その情報は「
子宮頸がんワクチン接種後の少女が死亡、英国 2009年09月30日 15:58 発信地:ロンドン/英国
」この記事のことです。これは「ワクチン接種に伴う有害事象」の報告の一つです。「ワクチン接種に伴う有害事象」とはワクチンを接種した後に起こる全ての悪い症状・現象をいいます。つまり「ワクチン接種に伴う有害事象」=「ワクチンが原因による悪い症状・現象」+「ワクチンとは全く関係ない悪い症状・現象」とう等式になるのですが、この報告では少女の死亡は「ワクチンとは全く関係ない悪い症状・現象」に含まれることになっています。実際に記事のリンク先を開いて見てみると次のように書いてあります。
その後、検査の結果、少女は「重大な基礎疾患」を抱えており、ワクチン接種が少女の死を引き起こしたと可能性は「非常に低い」との見方が示された。保健当局はこの学校で使われたワクチンを保存する措置をとっている。
よって、現時点ではサーバリックスが原因となる死亡例は一つもありません。
ただし、どんなワクチンでも、何百万回も接種すると一定の確率で重篤な副反応を来たし、死亡する人が出てくる可能性はあります。
また、日本でも
14歳、子宮頸がんワクチン接種後死亡…国内初(ウェブ魚拓)
というニュースが2011年9月12日に発表されましたが、記事全文を読めばわかりますが「ワクチン接種との直接的な因果関係は認められない」「突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定されている」と書かれています。これもイギリスの例と同じで
現時点ではサーバリックスが原因となる死亡例はひとつもありません。
最終更新:2011年09月16日 16:21