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IS

正式名称「インフィニット・ストラトス」。胸部・腹部・両肩・両腰・両腕・両脚・背部に装甲が追加され、バックパックに翼状のユニットが固定装備されている。科学者"篠ノ之束"により開発された宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツ。当初の制作者の意図とは別に宇宙進出は一向に進まず、「兵器」へと転用されたが、現在は各国の思惑からアラスカ条約が締結され、スポーツへと落ち着いている飛行パワードスーツ。"女性以外に使用できない"という致命的欠陥を抱えているが本作の主人公「織斑一夏」は、その例外として世界で唯一ISを操縦できる男性としてIS学園に入学することになった。

IS学園(IS操縦者育成特殊国立高等学校)

ISの操縦者育成を目的とした教育機関であり、その運営及び資金調達には原則として日本国が行う義務を負う。ただし、当機関で得られた技術などは協定参加国の共有財産として公開する義務があり、また黙秘、隠匿を行う権利は日本国にはない。また当機関内におけるいかなる問題にも日本国は公正に介入し、協定参加国全体が理解できる解決をすることを義務付ける。また入学に際しては協定参加国の国籍を持つ者には無条件に門戸を開き、また日本国での生活を保障すること。(IS運用協定「IS操縦者育成機関について」の項より抜粋)(1巻P25)
【追記】
  • 学園は全寮制、生徒はすべて寮で生活を送ることが義務付けられている。(1巻P52)
  • 専用機持ちも含めた学園生徒および教師は、緊急時を除いた指定区域以外でのIS起動は校則、国際条約で禁止されている。(3巻P40,5巻P62,63)
  • 学園の制服は許容範囲内であればカスタム自由。(4巻P91)制服のリボンは学年ごとに色が違い、1年は青、2年は黄色、3年は赤。(1巻P90)
  • 名目上、高校生なので授業数自体少ないが、一般教科も履修する。中間がなく期末テストのみ試験がある。(3巻P41)
  • ISの実力は、稼働時間に正比例する。代表候補では少なくとも、軽く300時間以上必要。適性検査を受けた時期にもよるが、遅くてもみんなジュニアスクールのうちに専門の学習を始める。(1巻P90,P164,2巻P1942巻P108)
  • 学園の備品等の管理、清掃は学園専属の清掃業者に委託されていて、生徒には軽い罰として教師が宛てがう程度。
  • IS学園では2年生からIS開発・研究・整備を専攻にした「整備科」が1クラス作られる。学内でのトーナメント戦、特に2年生以上が参加するものには、基本的に整備科に協力を仰ぎ、複数名からなるチームをつけてもらう。(IS学園 概要案内書 7巻P71)「整備科」のための施設として、競技場である各アリーナに隣接する形で「IS整備室」が設置されている。(7巻P66)
  • IS学園において「予測外事態の対処における実質的な指揮」は、すべて千冬に一任されている。(7巻P215)

IS学園特記事項

全55項存在する。学園の特例事項。
例 第21項 本学園における生徒はその在学中においてありとあらゆる国家・組織・団体に帰属しない。本人の同意がない場合、それらの外的介入は原則として許可されないものとする。

IS簡易適性試験

政府がIS操縦者を募集する一環で行っている試験。無料で受けることができる。(2巻P25)ランクの判定は、現在のところS、A+、A、B、Cが存在する。ISを扱うに当たって訓練機で出した最初の格付けであるため操縦技術や強さとはそれほど関係ない?らしい(1巻P134千冬談)
  • ただ、国によってはA+などの高ランクをだした者は、国籍保持のために様々な待遇を受けられる場合もある。(1巻P130)
  • 適性値は本来、持って生まれた素質が最も大きく影響を与えるが、その後の、長期に渡る訓練やISとのシンクロによって適性値が上昇することもある。(7巻P130)
現在分かっているキャラのランクは
【S】ブリュンヒルデ(総合優勝者)、ヴァルキリー(部門優勝者)、箒(紅椿)
【A+】セシリア
【A】蘭、鈴、シャル、ラウラ
【B】一夏
【C】箒(入学時)

IS起動試験

IS学園の入試で行われる実技試験。簡単な稼働状況を見て、それを元に入学時点でのランキングを作成する。軽い試験官との模擬戦も行う。(2巻P25)

IS基礎理論の蓄積経験についての注意事項第3

ISは戦闘経験を含む全ての経験を蓄積することで、より進化した状態へと自らを移行させる。その蓄積経験には損傷時の稼働も含まれ、ISのダメージがレベルCを超えた状態で起動させると、その不完全な状態での特殊エネルギーバイパスを構築してしまうため、それらは逆に平常時での稼働に悪影響を及ぼすことがある(2巻P212 山田談)

ISコア

現在、幅広く国家・企業に技術提供が行われているISだが、その中心たるコアを作る技術は一切開示されていない。世界中にあるIS467機、その全てのコアは篠ノ之束博士が作成したもので、これらは完全なブラックボックスと化しており、未だ博士以外はコアを作れない状況にある。しかし博士はコアを一定数以上つくることを拒絶しており、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行なっている。(1巻P79)
【追記】
  • コア・ネットワーク(3巻P162)
  • 大きさは手のひらサイズで球形、第2形態に移行し発展した機体のものはクリスタル状の菱形立体で第1形態のものよりも強い輝きを放つ。(5巻P193)
  • 「ある特殊なレアメタル」で作られているため、ISの腕で殴った程度では破壊できない(7巻P264)

ISスーツ

IS展開時に体に着ている特殊なフィットスーツのこと。スーツなしでもISを動かすこと自体は可能だが、反応速度が鈍ってしまう。ISスーツは肌表面の微弱な電位差を検知することによって、操縦者の動きをダイレクトに各部位へと伝達、ISはそこで必要な動きを行う。また、耐久性にも優れ、一般的な小口径拳銃の銃弾程度なら完全に受け止めることができる。ただし衝撃はきえない。(2巻P47 山田先生談)
学園指定のスーツはタンクトップとスパッツをくっつけたようなものと例えられている。汗の吸着など完璧にこなすので普段から制服の下に着ていても不快感がない。女子などは着たまま授業をうけている事が多い。(2巻P103,121~122)
ISのパーソナライズ(専用機化)を行うことで、IS展開時にスーツも同時に展開される。ただし、ISスーツを含むダイレクトなフォームチェンジはエネルギーを消耗するため、緊急時以外は普通にISスーツを着てISを展開するのがベターとされる。
ISは百人百通りの仕様へと変化するもので、早いうちから自分のスタイルを確率するため、専用機もちは基本各人で用意する。
本編では、
  • ハヅキ社製
  • ミューレイ社製スムーズモデル
  • イングリッド社製ストレートアームモデルの男性用特注品(一夏)
  • デュノア社製の特注品コルセット【ボディラインの肉つきを男のそれに見せる仕組み】(シャル)(2巻P229,P64)
が確認されている。

ISバトル

  • 相手のシールドエネルギーを0にすることで勝敗を決する。
  • バリアーを貫通されると実体がダメージを受ける。そっちは数値化されているシールドエネルギーと違って、破損箇所などは大なり小なり後の戦闘行為に影響を与える。(1巻P108)

ISパーツ

  • 身体の一部を覆うための装甲。腕部・脚部・胸部・腹部・肩部・腰部・背部と言った装甲パーツがある。

ISヘルメット

  • 頭部に装着する装甲パーツ。両側にビーム砲が内臓されている。ヘルメットバイザーは開閉も可能。

IS活動記録(アイエスアウト・ログ)

(1巻P213)

特殊無反動旋回(アブソリュート・ターン)

(1巻P215)

アラスカ条約

現行の戦闘兵器はISの前ではただの鉄くずに等しく、それ故に世界の軍事バランスは崩壊した。開発者が日本人ということもあり日本が、IS技術を独占的に保有していた。そのため、危機感を募らせた諸外国はIS運用協定(通称「アラスカ条約」)によってISの情報開示と共有、研究のための超国家機関設立、軍事利用の禁止などが定められた。
例 アラスカ条約第7項では、各国家、企業、組織・機関でのコアの取引はすべての状況下において禁止されている

藍越学園

私立藍越(あいえつ)学園。本来、一夏が受けようとしていた学園。IS学園と呼び方が似ている。学費が安く、また就職率の高さが特徴だが、それ以外の詳細は不明。

相川清香

1組の生徒、出席番号一番であり一夏のクラスメイト。ハンドボール部、趣味はスポーツ観戦とジョギング(2巻P83)

非限定情報集積(アンリミテッド・サーキット)

コアごとに設定されている非限定情報集積によって独自進化を遂げるのと、先天的な好みがある(8巻P63)

イコライザ(後付装備)

IS本来の兵装である基本装備(プリセット)にプラス、IS内の容量を使用して拡張領域(バススロット)に量子変換(インストール)するIS専用兵装。装備できる量は各機のスペックによるが最低でも2つは後付けできるようになっているのが一般的。(1巻P201)装備は所有者以外使用できないが所有者が使用許諾(アンロック)することによって、登録してある他機にも使用できるようになる。(2巻P132)

イグニッション・ブースト(瞬時加速)

ISの後部スラスター翼からエネルギーを放出、その内部に一度取り込み、圧縮して放出する。その際に得られる慣性エネルギーをして爆発的に加速する。瞬時加速の速度は使用するエネルギーに比例する。外部のエネルギーを使用してもいい。(2巻P232)使用中は加速に伴う空気抵抗や圧力の関係で軌道を変えることができず、直線的な動きになる。(2巻P129)

イノベイダー(人工生命体)

謎の人工生命体。人間型の生物を造りだし、世界を滅ぼす。

一零停止

(1巻P215)

VTシステム

正式名称はヴァルキリー・トレース・システム。過去のモンド・グロッソの部門受賞者(ヴァルキリー)の動きをトレースするシステムで、アラスカ条約で現在どの国家・組織・企業においても研究、開発、使用全てが禁止されている。(2巻P280)
ラウラのシュヴァルツェア・レーゲンに積まれていたものは、操縦者の精神状態、機体の蓄積ダメージ、操縦者の意志および願望によって発動するように仕組まれていた。

越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)

ISの適合性向上のために行われる処置。擬似ハイパーセンサーとも呼ぶべきそれは、脳への視覚信号伝達の爆発的速度向上と、超高速戦闘状況下における動体反射の強化を目的とした、肉眼へのナノマシン移植処理のことを指す。そしてまた、その処置を施した目のことを「越界の瞳」と呼ぶ。(2巻P259)使用すれば視覚能力(動体視力、視覚解像度等)を数倍に跳ね上げることができる。ISを展開していない状態でも、最高で2キロ先の目標を狙うことが可能。(3巻P31,7巻P12)

打鉄(うちがね)

純国産ISとして定評のある第2世代の量産型。安定した性能を誇るガード型で、初心者にも扱いやすい。そのことから多くの企業並びに国家、そしてIS学園においても訓練機として一般的に使われている。近接格闘型、基本武装は刀型近接ブレードを装備している。(1巻P182)

打鉄弐式(うちがねにしき)

打鉄の後継機であり発展型。スカートアーマーは機動性を重視した独立ウィングスカートに換装されていて、防御型の打鉄に比べて弐式は機動型になっている。腕部装甲もよりスマートなラインへと変化していて、格闘戦における運動性を活かす構造になっている。肩部ユニットはシールドではなく、大型のウィングスラスターが一つに、小型の補佐ジェットブースターが前後2基搭載されている。頭部に装着されたハイパーセンサーは打鉄と同じデザインのものを使っている。(7巻P148)

エドワース・フランシィ

IS学園の数学担当教師。カナダ出身の25歳。趣味は盆栽。現在彼氏募集中(7巻P163)

オートクチュール

専用機だけの機能特化専用パッケージ(換装装備)

開放回線(オープンチャネル)

(1巻P208,2巻P138,3巻P64,P206)

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最終更新:2022年12月03日 23:36
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