804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/15(火) 20:31:45 ID:LxKqu5aG0 [1/2]
女性は匂いに敏感であり、同時にフェロモンも嗅ぎ分ける
それが好きな男なら、それが臭かろうが大好きな匂いになる

805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/15(火) 21:13:48 ID:lMmlIYgc0 [3/3]
人間のフェロモンに揮発性がないせいで、きりりんはクンカーに目覚めざるを得なかったワケですね!
・・・あれ?くんかってネタじゃなかっt(ry

809 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/02/15(火) 21:30:38 ID:5Rwkb0+w0 [3/4]
>>804-805
あたしは今、とっても幸せだ。
最愛の娘、凛乃も、もう五歳。最愛の夫と一緒に充実した毎日を送っている。

ただ、最近ちょっとした、ほんのちょっとした問題がある。
と言うのも、娘の凛乃も色んなことが分かるようになってきて、
たくさんの疑問をあたしにぶつけてくる事だ。
昨日なんかは、そう、こんな事を聞いてきた。

「ママ。パパはパパなのに、何でママ、パパのことあにきって呼ぶことがあるの?」

正直に言うべきか?『お兄ちゃんプレイ』としてごまかすか?
散々迷った挙句、あたしは、京介と、もともとは兄妹であった事を告げることにした。

「パパはね~、ママのね、本当のお兄ちゃんだったからよ~」

幸い、娘はまだよくこのことを分かってなかったから、全然疑問にも思わなかった。
でも、これからも色んな質問攻めにあうだろう。そう思うと、ちょっと大変な気がしてくる。
そんな事を考えていたんだけど―――

「ママ~。教えて~」
「凛乃?今度はどうしたの?」
「ママ、なんでママ、パパのパンツの匂いをかいでるの~?」

はっ!?考え事をしていたせいで、つい、いつものクセが出てしまっていたみたい!

「え、えーと………その………ね?」
「うんっ、うんっ!」

ど、ど、ど、どうしよう!?と、とりあえずっ!

「兄貴のパンツねっ、すっごい良い匂いがするんだよっ」

………………あれ?

「本当~?くんくん………おしっこのにおいしかしないよぉ?」
「ちっ、違うよっ?よく嗅いで見ると、パパの匂いがいっぱいするんだよ?」
「うーん………くんくん………よくわからないよぉ」
「パパの事大好きじゃないとわからないのかな~?」
「あたし、パパのことだいすきだもんっ。ゼッタイにわかるはずだもんっ!」
「それじゃ、いっしょにかいでみよ?」
「うんっ!」
「くんくん…ほら、おしっこのにおいだけじゃなくって、このちょっと甘酸っぱい匂い!」
「くんくん………うーん………くんくん」

ガチャッ

「ただい―――何を………娘にさせてるんだ?」
「えっ?パンツの嗅ぎ方………かも?」



まあ、そんなこともあるけれども、あたしは今、とっても幸せだ。

これがあたしたちの選んだ道。
これからも胸を張って、正面から娘に向き合って行きたいと思う。



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最終更新:2011年02月18日 01:53