サーバリックスは危険なのか? > サーバリックスは臨床試験をしていないといわれているけど?

祈祷などで病気を治す風習のある国ならいざ知らず、常識として臨床試験をしてない薬・ワクチンなどは一般的な医療で使用される事はありません。そしてもちろんサーバリックスも臨床試験を行っています。その証拠として サーバリックスの添付文書 を見てみましょう。すると2ページ目の右中段から国内及び海外の臨床成績に関しての詳細な記述があります。従って、サーバリックスは臨床試験を行っていないというのは嘘です。

実際、国内では、HPV-032試験(20~25歳女性 1,040例)、HPV-046試験(10~15歳女性)との2回の臨床試験が行われました。
海外ではそれ以前に、HPV-001試験(15~25 歳の女性 1,113例),HPV-007試験(HPV-001試験の追跡試験 776例),HPV-008試験(15~25歳の女性 18,665例)など、多数の臨床試験が行われました。

【参考】
国内外で行われたサーバリックスの臨床試験についてのレポートを以下に示します。
GSK/Result Summaries: Human Papillomavirus Types 16 and 18 Vaccine
このうち、Study No. 104798 がHPV-32試験、 110168 がHPV-46試験です。
なお現在、日本国内ではHPV-32試験を元にしたHPV-16/18に起因する子宮頸部上皮内腫瘍の長期追跡調査(Phase4)が行われています。

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臨床 臨床試験
最終更新:2011年02月26日 10:09
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