2月23日製造。身長166cm、体重121kg。
スナックお登勢の従業員。林流山が病弱で孤独だった娘・芙蓉の為に造ったプロトタイプのからくり人形。殺人犯の濡れ衣を着せられて逃げていたところ、ボディを壊され、首だけになってゴミ捨て場に転がっていたところを神楽が持ち帰ったことで、万事屋と関わるようになった。「たま」(漢字表示は「卵」)の名付け親も神楽。
芙蓉をからくりとして再生するために、彼女の人格や記憶がインプットされた「種子」というデータを中枢電脳幹に持ち、その影響で未熟ながらも感情が芽生えつつあった。暴走したターミナルを復旧するため大破するが、銀時達によってパーツが回収される。多くのデータを失いながらも平賀源外の手によって復元され、その後はスナックお登勢で従業員として働いている。外見の良さは元より献身的な業務態度で、客からの人気は上々。からくりであるため「人の役に立ちたい」ということに終始し融通のきかない性格だが、金物屋の特売品であるネジを見て涎を垂らしたり、子供たちと遊んで楽しそうに笑ったりと、人間らしい部分が垣間見えるようになった。お登勢から休暇をもらった時、銀時に買ってもらったネジをかんざしとして挿している。
からくり特有の能力として、故障したからくりと対話する事で故障原因を探り修理する事が出来るとされている(大破させた事はあるが実際に修理出来た場面は今のところ無い)。料理の食材を口から取り入れて体内で調理する機能を持ち、吐き出してオイルにまみれた状態の料理が出せる。凄惨な調理法であるにもかかわらず非常に美味らしく、食べた人に感動をもたらす。なお銀時の家賃回収のために、お登勢の依頼で源外によって改造され、戦闘能力が格段に上げられている。このこともあって、かぶき町四天王篇では次郎長の軍勢や華陀の軍勢との戦いで大活躍した。
『3年Z組銀八先生』では本邦初の技巧女優として登場し、その後3年Z組に編入する。
最終更新:2011年03月26日 18:46