845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/25(土) 22:57:38 ID:Ay567m0H0 [2/2]
京介 「宅妹便から俺宛になんか来たが、差出人は……沙織?
ええっと……『拙者が父上の会社を借りて道楽で作った試作品を差し上げるでござるよ。ぜひお試しあれ』……?
試作品って、これか? なんか、ただの補聴器にしか見えないが……ええっと、商品名は……
…………『きりりんがる』……?」
847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/25(土) 23:03:31 ID:PDsQp3Im0 [1/2]
>845
桐「なにしてんのよ」
京「な、なんだよ(といいつつ『きりりんがる』をつけてみる」
桐「にゃあ!」
京「は?」
桐「にゃあっな、ンにゃぁ!」
京「え、あ……にゃー」
桐「にゃ~」
見下ろす桐乃。京介がむっとして迫る。
京「んにゃっ」
桐「なな、んにゃっ!」
べしっと、『きりりんがる』を奪い取る。
桐「ちょっと、ク○猫となにかあったの?」
854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/25(土) 23:19:13 ID:ZQ20jSZ70 [1/2]
>>847
桐乃「あんた今日ヒマ?ちょっとあたしにつきあいなさいよ」
京介「え、き、今日は・・・」ピピッ
京介(何だこれ?・・・ええっと)
『今日はお兄ちゃんとずっと一緒にいたいな。出来ればデートしたい、なんて・・・』
京介(何だこれ!!!?沙織のヤツ意味の分からないもん作りやがって!)
京介「わ、悪い。今日は麻奈実とちょっと・・・」
桐乃「ふざけんなっ!!だったらもう二度と帰ってくんな!!!」ピピッ
『なんでお兄ちゃんはいつも他の女の人ばかり見てるの?あたしのことだけ見てよ・・・』
862 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/25(土) 23:29:30 ID:lRtAWYY8O [15/15]
>>845
「まあ、試しに着けてみるか」カチャ
「あんた何やってんの?」
「い、いや別に」
「あああ…今日もかっこいいよお!京介!」
「え?」
「かっこいいよお!かっこよすぎるよお!何でそんなにかっこいいの!?ああああ抱き締めてもらいたいいいい!でもそんなこと言ったら京介に嫌われちゃうよね……そんなのいやあ!
京介に嫌われちゃったらあたし生きていけないよお!京介に嫌われるくらいなら死んだ方がマシだもん!ああああでもあたし素直じゃないから京介も呆れてるよね……でも心の中ではいつでも京介のこと考えてるよお!大好きだよお!キスしたいよお!
いつもはエロゲーの中だけで満足してるけど本当は京介とグッドエンドになりたいのお!大好きだよお!寝てる間にキスしちゃおうかな…?だって京介がかっこいいのがいけないんだもん!
抱きついて京介をくんかくんかしたいよお!京介の匂いって何でこんなにいい匂いなんだろ…?ああああああとにかく今日もあたしの京介はかっこいいよお!大好きだよお!愛してるよお!京介え!」
「…俺は何も聞かなかった……」カチャ
896 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/26(日) 00:17:29 ID:CDMPiGHM0 [1/5]
>>845ネタ
「なんだぁ? この『きりりんがる』ってのは……またなんかのヲタグッズか? まぁ試しにつけてみっか」
「……あんた、何こんなトコで突っ立ってんの?」
(さっきからあたしココに居たのに、気付いてよ……)
「え!? あれ……なんだ? 腹話術?」
「はあ? 意味わかんないんですケド」
(腹話術ってなんだろ。またあたし以外のコと仲良く話してたのかな)
「いやあの……その」
「言いたい事があんならはっきり言いなさいよ」
(なんでちゃんと返事してくれないの? あたしと話すのそんなにイヤなのかな)
「違うぞ! 別に話すのイヤなんて事はない!」
「なに急にマジになっちゃって……キモ」
(そんないきなり大声出さないでよ。ドキドキするじゃん)
「あ~、それで、何か用か?」
「……べっつに~?」
(用がないと話しかけちゃいけないの……?)
「ちが、いや、桐乃! 良かったら一緒にゲームしねえ?」
「えっ? ま、まぁアンタがどうしてもって言うなら、仕方ないから付き合ってあげるケド」
(うそ、京介が誘ってくれた! 夢じゃないよね?)
「おう! さ、部屋行くか」
「ちょっ、背中押さないでよ。何慌ててんの、ばかじゃん?」
(わ、背中に京介の手が当たってる……何これ、今日ラッキーデーなのかな?)
897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/26(日) 00:18:14 ID:CDMPiGHM0 [2/5]
「ほら、さっさと入んなさいよ」
(少しでも長く一緒に居たいし)
「お、おう……邪魔するぜ」
「ふん」
(一応鍵かけとこ。もしかしたら……なんてね)
「もしかしたらってナンだよ!?」
「はあ? いきなり何言ってんのアンタ」
(ど、怒鳴られた!? なんでなんで? 怖い……)
「あ、いや、スマン……」
「……ま、いいケド」
(なんか嫌われるような事しちゃったかな。なにがいけなかったんだろう)
「別に嫌ってねぇって……っと、うわっ!」
「きゃっ!」
(わ、京介こっちに倒れ込んできた!?)
ドサッ
「いつつつ……大丈夫か?」
「あ……うん」
(どうしよ、これ押し倒されてる? 鍵かけといて良かった)
「あ~、いやこれはだな……」
「……なに?」
(今つけてる下着どんなんだっけ? あ、ちょう可愛いやつだ。お母さんは買い物で居ないし……よし大丈夫)
「いや大丈夫じゃねえだろ!」
「きゅ、急に怒鳴んないでよ!」
(大丈夫じゃないって何? あ、避妊の事かな。でも今日は安全日だし)
「ち、違う、ちがーーーーう!」ブチッ
「な、なんなのよさっきから!」
「いや、良いんだ。きっと何かの間違いだ……」
「……ふぅん。つかいつまで乗っかってんの? 重いんだケド」
「ああ、悪い」
「遅いっての。このグズ」
「(きっとああいうイタズラ系のグッズなんだろう。そうさ、そうに決まってる)」
「…………いくじなし」
End
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最終更新:2010年12月30日 20:27