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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
しかし、長いタイトルですよね~。
『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』
『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』
ま、そんなくだらないことを言っている私ですが、これでも会社ではマネージャーなんて呼ばれる立場だったりする訳で、マネージメント論なんかもずいぶん勉強しました。
もちろん、ドラッカーも。ぶっちゃけ、途中で放り投げているんですが・・・
もちろん、ドラッカーも。ぶっちゃけ、途中で放り投げているんですが・・・
そんな元ネタ?
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版
基本情報
著者 岩崎夏海
イラスト ゆきうさぎ
益城貴昌(bamboo)
発行日 2009年12月4日
発行元 ダイヤモンド社
イラスト ゆきうさぎ
益城貴昌(bamboo)
発行日 2009年12月4日
発行元 ダイヤモンド社
あらすじ
高校2年生の川島 みなみは、7月の半ばに、親友の宮田夕紀に頼まれ野球部のマネージャーになる。一昔前ならみなみと言えば「私を甲子園につれていって」が相場だが、「野球部を甲子園に連れて行く」という目標を立てたみなみに、監督を始め部員らはぽか~ん。
それでも諦められない理由があるみなみは、まずマネージャーとはなにかを理解しようと、書店で店員に薦められるままにドラッカーの『【エッセンシャル版】マネジメント~基本と原則~』を購入する。
買う前に普通気付くだろうと言うツッコミは受けつけないが、みなみは野球部のマネージャーの関することは何も書かれていないことに気付く・・・それでも読み進めていくうちに、みなみはドラッカーの『マネジメント』には役に立つ知識が多いと感じるようになる。
知識と仲間を得て、みなみは、野球部を『マネジメント』―そして、高校野球界に旋風を巻き起こすのだった。
それでも諦められない理由があるみなみは、まずマネージャーとはなにかを理解しようと、書店で店員に薦められるままにドラッカーの『【エッセンシャル版】マネジメント~基本と原則~』を購入する。
買う前に普通気付くだろうと言うツッコミは受けつけないが、みなみは野球部のマネージャーの関することは何も書かれていないことに気付く・・・それでも読み進めていくうちに、みなみはドラッカーの『マネジメント』には役に立つ知識が多いと感じるようになる。
知識と仲間を得て、みなみは、野球部を『マネジメント』―そして、高校野球界に旋風を巻き起こすのだった。
レビュー
★★★★☆
「こんな高校生いるかよ」「マネジメント論でなんとかなるほど野球甘くねぇよ」とかいろいろ思うことはあるんですが、いつの間にか引き込まれて、しまいにゃ涙した自分がいました。
門外漢に先達がその世界(例えば野球部)を説明しつつ物語の世界観をも説明していくと言うのが物語にはよくある手法ですが、この本の場合は門外漢=新人マネージャーであるみなみが野球を知っていて(みなみは昔野球をしていたという設定)、先達が野球の専門家(例えば監督とか)ではなく、ドラッカーであるところが面白いところ。なぜならドラッカーは野球に関しては門外漢だから(実際にどうかは知らないが)二人の門外漢がマネジメント力を駆使して膠着した業界にイノベーションを巻き起こす物語。そう考えると、この本はきちんとビジネス書として成立している。
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