489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 00:56:57 ID:zWguIo2s0 [1/3]
京介「体温計ぐらい自分で挟めるって……」
桐乃「はぁ? アンタ、本気で言ってんの?」
京介「お、おい! やめろって!」
桐乃「アンタの腋、汗でぐしょぐしょじゃん? そのまま体温計挟もうとしたワケ?
    バカじゃん? そんなんで体温でるわけないじゃん。アンタがバカなのは知ってたけどサ」
京介「ぐ…で、でもよ! いきなり男の服を剥ぐなっての!」
桐乃「な、何意識してんのよ! キモ! 超キモ!」
京介「意識とかするわけねーだろ! 俺は常識説いてんだっての!!」
桐乃「ど、どーかしらね。アンタ、シスコンだし? 妹に服脱がせられて興奮する変態かも知れないじゃない?」
京介「するか! お前の中の俺はどんな性癖持ってんだよ!?」
桐乃「まぁ、体温測ればアンタが興奮してるかどうか、一発で分かるけどネ」
京介「おー、やってみろよ! ……って、風邪ひいてるんだから体温高いに決まってるだろ!!」
桐乃「……チッ」
京介「くっそ…頭痛が酷くなってる気がするぜ……」
桐乃「……私、水枕持ってくるから。兄貴、これ体温計、ちゃんと測ってよ」
京介「最初から1人で出来るって言ってんだろ……って、パジャマ返せよ」
桐乃「は? 何、こんな濡れたパジャマ着て風邪ひきたいの? あ、もうひいてるんだっけ?」
京介「ああそーだよ、風邪引いてるから、そんな事にも気づきませんでした!」
桐乃「随分素直じゃん。いつもそんな感じでいれば?」
京介「うっせ。お前が言うな」
桐乃「感謝しなさいよ。私が替えのパジャマ持ってきてあげるからサ」
京介「へいへい感謝してます、俺の賢くて優しい妹様」
桐乃「ふ、ふん…」

ガチャ

桐乃「ど、どーしよ! 兄貴が私のこと、賢いって、優しいって……はぁぁぁぁ……
    ……スンスン……兄貴のパジャマ、兄貴の汗の臭いするよぉ、ちょー興奮するんですけどぉ!
    頭クラクラしてきたぁ……んん? 何するんだっけ?
    そうだ、枕……枕? 兄貴、私に膝枕して欲しいの? なにそれ、超萌える!!
    そ、そ、それってア、アレじゃん? こ、恋人同士みたいじゃん?
    やばいよ! やばい! 妹に恋人の代わりさせるとか、兄貴どんだけシスコンなの!?
    で、でも、しょーがないよね? そうだよね? シスコンの兄貴持った妹としては、するしかないじゃん? 膝枕。
    な、なんか暑くなってきたし? 私も着替えようかな。スカートにしようかな。涼しいし。
    い、妹の生足膝枕でシスコン変態兄貴の理性とか吹っ飛んじゃう諸刃の剣、素人にはお勧めできない。
    で、でも暑いんだからしょうがないよね? わ、私も直に兄貴を膝枕するぐらいならガマンできないこともないし?
    ちょっと太股に頭乗せるだけじゃん? 兄妹なら稀によくあることじゃん?
    ……ね、寝返りうったら駄目だって、兄貴! そ、そんなとこに顔押しつけるとかキモ! マジキモ!
    脳味噌フットーしちゃってんじゃないの? 熱出し過ぎ!
    し、仕方ないから、可哀想で残念なアンタを看病するの、妹の私ぐらいだけなんだから、ず、ずっと看病してやるわよ!」



-------------

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年12月31日 03:35