88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 14:44:21 ID:IleD3nYl0 [2/8]
「沙織、お前、今夏コミに出すネタに困ってるんだよな?」
「そうで・・・・・・ござる・・・・・・」
この様子だと本当に困ってるな。
「なら俺が考えてやろう!」
「本当でござるか!」
フッフッフ、今まで平凡だったこの俺の才能の一部をお見舞いしてやろう!
「ああ!"妹コントローラー"とかどうだ?リモコンにかけてさ!」
 
「キモッ、どんだけシスコンなんだっつーの」
「安易ね」
予想通りの返答に続き、
「お気持ちはわかるでござるが、その名前のエッチな漫画は世に出回っておりまする」
ソ●トバンク犬も尻尾巻いて逃げるぐらいの予想外な返答を聞いた。
「マジか・・・・・・なら!」
そこで諦める俺ではない。
 
「"キモオタコントローラー"なんてどうだ!?」
「先輩のことね」
「ああ、京介氏のことでござるか」
「お前らもう1拍でも置いて突っ込んでくれよ!マジで傷ついたぞ!」
続けて沙織は何か言いたそうで。
「それに・・・・・・」
「それに?」
「キモオタと呼ばれるお方を操って何がおもしろいでござるか?」
「うっ・・・・・・」
いざ、そこを突かれると痛いところだ。
 
「あに・・・・・・あや・・・・・・」
「どうしたでござるか、きりりん氏?」
「あ、あ、本当にあんたは簡単なのしか考えられないのね!」
お前みたいな才能持って無い俺がここまでひねりだしたのだけでも褒めてくれよ。
「突っ込む過程を一つ飛ばしてるわ。先に突っ込むべきなのは先p・・・・・・」
「そ、そうよ!キモオタって、あ、あああ、あんたのことじゃない!そんな本、誰得よ誰得!」
こいつ、素直にひでぇ。
「はて?拙者たちはたしかに京介氏をいじるような発言をしましたが、今になってはきりりん氏はそのようなことをする必要はないのでは?」
「フ・・・・・・とんだブラコンね」
「う、うるさい!」
状況がわからん。今、どうなってるんだ?
「ふふっ、京介氏は知らないほうが良さそう、でござる」
「いや、答えになってないから」
「うっさい!バツとして、MAT●Hを人数分買って来なさい!」
「なんで俺が・・・・・・」
「返事は?」
「はい、行かせてください!」
素直に頷くしか許してくれないようだ。



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最終更新:2011年02月06日 02:22