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「。幻夢沫泡」(2011/03/11 (金) 20:05:53) の最新版変更点
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泡沫夢幻。≠。幻夢沫泡
鏡に映しだされたわけではないのだけれど
もう一つの世界がみえるようになった気がした。
不幸な世界がみえたんだ。
その世界は、文化ばかりが進んでしまったけれどとても歴史を大切にしていた。
だから、町並みも、言葉も。現代のものがあったり、古くさいものがあったり。
そんなもう一つの世界の、小さな街「采皆町」(さいかいちょう)での、少しおかしい少し変わった住人達の物語。
((とある商店街にある大きな薬屋「六月一日屋」にて))
「六月一日の薬は最高ですよう? ふふふっ、お薬を買うのならば六月一日屋に来るといいのですよ」
((とある海沿いにある一つの組織「不解鬼家」にて))
「この町が平和で居られるのは、我々の力だけとは限らぬ。所詮極道に出来る事など限られているという事だ」
((とある治安を守る陸軍屋敷「栂谷原邸」にて))
「おれはいいと思うよ、だって采皆町って、平和だからね。悪いけど今忙しいんだ。後から話をしてあげるよ」
「時折思い出すんだ」
「何をですか?」
「なんていうか、」
「もう一人の自分の、記憶みたいなものをさ。頭にぶわーっとさ」
「何ですかそれ。面白いですね。それより早くアイス食べないと溶けますよ。お仕事も控えてますし」
「あー……これ食ったら仕事だな」
「さ、仕事仕事。郵便配達屋さんも、お薬屋さんも、治安維持の方々も頑張ってるんですから」
これはもう一つの世界のおはなし。
ちゅうい。
しっぴつしゃは、みんなのあいどる、かがやらびっとだよ!(
#comment
泡沫夢幻。≠。幻夢沫泡
鏡に映しだされたわけではないのだけれど
もう一つの世界がみえるようになった気がした。
不幸な世界がみえたんだ。
その世界は、文化ばかりが進んでしまったけれどとても歴史を大切にしていた。
だから、町並みも、言葉も。現代のものがあったり、古くさいものがあったり。
そんなもう一つの世界の、小さな街「采皆町」(さいかいちょう)での、少しおかしい少し変わった住人達の物語。
((とある商店街にある大きな薬屋「六月一日屋」にて
「六月一日の薬は最高ですよう? ふふふっ、お薬を買うのならば六月一日屋に来るといいのですよ」
((とある海沿いにある一つの組織「不解鬼家」にて
「この町が平和で居られるのは、我々の力だけとは限らぬ。所詮極道に出来る事など限られているという事だ」
((とある治安を守る陸軍屋敷「栂谷原邸」にて
「おれはいいと思うよ、だって采皆町って、平和だからね。悪いけど今忙しいんだ。後から話をしてあげるよ」
「時折思い出すんだ」
「何をですか?」
「なんていうか、」
「もう一人の自分の、記憶みたいなものをさ。頭にぶわーっとさ」
「何ですかそれ。面白いですね。それより早くアイス食べないと溶けますよ。お仕事も控えてますし」
「あー……これ食ったら仕事だな」
「さ、仕事仕事。郵便配達屋さんも、お薬屋さんも、治安維持の方々も頑張ってるんですから」
これはもう一つの世界のおはなし。
ちゅうい。
しっぴつしゃは、みんなのあいどる、かがやらびっとだよ!(
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