ダウンロードしたソースに付属のデフォルトランチャは非常にもっさりして遅い。
従って、これをADWLauncherに置き換える。
手順は以下のとおり。
追って説明する。
下記アドレスから、適当なフォルダにADWLauncherのファイルをgit cloneで取得する。
mkdir hoge cd hoge git clone git://github.com/CyanogenMod/android_packages_apps_ADWLauncher.git
hogeフォルダ内にADWLauncherのフォルダが作成され、ファイルがコピーされていることを確認する。
確認後、ADWLauncherのフォルダを $(ANDROID_SOURCE)/packages/apps にコピーする。
そのままだと、デフォルトランチャが生きていてそちらが優先されてしまうので、デフォルトランチャがビルドされないようにする。
$(ANDROID_SOURCE)/packages/apps/Launcher2/Android.mk を Android.mk.bak
などと適当にリネームする。
5.の方法をとることで、Laundher2の環境が上書きされ、ADW.Launcherが起動するようになる。
2.でコピーしたフォルダに入り、mm コマンドでビルドする。ビルド後、自動的に $(ANDROID_SOURCE)/out/target/product/generic/system/app フォルダにapkが作成される。
ビルドする(2)
4.の方法だと、再makeしなおしたときに毎回mmを打ちにいかなければならないので面倒。従って、makeの範囲にいれてしまう。
build/target/product/generic.mk
の PRODUCT_PACKAGES に追加したいアプリの Android.mk にある LOCAL_PACKAGE_NAME を追加する。今回の場合、
LOCAL_PACKAGE_NAME := ADWLauncher
とあるので、
PRODUCT_PACKAGES := \ AccountAndSyncSettings \ DeskClock \ AlarmProvider \ Bluetooth \ Calculator \ Calendar \ Camera \ CertInstaller \ DrmProvider \ Email \ Gallery3D \ LatinIME \ Launcher2 \ Mms \ Music \ Provision \ Protips \ QuickSearchBox \ Settings \ Sync \ SystemUI \ Updater \ CalendarProvider \ SyncProvider \ ADWLauncher
と最終行に追加する(前行のバックスラッシュの追加を忘れないこと)。これで、make時に一緒にビルドされることになる。同様の方法で、ソースのあるアプリを追加していく事ができる。