人格会議(赫らびっと)

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「人格会議」(赫らびっと ※たくさんの人格、その他悪魔登場 ※ギャグ。がやがや。短編。 「だーかーらー! 俺様が行くっつってんだろーがよぉ!!」    がやがやり。長い長い、真っ白なテーブル。 「あんたなんかじゃ話になんないわよこの憤怒低俗悪魔!」  そのテーブルの上には、豪華な料理が並べられ。その中で、最も大きく声を発するのは、七人の。 「もう少しボリュームを下げてくれないかぁい? 我は食事をしているのだがねこのビ○チ悪魔がぁ。全く迷惑だよぉ?」 「なっ……誰がビ○チですって?! もう一度言って御覧なさいなこの食欲旺盛家畜!」  その場所は、まるで教会のように美しく、塵一つ無い場所だった。白い床は綺麗に磨かれている。そして、テーブルに座り食事をしたり談笑したりしているのは、全てこの世の人間ではない。悪魔と称される、幻想。 「アミー殿はどのような考えをお持ちかな?」 「ちょっとムルムルさんそれは僕のですよー!」 「ウェパルウェパルぅ、今度一緒にどこか行きましょうよ」 「セーレは今日も美しいわ……惚れ惚れしちゃぁう」  そう、ソロモン72柱と呼ばれる悪魔たちの集会、いわば宴であろうか。それにびすくは強制参加させられていた。無論、そこは精神世界である。びすくは序列が最も高いがために、長い長いテーブルの一番端、全員の悪魔の顔を見られるようになっている。そして、今口論を繰り広げているのは、彼女の人格達である。誰が次に出るかなどという、どにもこうにもくだらないことが発端の口論。びすくは若干の疲労を感じていた。自分のすぐ傍には、確かにもうひとりの自分がいた。それを見るなり安心はできたのだけれど。 「……あはっ、ねぇサタン、びすく様が言ってるよ、『女装してきたらたくさん遊んでもいいよ☆←』って」 「あ、アスモデウスっ?!」 「そうだねぇ、ルシファーにも『今すぐ犬になればたくさん自分勝手していいよ☆←』って言ってるみたいだね。」 「マモンまで……」  何を言いだすかと思えば、馬鹿二人組、つまりアスモデウスとマモンの自分達の面白いようにするという魂胆が見え見えの行動なのだけれども、どうやら単純なサタンとルシファーは気づいていないようで、どうするかを真剣に考えているのだからこれがまた可笑しい。ぷくくくく、とマモンは笑いを堪え、アスモデウスはあろうことか大笑いし始めた。その奇行を見るなり双子であるとすぐに分かるアスタロトとベルフェゴールは、何か虚しい目でその光景を凝視している。レヴィアタンはというと、もくもく料理を食べ、ベルゼブブはにやにやとその光景を見ていた。 「……騒がしいことこの上ありませン。静かになさって下さイ。全く、びすく様が動揺しておラれまス。」 「レヴィ……」 「ですがびすく様、貴女も話し合いには積極的にならなければと思います。ねえベルフェゴールくん。」 「ええ、最終的に決めるのはびすく様ですしね」 「む、無理だよっ!」  どうやらいつもの世界に戻ったようだ。びすくは胸をなでおろした。 / という悪魔をかきたかっただけの小説。 感想かくれるとうれしいです^p^ - あ、あわわわ、かかか書いても良かったのかしら^q^  -- 廃・嬉々・鳳蓮/遊夢 (2011-03-21 22:45:52) #comment
「人格会議」(赫らびっと ※たくさんの人格、その他悪魔登場 ※ギャグ。がやがや。短編。 「だーかーらー! 俺様が行くっつってんだろーがよぉ!!」    がやがやり。長い長い、真っ白なテーブル。 「あんたなんかじゃ話になんないわよこの憤怒低俗悪魔!」  そのテーブルの上には、豪華な料理が並べられ。その中で、最も大きく声を発するのは、七人の。 「もう少しボリュームを下げてくれないかぁい? 我は食事をしているのだがねこのビ○チ悪魔がぁ。全く迷惑だよぉ?」 「なっ……誰がビ○チですって?! もう一度言って御覧なさいなこの食欲旺盛家畜!」  その場所は、まるで教会のように美しく、塵一つ無い場所だった。白い床は綺麗に磨かれている。そして、テーブルに座り食事をしたり談笑したりしているのは、全てこの世の人間ではない。悪魔と称される、幻想。 「アミー殿はどのような考えをお持ちかな?」 「ちょっとムルムルさんそれは僕のですよー!」 「ウェパルウェパルぅ、今度一緒にどこか行きましょうよ」 「セーレは今日も美しいわ……惚れ惚れしちゃぁう」  そう、ソロモン72柱と呼ばれる悪魔たちの集会、いわば宴であろうか。それにびすくは強制参加させられていた。無論、そこは精神世界である。びすくは序列が最も高いがために、長い長いテーブルの一番端、全員の悪魔の顔を見られるようになっている。そして、今口論を繰り広げているのは、彼女の人格達である。誰が次に出るかなどという、どにもこうにもくだらないことが発端の口論。びすくは若干の疲労を感じていた。自分のすぐ傍には、確かにもうひとりの自分がいた。それを見るなり安心はできたのだけれど。 「……あはっ、ねぇサタン、びすく様が言ってるよ、『女装してきたらたくさん遊んでもいいよ☆←』って」 「あ、アスモデウスっ?!」 「そうだねぇ、ルシファーにも『今すぐ犬になればたくさん自分勝手していいよ☆←』って言ってるみたいだね。」 「マモンまで……」  何を言いだすかと思えば、馬鹿二人組、つまりアスモデウスとマモンの自分達の面白いようにするという魂胆が見え見えの行動なのだけれども、どうやら単純なサタンとルシファーは気づいていないようで、どうするかを真剣に考えているのだからこれがまた可笑しい。ぷくくくく、とマモンは笑いを堪え、アスモデウスはあろうことか大笑いし始めた。その奇行を見るなり双子であるとすぐに分かるアスタロトとベルフェゴールは、何か虚しい目でその光景を凝視している。レヴィアタンはというと、もくもく料理を食べ、ベルゼブブはにやにやとその光景を見ていた。 「……騒がしいことこの上ありませン。静かになさって下さイ。全く、びすく様が動揺しておラれまス。」 「レヴィ……」 「ですがびすく様、貴女も話し合いには積極的にならなければと思います。ねえベルフェゴールくん。」 「ええ、最終的に決めるのはびすく様ですしね」 「む、無理だよっ!」  どうやらいつもの世界に戻ったようだ。びすくは胸をなでおろした。 / という悪魔をかきたかっただけの小説。 感想かくれるとうれしいです^p^ - あ、あわわわ、かかか書いても良かったのかしら^q^  -- 廃・嬉々・鳳蓮/遊夢 (2011-03-21 22:45:52) - ↑すみません、上のはミスです。とりあえず、セーレさんが個人的に好きです^q^ 惚れ惚れしちゃぁう☆(( 人格会議素敵ですハァハァ!! どのキャラも全員魅力的で……嗚呼やっぱり惚れ惚れしちゃ(強制終了 -- 廃・嬉々・鳳蓮/遊夢 (2011-03-21 22:47:50) #comment

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