492 名前:[ss]1/2[sage] 投稿日:2011/02/20(日) 05:00:21.45 ID:E72RvathO [1/2]

「ちっくしょう! 俺と瀬菜ちゃんだって!
うおおー!!!高坂に負けてられるか!待ってろーマイエンジェル瀬菜ちゃん!」

一階でテレビを見ていると突然叫び声が聞こえて2階で兄貴と居たはずのせなちーのお兄さんが物凄い勢いで外へ飛び出して行った。

「ちょっと!アンタたち何して。。って酒臭っ!?」
兄貴の部屋に入るとお酒の臭いが漂っていた。
「お~桐乃」
「アンタっ!お父さんとお母さんが旅行行ってるからってお酒飲むとかありえないだけど!?」

「いや~俺のせいじゃないぜ。赤城の奴がこんなチャンスないから飲んでみようぜって言うからさ。」

「はあ?アンタ未成年はダメだってのわかってる?ありえないんだケド。」

「そんな顔すんなって。せっかくのカワイイ顔が台なしじゃないか。いや怒ってるお前の顔もカワイイよな~エヘヘ」

「!?ち、ちょっと!?いきなりな、な、何言って。。。もしかして酔ってんの!?」
「いや。至っていつも通りだぜ?」

「は!?絶対酔ってるし!だ、だってあ、あたしの事か、か、カワイイとか。。。///」

「だってお前カワイイんだから仕方ないだろ。」
「っ!キ、キ、キモっ!超キモいんだけど!」
「お前が妹じゃなかったらなー絶対結婚してくれって言うんだけどなー。」

「ちょ?!今な、な、な、何言ったのかわかってんのアンタっ?!」

493 名前:[ss]2/2[sage] 投稿日:2011/02/20(日) 05:07:00.74 ID:E72RvathO [2/2]
「分かってるよ。お前は俺の事嫌いだろうけどさ。俺はお前の事愛してるんだよ。妹だからとかじゃないからな。冗談抜きでだぞ。だって現にそれが原因で黒猫とも別れたしな。」

「ちょ!?あ、あ、愛してるとか。。///ってか黒いのと別れた理由ってソレ?!」

「ああ。黒猫にはちゃんと話したら分かってくれてよ。相手がお前なら自分は納得できる。そういう事なら別れましょうって言ってくれたんだ。けどもいつかはちゃんとあの娘に伝えなさいって条件つけられたんだがな。。。。」

そうだったんだ。あいつアタシがどうして?って聞いた時「フフ、知りたい?なら先輩に直接聞きなさいな。ブラコンビッチ。」って言ってニヤニヤしててぶっ殺そうと思ったケドそういう事だったんだ。。


「あ、愛してるとか。。あの時は気持ち悪い顔したくせに。。。そうならあんな顔しないでよ。。」
「ん?なんだって?」
「なんでもない。」
「そか」
「まあよく分かったから。とにかくあんたがそういう事ならあたしもそういう事にしといてあげる。」
「??」
「それで明日あたし暇なの。」
「ほうほう。」
「だからア、アンタとデ、デートしてあげる!
「おお!マジ!?」
「シスコン拗らせ過ぎてお、お、襲われても困るし!ガス抜きの為にこれからあたしが暇な時はデ、デートしてあげるから!ちなみにアンタには拒否権ないからね。か、感謝しなさいよね!///」
「あ、それとこれから二人っきりの時は京介って呼ぶから。」
「はいよ。エヘヘ。」
「じゃああたしそろそろ寝るから。明日デートだしね。だからあんたも寝なさいよね。」
「はいよ。じゃあお休み桐乃。」
「お休み。き、京介。///」

そうしてアタシは自分の部屋に戻り布団の中に入った。
「。。。」
「。。。。。」
「やった。。」

「やったあああ!やったよ!メルちゃん!あいつがアタシの事愛してるって!!マジありえない!キモっ!超キモすぎ!キモ過ぎてまさかこれ夢じゃないよね!?イタっ!つねったらマジ痛い。だからこれは夢じゃない!マジ嬉しいんだけど!?やったあああ!!!」


翌日。。。

「うー気分わりー。。缶ビール一杯だけしか飲んでないんだが。酒は俺ダメだなー。。。。
。。。。。。。。

って!?うあああ!!や、やべえええ!!!酔った勢いで俺は桐乃に。。。
やべえって絶対やべええよ!?いくら俺が。。だって妹だぞ?!このままじゃ親父とあやせに。。。ヒイイイィ!



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最終更新:2011年02月21日 00:22