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日本産婦人科医会の対応
このような重度の副作用(副反応)を生ずる危険があるのに、GSKの接種者向けの案内書(Cervarix Starter Kit)には、そのことを一番小さな字で書いている。一番重要な情報を一番小さな字で書くのは詐欺商法や詐欺医療で使われる常套手段なのである。また、平成21年10月14日(サーバリックス製造販売承認の2日前)に日本産婦人科医会は記者懇談会を行い、常務理事鈴木光明氏(自治医科大学医学部産科婦人科学講座教授)の名で「子宮頚がん予防ワクチンの推奨に向けた提言」をなしたが、その中で、死亡例や重いアナフィラキシーショックが数多くあったにもかかわらず、「重篤な副作用なし」と虚偽の発表をしている。他方で、この鈴木氏は、GSKの接種者向けの案内書(Cervarix Starter Kit)の監修もしており、そこには、ごく小さい字ながらも、「重い副反応として、まれに、アナフィラキシー様症状(血管浮腫・じんましん・呼吸困難など)があらわれることがあります。」と表記して、明かな二律背反を犯している。しかも、アナフィラキシー(薬物ショック)による「死亡例」(疑惑)については明記していないのである。そもそも、不妊治療もその守備範囲とし、国民の生命と身体の健全のために設立された中立公正であるべき日本産婦人科医会が、特定の製薬会社の営業行為に等しい行為をすることは、公共性、公益性を放棄したことになるはずである。
GSKの接種者向けの案内書(Cervarix Starter Kit)
ではどの様に書いてあったかは確かめられなかったのですが、接種者が一番目にするサーバリックスの
添付文書
を見てみると、「重大な副反応」「ショック」「アナフィラキシー」など重要な単語は太文字で目立つように書いてあります。
また、死亡例を明記していないといっていますが、各所で述べている通り「サーバリックスが直接の原因となる死亡例」は現時点では報告されていません。「サーバリックス接種に伴う有害事象」の報告の中には死亡例はありますが、すべてサーバリックスが直接の原因ではないと結論が出されています。詳しくはタグの「死亡」「死亡者」を見てください。
国民の生命と身体の健全のために設立された中立公正であるべき日本産婦人科医会
が、ありもしないサーバリックスが直接の原因となる死亡例を出すこと自体「中立公正」に反します。
最終更新:2011年03月05日 07:46