このページは編集途中です
予防効果と持続期間
これらのことについて、GSKの説明書によれば、「接種時に感染が成立しているHPVの排除及び既に生じているHPV関連の病変の進行予防効果は期待できない。」、「本剤の接種は定期的な子宮頚癌検診の代わりとなるものではない。本剤接種に加え、子宮頚癌検診の受診やHPVへの曝露、性感染症に対し注意することが重要である。」、「本剤の予防効果の持続期間は確立していない。」とあり、その予防効果と持続期間については定かでないことを認めているのである。
「接種時に感染が成立しているHPVの排除及び既に生じているHPV関連の病変の進行予防効果は期待できない。」
、「本剤の接種は定期的な子宮頚癌検診の代わりとなるものではない。本剤接種に加え、子宮頚癌検診の受診やHPVへの曝露、性感染症に対し注意することが重要である。」
、「本剤の予防効果の持続期間は確立していない。」
とサーバリックスの添付文書から3カ所引用していますが、この3カ所のどこにもHPV感染の「予防効果について」定かでないことを認める文章はありません。また、予防効果の持続期間は追跡調査で最長6.4年までは確認されています。ただ、最近の論文では、ワクチンの効果が少なくとも20年は持続する、という結論を出したものもあります。これは、これまでのワクチン効果の低下をもとにしたモデルによって予測した数値です。
最終更新:2011年03月05日 07:55