434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 00:25:46 ID:87OHCuLG0
あやせ「桐乃~、何勉強してんの?」
桐乃「あたしたち今中三で来年から高校生じゃない?だからすんなり高校の勉強に馴染めるようにって」
あやせ「へ~、熱心だね桐乃」
桐乃「あと、兄貴がいっつも夕飯の時間にうだうだ言ってたからね」
あやせ「?何て?」
桐乃「『先生が・・・≪お前らは受験マイナス2年生だ!だから今から勉強するように!≫ってうるさいんだよ~』って」
あやせ「へ~、お兄さんらしいね!」
桐乃「で、いまあいつはせかせかしてるわけ。いい気味」
あやせ「で、桐乃は今から勉強してるんだ」
桐乃「そう!そこよ!あいつと同じ道なんて歩みたくないから!しっかり勉強して楽に高校生活を満喫して!」
あやせ「で、地元の大学に通うんでしょ?」
桐乃「ブッ!マジありえないから!あたしが地元の大学に通うなんて100%無いから!」
あやせ「でも、中学生のときは神童だった!って人も高校でやる気なくすって」
桐乃「だって小学校の応用で通じた中学校の応用が高校じゃん?難しいに決まってるって」
あやせ「だから桐乃は勉強してるんだ!」
桐乃「そう!あたしはあいつみたいにつまずきたくないから今から勉強してるの」
あやせ「で、地元の大学に通うんでしょ!」
桐乃「ブッ!だ~か~ら~ありえないって!あいつと同じ大学だなんて絶ッッッ対嫌だから!」
あやせ「上京するの?」
桐乃「そう!一人暮らし用のお金を貯めて!東京に移り住んで!」
あやせ「で、千葉県の大学に進学すると」
桐乃「ブッ!あのさぁ、あやせ?わざわざ東京出てまで千葉の大学になんか行きたくないから!!」
あやせ「ってことは東京に出なかったら進学するんだぁ、地元の大学」
桐乃「しないから!なんであやせはそんなに地元の大学にこだわるの?」
あやせ「たぶん、私が大学に行くとなるとそこになるかも」
桐乃「あ、そうなんだ」
 
あやせ「桐乃、一緒に来てくれるよね」
桐乃「え?」
あやせ「私が地元の大学に進学したら・・・・・・桐乃も私が進学した大学に一緒に来てくれるよね?」
桐乃「も・・・・・・もち」
 
あやせ「よかったぁ。桐乃が一緒に来ないと知らない人ばかりで心細くなっちゃうから」
桐乃「う・・・・・・うん」
あやせ「そういえば順調良くいけば桐乃のお兄さんが4年生のときに私たち、1年生だね!」
桐乃「そうね。変な噂ばら撒かないで平凡に大学生活送ってほしいわ」
あやせ「そうだね。私の今までの人生の中で桐乃のお兄さんが一番変態だった」
桐乃「あ!あたしたちが進学したときにあたしたちの同級生に手を出さないように釘を刺しておこ」
あやせ「そこまでロリコンだったら私はお兄さん、殺してしまうかも」
桐乃「そ、それはやりすぎ。でも変な噂ばら撒いてたら頭突きでは済まさないから」
あやせ「あはは、桐乃もやる気だね」

まだ二人は京介が学校でセクハラ先輩と呼ばれてることを知らない



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最終更新:2011年02月13日 23:33