良し。
   pixivなどで活躍する絵師の絵を元絵とする場合は、アップする事は一般に勧められない。



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