9月4日生まれ
乙女座
三十路間近の20代(アニメ版では29歳)
身長184cm、体重80kg。
武州出身
A型
隊士たちから多大の信望を集める真選組局長。「人のいい所を見つけるのは得意だが、悪い所を見つけるのは苦手」と言われるほどにお人好しな好漢。伊東からは「清廉」、または「無垢」と称された事のある人間味の溢れる好人物で、隊員達の信頼を一身に受けている。かつては剣術道場の跡取りであり、その頃行き場の無かった土方や沖田らを門下生として迎え入れていた。真選組を結成した後、隊士達をまとめあげ、今まで引っ張ってきた偉大な人物。他のキャラより下ネタ的行動が目立つ事が多々あり、隊士達からは呆れられているようにも見えるが、時として沖田を殴りつけ厳しく諭すなど、「漢」らしい場面も見せる。また、自らを殺害しようとしていた伊東でさえ「友」として命がけで助けようとした程の慈悲深さも併せ持つ。たまに思慮深げな雰囲気で解説役を演じることがある。だが、最近ではほとんどがイロモノ扱いであり、その下品さからか人気投票でも他の隊士らが一桁台なのに対して、10位台に落ち込む事が多い。

数々の死線を潜り抜けただけあって、事に対して冷静で居られるものの、脇の甘い性格からボケとしての役回りの方が遥かに多い。「刀は侍の魂だ」と豪語するが、何かと刀を失う始末。しかし、局長を名乗るに相応しい実力を持っているのも事実。尻に酷い傷を負いながらも、柳生四天王一の実力を誇る東城を一撃で撃破するほど。寺門通OFC編では夜兎族の神楽を片手で押さえつけた上、走りで彼女と対等に渡り合う身体能力も見せた。また、アニメでの真選組動乱編にて相手の刀と鎧さえも貫くほどの斬撃を披露している。しかし、初登場時は銀時ともお妙を賭けて決闘を申し込んだものの、銀時の卑怯な策で敗れている。

お妙が「商売として」彼のフォローをしてしまって以来、彼女に一方的な好意を抱き、悪質極まりないストーカー行為を繰り返している。当初は自分でもストーカーだと認めていたが、最近は本人はあくまでも“愛の狩人”のつもりであり、断じてストーカーではないと言い張っている。お妙に何度拒絶されても諦めない粘り強さは天下一品。原作ではお妙以外の女性にも言い寄っているようだが、アニメでは変更されている。お妙の弟の新八を勝手に「義弟(新八君)」と呼んでいるが、これに関しては姉のお妙が困らされているからか、新八からも嫌がられている。このストーカー癖については、お妙と同じくストーカーの被害者である銀時や、ストーカー対策で強化された恒道館道場で酷い目に合った山崎からも呆れられている描写がある。アニメでのお妙へのストーカー行為では神出鬼没であり、かなりの頻度で恒道館道場(お妙、新八の実家)に現れてはお妙に撃退されての繰り返しである。また、お妙との恋愛に関する共演ネタを妄想してこれにしようと思った際には「私に対する侮辱」と酷評をされた揚句、返り討ちにあった。

ゲームの趣味はゾニー派であり、得意ジャンルはギャルゲー。古今東西あらゆるギャルゲーをやり尽くしており、オトした(二次元の)女は数知れないほどだが、三次元(現実)では全くモテない。その辺りを自覚しており、「俺の周りはカッコイイ奴(沖田&土方)ばっか」と言っている。よく銀時や神楽、新八やお妙に「ゴリラ」呼ばわりされ、ゴリラを自称することも多くなり、『謎のゴリラに噛まれた』事で本当にゴリラになった事すらある。ゴリラのような天人である猩猩族の姫君とお見合いさせられ結婚寸前まで行ったこともある。オンラインゲーム「モンキーハンターオンライン」でのハンドルネームは『フルーツチンポ侍G』。好きなジブリヒロインは『となりのトトロ』の草壁さつき。

真選組局長という立場から、攘夷志士である桂小太郎とはいわゆる宿敵同士だが、何かにつけて意図せずに同じ場所に居合わせることが多い。ただ、何らかのトラブルに巻き込まれては意気投合しそうになるが、素顔を確認してお互いに仰天するのがお約束となっている。また、桂に対しては土方や沖田は彼を見かけた瞬間に激しく追い回すのがお約束だが近藤にはそういった描写は全く無く、彼に対してそれほど敵意は無いと思われる。

最近では女性に嫌われているかのような描写が増えており、お妙はもちろんであるが寺門通OFC篇では『生理的に受け付けない』という理由でお通にも嫌われていることが判明している。同じストーカー同士のさっちゃんとも仲は良くないがその一方でアニメではお互いの恋の成就のためにさっちゃんと協力したり、神楽とは共に行動したりすることが多いため少なくとも神楽からはそれほど悪く思われていない。お妙を想う者同士で柳生九兵衛とも気が合うような素振りを見せたこともある。

『3年Z組銀八先生』では風紀委員長だが、やはりお妙に対する変態振りが炸裂している。その変態行為は七不思議の一つと化していたほどで、相変わらずお妙の報復攻撃を受ける有様。風紀委員=真選組というポジションになっており、後述の土方もそれに合わせて副委員長であり、沖田や山崎も委員である。

没となったデザイン案は長谷川泰三に流用された。長谷川のかつての役職が「局長」であったのはその名残。没案となったものは「現在の近藤と長谷川を足して2で割ったら3余った」という微妙なキャラだったらしい。 またその名残なのか同じ年長者同士で長谷川と共に下ネタや不遇な立場に回ることも最近は多い。
最終更新:2011年03月26日 18:47