【SP値とは】
SP値はBC馬にとって最も重要な能力値である。他の能力が如何に優れていたとしても、SP値が高くなければBCでは勝負にならない。
主に直線の伸び脚に影響するが、道中の位置取りにも作用するようである。
【各成長型と初期能力値】
各成長型を以下の表で整理する。詳細は成長型別のSP判定に記す。
成長型 |
初期SP/素質SP(%) |
定義 |
超早熟型 |
70~79 |
早熟コメントが発生※1。 |
早熟型 |
60~69 |
早熟コメントが発生※1。 |
普通型 |
50~59 |
成長型に関するコメントは発生しない。4/1に入厩OK発生※2。 |
遅普通型 |
40~49 |
成長型に関するコメントは発生しない。4/2以降に入厩OK発生。 |
晩成型 |
30~39 |
晩成コメントは発生。4/2以降に入厩OK発生。 |
超晩成型 |
20~29 |
晩成コメントは発生。4/2以降に入厩OK発生。 |
※1 体質難コメントが発生する馬は、早熟コメントが発生しない。
※2 稀に4/2に入厩OKが発生する馬がいる。
初期値の割合に幅があることが非情に厄介である。例えば、初期値がSP80ある早熟型がいたとする。
もし初期値割合が60%なら[80/0.6]=SP133.3となる。一方69%だと[80/0.69]=SP115.9になってしまう。
【スピードの蓋 (現時点では96のみ調査・一部他作品も対応)】
※多分ダビスタ97でも大丈夫
成長型により、その時期に発揮できるSPの限界が決まっている。
調教ではその時期の限界までしかSPを上げることは出来ない。
ただし、レースに出走した時にも能力Upをするが、レースでの能力UPはこの限界を超えて加算される。
成長型別-調教によって上げることのできるSPの割合とその時期(いわゆるSPのフタ)
馬齢・月 |
超早熟 |
早熟 |
普通 |
遅普通 |
晩成 |
超晩成 |
3歳1,2月 |
100% |
90% |
80% |
70% |
50% |
50% |
3歳3~6月 |
|
|
|
|
*50%+1 |
*50%+1 |
3歳7,8月 |
|
94% |
84% |
74% |
|
|
3歳9,10月 |
|
98% |
88% |
78% |
52% |
|
3歳11,12月 |
|
100% |
92% |
82% |
52% |
|
4歳1,2月 |
|
|
96% |
86% |
54% |
|
4歳3,4月 |
|
|
100% |
90% |
60% |
|
4歳5,6月 |
|
|
|
94% |
68% |
|
4歳7,8月 |
|
|
|
98% |
72% |
52% |
4歳9,10月 |
|
|
|
100% |
80% |
54% |
4歳11,12月 |
|
|
|
|
88% |
58% |
5歳1,2月 |
|
|
|
|
92% |
68% |
5歳3,4月 |
|
|
|
|
96% |
76% |
5歳5,6月 |
|
|
|
|
100% |
84% |
5歳7,8月 |
|
|
|
|
|
92% |
5歳9,10月 |
|
|
|
|
|
98% |
5歳11,12月 |
|
|
|
|
|
100% |
※正確には4月1週まで50%、4月2週以降自然成長により+1される。
補足:3・96の超晩成型で1月1週入厩の馬は、デビューOK週までにSP調教をしなかった場合、
ちょうど50%までしか上がらない。自然成長が12月4週で終わるため。
蓋がある時期に50%到達した後の+1は、自然成長では上がるが、調教では上がらない。
ダビスタ98の晩成馬は、3歳7月には52%に達する(3・96では50%+1のまま)。
これは晩成型と超晩成型の判別にも使える。入厩OKコメント直前にSP調教をして放牧し、
OKコメントが出たら晩成、出なかったら超晩成(ただしある程度SPが高い馬のみ)。
【入厩OKコメントについて】
入厩OKコメントは3歳馬のSP値が素質の1/2(端数切捨て)+1に到達した週に発生する。超早熟~普通型のような4/1に入厩OKが出る馬は既にその水準を初期値が超えている。
一方4/2以降に入厩OKコメントが出る馬は4/1から週送りをするたびにSP値が1本ずつアップする「SPの成長」により、入厩OKコメントが発生する水準にいずれ到達するという仕組みになっている。
従って、4/2以降に入厩OKコメントが出る馬は成長型に関わらず、入厩OKコメント発生時点のSP値は素質に対して一定割合(約1/2)であるため、
入厩OKコメント発生後に坂路調教を行い何本で仕上がるかを確認すれば確実にSP判定が可能と言える。
問題は4/1に入厩OKが出る馬で、正確に初期値を判定することはかなり困難である。
最終更新:2012年02月19日 01:13