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*2010年エベレストまとめ
-&link_anchor(accident){シェルパとファンの学生が事故死}
-&link_anchor(stay1){シェルパにルート工作をやらせて停滞}
-&link_anchor(schedule){栗城とシェルパの日程表}
-&link_anchor(stay2){シェルパのルート工作が遅れたため停滞}
-&link_anchor(descend){高度順応失敗で下山}
-&link_anchor(rescue){シェルパに救助される}
--&link_anchor(oxygen){酸素ボンベを使用}
-&link_anchor(tv){テレビ特番}
-&link_anchor(chicanery){後に発表された公式見解}
-&link_anchor(America){アメリカ隊との繋がり}
--&link_anchor(post){後日談}
-&link_anchor(data){参考データ}
-&link_anchor(link){2010年エベレスト関連項目}
-&link_anchor(scheduleA){スケジュール}
--&link_anchor(scheduleC){実際の行程表}
-&link_anchor(diviner){占い師の存在}
※過去にアップされていた動画の多くは現在すでに削除されている。
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&bold(){記者会見で配布されたルート図。（クリックで拡大）} C5まで設営の予定だった事がわかる。
#image(map2010.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=map2010.jpg,width=200,title=map2010)
&bold(){略語} BC→ベースキャンプ C1→キャンプ1 BC:標高5300m C1:6100m C2:6400m C3:7000m C4(サウスコル):7900m
**&aname(accident,option=nolink){シェルパとファンの学生が事故死}
先行してBC入りしようとして一人早い便で向かったシェルパがアグエニア航空カトマンズ-ルクラ航路の墜落事故により死亡する。よりによってアンナプルナで遭難寸前の栗城を救出した[[テンバ・シェルパ]]であった。また、この後も天候不良が続いたため運行が1週間ストップ。計画の大幅な変更を余儀なくされる。
参考：[[時事通信社47NEWS>http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082401000448.html]]
**&aname(stay1,option=nolink){シェルパにルート工作をやらせて栗城は何もせずに停滞}
&bold(){ベースキャンプ(5300m)地点での栗城隊全容写真} (クリックで拡大)
#image(http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=128&file=int23_01_03l.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=128&file=int23_01_03l.jpg,width=500,title=栗城隊集合)
これだけイナバの物置状態の数の工作員がいれば多い日も安心
・C1で停滞中の栗城が無線でルート工作のシェルパの増員を要請。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/618/
＞■BC「（シェルパ達が）明日早くBCを出て直行でC2まで4人で上がり、
＞ 一人をC2に残しテント設営を頼み、
＞ 3人がC3に向けて&bold(){ルート工作}に進みたいと言うことです」
＞
＞■栗城「はい了解です」
＞
＞■BC「本日も昨日と同様、C1には栗城一人、誰も上がらずになりますが
＞ どうでしょうか？」
＞
＞■栗城「ただし食料も限りがありますし、そんなに停滞できるわけじゃないと
＞ 思いますので、えー、シェルパが明々後日にC3に上がれるのであれば
＞ 残りたいと思います。で、その分&bold(){ルート工作に向けてシェルパの人員を}
＞ &bold(){増やしたい}と思うのですがいかがでしょうか？」
＞（略）
＞■BC 「予定早ければ（4人のシェルパが）明後日までにC3に入れると思います」
＞
＞■栗城 「がんばって停滞します」
・栗城がC1で停滞している間に上部でルート工作しているシェルパが雪崩に巻き込まれる(生還)
栗城ブログ 2010-09-18 22:54:53 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10652420313.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0402-1142-31/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10652420313.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010b.jpg]]）
＞●今日、&bold(){ルート工作のシェルパが雪崩に巻き込まれました。}
＞ 全員無事でしたが、本当に危険だと思います。
＞
＞●今、C1にはC3への&bold(){ルート工作}のための栗城隊シェルパと ローツェを登るチェコ隊、
＞ それからアメリカ隊がいます
＞
＞●明日からアメリカ、チェコ、栗城隊で&bold(){ルート工作}開始。
＞ 明後日から僕は登り初めてます。雪は腰まであるそうです。
栗城ブログ 2010-10-07 10:52:12 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10669750501.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0620-1821-29/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10669750501.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010c.jpg]]）
＞●今回は、異常気象で異常な雪質のため、 アメリカ隊のシェルパからも 要請があり、
＞ 栗城隊のシェルパと共に7000mちょっと上まではルートを作っています。
**&aname(schedule,option=nolink){栗城とルート工作のシェルパの日程表(1:28～ 9/28時点)}
動画に副隊長のノートがちらっと映り、そこに栗城とルート工作のシェルパの日程表が書いてある。
日程表ではシェルパが栗城よりも先行してC4(標高7900m)まで進んでいる。
(ただ、おそらく時間切れのためC3とC4の間までしかルートが完成せず)
http://www.youtube.com/watch?v=Efo8E287nmo
栗城 ルート工作
9/28 C2
9/29 C2→C3 C2→C3→C4→C2
9/30 C3→C4 C2→C4(2人)
10/1 C4→Top→C4 C4(2人)
10/2 C4→BC C4→BC
****キャプチャ画像 （画像クリックで拡大します）
#image(s1_23301.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=s1_23301.jpg,width=500,title=キャプチャ)
**&aname(stay2,option=nolink){シェルパのルート工作が遅れているため停滞}
http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10662866901.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0402-1118-19/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10662866901.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010a.jpg]]）
2010-09-29 23:59
>今はC３にいます。７０００m、ものすごく寒いです。
>明日上がっていきたい気持ちでいるのですが、イエローバンドのフィックス、昔のロープ等々
>色々とあって一日停滞します。明日は休養。明後日、サウスコルに上がってアタックしたいと思います。
（※）イエローバンドはC3とC4の間にある地層
**&aname(descend,option=nolink){2度目のエベレストも高度順応失敗で下山}
「わかってるよぉー」 C3とC4の間の約7700m地点で下山
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/648/
**&aname(rescue,option=nolink){シェルパに救助される}
今回のエベレスト遠征を特集した番組 &link_anchor(tv){『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』} の中で、
標高約7700mで栗城が下山を開始したときに、シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきているのが映っていた。
****キャプチャ画像 （画像クリックで拡大します）
#image(vljiko033796.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=vljiko033796.jpg,width=500,title=キャプチャ)
&bold(){真ん中の点が栗城、右下の２つの点がシェルパ} →[[位置解説図>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=kuriki.jpg]]
このシェルパ2人に救助され、酸素ボンベを吸った模様。翌日の生中継でそのことを公言している(下記参照)。
**&aname(oxygen,option=nolink){酸素ボンベを使用}
アタックに失敗した翌日にC3で行った生中継の動画
http://www.ustream.tv/recorded/9943558
＞(1:14.22～)
＞「昨日ですね～ 実は体調が非常に悪かったんです。
＞ それで、&bold(){エマージェンシー救助のシェルパ2名}がですね～
＞ C3に酸素を1本置いていってくれまして、生まれて初めて酸素というやつをですね～
＞ 吸いました。最高に気持ちいいです！」
生中継中にも酸素を吸う
＞(1:15.20 酸素マスクをつける)
＞BC 「マジで吸うんですか？」
＞栗城「あのねぇ～こっちは真剣にやってんの！」
＞BC 「日本側からアァーという声が上がっていますが・・」「（ ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ」
＞(1:18.20)
＞栗城「酸素カンパーイ！ 酸素があれば何でもできる」
(※)ちなみに栗城は過去に酸素ボンベを吸ったことがあり、生まれて初めてではない→[[エベレスト(1回目)]]
&bold(){酸素ボンベ使用シーン}
#image(https://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=107&file=oxygen.jpg,https://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=107&file=oxygen.jpg,width=300,title=oxygen)
[[参考サイト>http://blog.goo.ne.jp/acc-job/e/e56317cb03e3e98461eda06967ed44ef]]
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*&aname(tv,option=nolink){テレビ特番}
テレビ東京系列 『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』 2010年10月24日(日) 夜7時54分～9時48分放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/21320_201010241954.html
栗城がYoutubeなどにアップしていた動画にはトレースやフィックスロープは映っていないが
この番組ではC3より上にも途中までルート工作跡がはっきりと映っていた。
また、栗城が標高約7700mで登頂断念して下山を開始したときに
シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきている場面が放送された。
-[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=vljiko033796.jpg]] （真ん中の点が栗城、右下の２つの点がシェルパ）
-[[位置解説用の図>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=kuriki.jpg]]
なお、残念ながら視聴率はゴールデン帯で4.2%と記録的に低かった→[[日曜ビッグバラエティ]]
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**&aname(chicanery,option=nolink){後に発表された公式見解}
http://kurikiyama.jp/news/topics_ensei/529.html [[（魚拓）>http://megalodon.jp/2011-0425-0843-16/kurikiyama.jp/news/topics_ensei/529.html]]
自ら公開した動画やブログ、テレビ放映された内容と明らかに矛盾を生じている。
生中継で栗城自ら「前日非常に体調が悪かったため、エマージェンシー救助のシェルパ2名が
C3に上げた酸素ボンベを吸った」と語っていたにも関わらず、公式見解では無かったことにされた。
またこの公式見解は今回のエベレストのテレビ特番が放送されるに数時間前にアップされた(※)。
テレビ特番によりC3より上でのシェルパのルート工作が明白になり、シェルパ2人が栗城のすぐ下
(7700m近く)まで登ってきていたことが判明し、この公式見解と完全に矛盾をきたすことになった。
また放送当日、栗城隊の副隊長と思われる人物([[sekigold>関智]])が執拗にWikipediaの編集を行っている。
(※)放送6時間前の13:48に[[sekigold>関智]]がWikipediaに投稿した内容に、公式見解へのリンクが含まれている。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%A0%97%E5%9F%8E%E5%8F%B2%E5%A4%9A&oldid=34628676
（Wikipediaに表示される時間に+9時間したものが日本時間なので、13:48にこの内容を投稿したことになる。）
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**&aname(America,option=nolink){アメリカ隊との繋がり}
同時期にエベレストに挑んでいてエベレスト登頂に成功したアメリカ隊は、ブログで栗城のことを
>Planning on climbing without Oxygen and outside assistance (to some extent)
と書いている。カッコ部分に注目
山屋が認めた単独ならば'solo'と書くはず
http://www.ericlarsenexplore.com/updates/journal/145603
アメリカ隊登頂成功の報を聞いた栗城は称えるどころか
>アメリカ隊は酸素ボンベ使用なので、
>気圧で酸素が濃いか薄いかは関係ありません。
>酸素ボンベは体感で標高が半分にもなるアイテムです。
と書く
http://ameblo.jp/kurikiyama/day-20101017.html
アメリカ隊の登頂成功を祝わないのかの意見に対するツイート
>心から言ってますよ。ＡＢＣでかなり仲良くなってる仲でしたから。
>RT @motherfocus @kurikiyama
>それならあなたもアメリカ隊におめでとうの一言でも言えば？
http://twitter.com/kurikiyama/status/27746067117
ちなみに栗城さんは今回も酸素を使い始めるとされる高度まで行っていません。
到達高度は7750m（本人談）
>そもそも、酸素を吸い始めるのは通常7900m
（達成当時は世界最年少の7サミッター山田淳氏のツイートより）
http://twitter.com/atsushi58/status/27618105653
http://twitter.com/atsushi58/status/27618640180
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**&aname(post,option=nolink){後日談}
栗城は2年後にエベレストで重度の凍傷を負い、真っ黒になった指の画像をFacebookにアップ。 アメリカ隊のエリック・ラーセン氏はこの写真をシェアしたが、そこにつけたコメントには凍傷への警句に加えこんな指摘があった。
>"I met Kuriki Nobukazu on Everest in 2010. He stated he was climbing 'solo' although there were four or five Sherpas carrying gear. He then aborted his climb shortly after reaching Camp 3.
>（私は2010年のエベレストで栗城史多と会った。 彼はギアを運ぶ4～5人のシェルパが帯同していたが“ソロ”クライミングと述べていた。彼はC3に到着後まもなく登山を中止した。）
[[上の内容を伝えるGrind TV Outdoor Blog>http://www.grindtv.com/outdoor/blog/37286/climber+aborts+summit+bid+on+mt+everests+most+dangerous+route/]]
[[エリック・ラーセン氏のフェイスブックコメント>http://www.facebook.com/EricLarsenExplore/posts/319500808157241]]
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**&aname(data,option=nolink){参考データ}
・上記アメリカ隊（エリック・ラーセン隊）の動画一覧
[[Save the Poles>http://www.youtube.com/user/savethepoles]]
[[Himalayan Trailblazer>http://www.youtube.com/user/himalayantrialblazer]]
・日本ヒマラヤ協会のデータベースによる2010年の海外遠征日本隊の記録
[[日本隊リスト2010（pdf）>http://haj.gr.jp/data/2010japan20130113.pdf]]
日本人隊員だけで10人の大所帯。到達標高は記載されていない。
・この遠征の公式特設サイト
[[公式特設サイト>http://www2.kurikiyama.jp/old/ever.htm]]
[[WebArchiveによる当時のキャッシュ>http://web.archive.org/web/20100922014528/http://kurikiyama.jp/everest.html]]
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**&aname(link,option=nolink){2010年エベレスト関連項目}
[[アメリカ隊に対して]]
[[酸素ボンベは標高が半分]]
[[酸素を使えば登れる]]
[[ここ雪崩そうですかねぇ？]]
[[「うんこ食べたい」とは]]
[[横浜市立大学山岳部の反応]]
[[CCRはどこへ]]
[[日曜ビックバラエティ]]
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*&aname(scheduleA,option=nolink){スケジュール}
**&aname(scheduleC,option=nolink){実際の行程表}
|8月17日|日本出発||
|～8月23日|カトマンズ|天候不良のためルクラまでの飛行機が飛ばず|
|8月24日|飛行機墜落事故||
|～8月29日|カトマンズ|葬儀や、天候不良で飛行機が飛ばず待機|
|8月30日|ルクラ着→パクディン2610m||
||移動||
|9月4日|BC(5300m)着||
|～9月11日|BC||
|9月12日|BC→C1(6100m)→BC||
|9月13日|BC||
|9月14日|BC||
|9月15日|BC→C1||
|9月16日|C1|悪天候と、シェルパによるルート工作待ちで動けず。&br()18日にルート工作のシェルパが雪崩に巻き込まれる。|
|9月17日|C1|~|
|9月18日|C1|~|
|9月19日|C1→BC||
|9月20日|BC||
|9月21日|下の村で休養||
|9月22日|~||
|9月23日|BC||
|9月24日|BC||
|9月25日|BC|[[シェルパがルート工作>https://twitter.com/kurikiyama/status/25413378604]]&footnote(ツイッターでの発言 栗城「明日からアメリカ、チェコ、栗城隊でルート工作開始。明後日から僕は登り初めてます。雪は腰まであるそうです。」 9月24日21:06（ネパール時間）)|
**アタックステージ
|9月26日|BC→C1||
|9月27日|C1→C2(6400m)||
|9月28日|C2|「[[腰痛>https://twitter.com/kurikiyama/status/25737397622]]」を理由に停滞&footnote(ツイッターでの発言 栗城「ナマステ。ひどい腰痛のため、今日はC2に停滞し休養することにしました。」 9月28日06:15（ネパール時間）) &br()（おそらくシェルパがルート工作するための時間稼ぎ）|
|9月29日|C2→C3(7000m)||
|9月30日|C3|シェルパによるルート工作待ち|
|10月1日|C3→7750m地点→C3||
|10月2日|C3→BC|C3で生中継|
**&aname(diviner,option=nolink){占い師の存在}
2020年河野啓著「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」(集英社刊)では、当時栗城隊副隊長であった森下亮太郎氏の証言として、この時栗城が登頂のタイミングを占いで決めていたとある。
指示を請うていたのは栗城が心酔していた占い師のうちの一人であり、『(いつアタックするかは)今回は占いの先生の判断を最優先したい。森下さんから天気の情報とかは教えて貰いますけど、最後はそっち(占い)を信じますから』とBCにおいて森下氏に説明していた。
「判断を占い師に頼っちゃったら(登山家として)アウト」「栗城にはもうエベレストは無理」として、森下氏はこの時栗城との決別を決意したようである。
この占い師はかつて栗城が婚約していた女性との交際関係にも介入していた模様で、「Aさん(＝婚約者)と別れないと、あんた絶対山で死ぬよ」とのアドバイスを受けた、と栗城本人が関係者に語っていた事が同著書には記されている。
事実であれば、その後の突然の婚約破棄という行動に大きな影響を与えた可能性が高い。
*2010年エベレストまとめ
-&link_anchor(accident){シェルパとファンの学生が事故死}
-&link_anchor(stay1){シェルパにルート工作をやらせて停滞}
-&link_anchor(schedule){栗城とシェルパの日程表}
-&link_anchor(stay2){シェルパのルート工作が遅れたため停滞}
-&link_anchor(descend){高度順応失敗で下山}
-&link_anchor(rescue){シェルパに救助される}
--&link_anchor(oxygen){酸素ボンベを使用}
-&link_anchor(tv){テレビ特番}
-&link_anchor(chicanery){後に発表された公式見解}
-&link_anchor(America){アメリカ隊との繋がり}
--&link_anchor(post){後日談}
-&link_anchor(data){参考データ}
-&link_anchor(link){2010年エベレスト関連項目}
-&link_anchor(scheduleA){スケジュール}
--&link_anchor(scheduleC){実際の行程表}
-&link_anchor(diviner){占い師の存在}
※過去にアップされていた動画の多くは現在すでに削除されている。
----
&bold(){記者会見で配布されたルート図。（クリックで拡大）} C5まで設営の予定だった事がわかる。
#image(map2010.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=map2010.jpg,width=200,title=map2010)
&bold(){略語} BC→ベースキャンプ C1→キャンプ1 BC:標高5300m C1:6100m C2:6400m C3:7000m C4(サウスコル):7900m
**&aname(accident,option=nolink){シェルパとファンの学生が事故死}
先行してBC入りしようとして一人早い便で向かったシェルパがアグエニア航空カトマンズ-ルクラ航路の墜落事故により死亡する。よりによってアンナプルナで遭難寸前の栗城を救出した[[テンバ・シェルパ]]であった。また、この後も天候不良が続いたため運行が1週間ストップ。計画の大幅な変更を余儀なくされる。
参考：[[時事通信社47NEWS>http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082401000448.html]]
**&aname(stay1,option=nolink){シェルパにルート工作をやらせて栗城は何もせずに停滞}
&bold(){ベースキャンプ(5300m)地点での栗城隊全容写真} (クリックで拡大)
#image(http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=128&file=int23_01_03l.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=128&file=int23_01_03l.jpg,width=500,title=栗城隊集合)
これだけイナバの物置状態の数の工作員がいれば多い日も安心
・C1で停滞中の栗城が無線でルート工作のシェルパの増員を要請。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/618/
＞■BC「（シェルパ達が）明日早くBCを出て直行でC2まで4人で上がり、
＞ 一人をC2に残しテント設営を頼み、
＞ 3人がC3に向けて&bold(){ルート工作}に進みたいと言うことです」
＞
＞■栗城「はい了解です」
＞
＞■BC「本日も昨日と同様、C1には栗城一人、誰も上がらずになりますが
＞ どうでしょうか？」
＞
＞■栗城「ただし食料も限りがありますし、そんなに停滞できるわけじゃないと
＞ 思いますので、えー、シェルパが明々後日にC3に上がれるのであれば
＞ 残りたいと思います。で、その分&bold(){ルート工作に向けてシェルパの人員を}
＞ &bold(){増やしたい}と思うのですがいかがでしょうか？」
＞（略）
＞■BC 「予定早ければ（4人のシェルパが）明後日までにC3に入れると思います」
＞
＞■栗城 「がんばって停滞します」
・栗城がC1で停滞している間に上部でルート工作しているシェルパが雪崩に巻き込まれる(生還)
栗城ブログ 2010-09-18 22:54:53 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10652420313.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0402-1142-31/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10652420313.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010b.jpg]]）
＞●今日、&bold(){ルート工作のシェルパが雪崩に巻き込まれました。}
＞ 全員無事でしたが、本当に危険だと思います。
＞
＞●今、C1にはC3への&bold(){ルート工作}のための栗城隊シェルパと ローツェを登るチェコ隊、
＞ それからアメリカ隊がいます
＞
＞●明日からアメリカ、チェコ、栗城隊で&bold(){ルート工作}開始。
＞ 明後日から僕は登り初めてます。雪は腰まであるそうです。
栗城ブログ 2010-10-07 10:52:12 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10669750501.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0620-1821-29/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10669750501.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010c.jpg]]）
＞●今回は、異常気象で異常な雪質のため、 アメリカ隊のシェルパからも 要請があり、
＞ 栗城隊のシェルパと共に7000mちょっと上まではルートを作っています。
**&aname(schedule,option=nolink){栗城とルート工作のシェルパの日程表(1:28～ 9/28時点)}
動画に副隊長のノートがちらっと映り、そこに栗城とルート工作のシェルパの日程表が書いてある。
日程表ではシェルパが栗城よりも先行してC4(標高7900m)まで進んでいる。
(ただ、おそらく時間切れのためC3とC4の間までしかルートが完成せず)
http://www.youtube.com/watch?v=Efo8E287nmo
栗城 ルート工作
9/28 C2
9/29 C2→C3 C2→C3→C4→C2
9/30 C3→C4 C2→C4(2人)
10/1 C4→Top→C4 C4(2人)
10/2 C4→BC C4→BC
****キャプチャ画像 （画像クリックで拡大します）
#image(s1_23301.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=s1_23301.jpg,width=500,title=キャプチャ)
**&aname(stay2,option=nolink){シェルパのルート工作が遅れているため停滞}
http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10662866901.html （[[魚拓>http://megalodon.jp/2011-0402-1118-19/ameblo.jp/kurikiyama/entry-10662866901.html]]とその[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=everest2010a.jpg]]）
2010-09-29 23:59
>今はC３にいます。７０００m、ものすごく寒いです。
>明日上がっていきたい気持ちでいるのですが、イエローバンドのフィックス、昔のロープ等々
>色々とあって一日停滞します。明日は休養。明後日、サウスコルに上がってアタックしたいと思います。
（※）イエローバンドはC3とC4の間にある地層
**&aname(descend,option=nolink){2度目のエベレストも高度順応失敗で下山}
「わかってるよぉー」 C3とC4の間の約7700m地点で下山
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/648/
**&aname(rescue,option=nolink){シェルパに救助される}
今回のエベレスト遠征を特集した番組 &link_anchor(tv){『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』} の中で、
標高約7700mで栗城が下山を開始したときに、シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきているのが映っていた。
****キャプチャ画像 （画像クリックで拡大します）
#image(vljiko033796.jpg,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=vljiko033796.jpg,width=500,title=キャプチャ)
&bold(){真ん中の点が栗城、右下の２つの点がシェルパ} →[[位置解説図>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=kuriki.jpg]]
このシェルパ2人に救助され、酸素ボンベを吸った模様。翌日の生中継でそのことを公言している(下記参照)。
**&aname(oxygen,option=nolink){酸素ボンベを使用}
アタックに失敗した翌日にC3で行った生中継の動画
http://www.ustream.tv/recorded/9943558
＞(1:14.22～)
＞「昨日ですね～ 実は体調が非常に悪かったんです。
＞ それで、&bold(){エマージェンシー救助のシェルパ2名}がですね～
＞ C3に酸素を1本置いていってくれまして、生まれて初めて酸素というやつをですね～
＞ 吸いました。最高に気持ちいいです！」
生中継中にも酸素を吸う
＞(1:15.20 酸素マスクをつける)
＞BC 「マジで吸うんですか？」
＞栗城「あのねぇ～こっちは真剣にやってんの！」
＞BC 「日本側からアァーという声が上がっていますが・・」「（ ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ」
＞(1:18.20)
＞栗城「酸素カンパーイ！ 酸素があれば何でもできる」
(※)ちなみに栗城は過去に酸素ボンベを吸ったことがあり、生まれて初めてではない→[[エベレスト(1回目)]]
&bold(){酸素ボンベ使用シーン}
#image(https://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=107&file=oxygen.jpg,https://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=107&file=oxygen.jpg,width=300,title=oxygen)
[[参考サイト>http://blog.goo.ne.jp/acc-job/e/e56317cb03e3e98461eda06967ed44ef]]
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*&aname(tv,option=nolink){テレビ特番}
テレビ東京系列 『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』 2010年10月24日(日) 夜7時54分～9時48分放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/21320_201010241954.html
栗城がYoutubeなどにアップしていた動画にはトレースやフィックスロープは映っていないが
この番組ではC3より上にも途中までルート工作跡がはっきりと映っていた。
また、栗城が標高約7700mで登頂断念して下山を開始したときに
シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきている場面が放送された。
-[[キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=vljiko033796.jpg]] （真ん中の点が栗城、右下の２つの点がシェルパ）
-[[位置解説用の図>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=25&file=kuriki.jpg]]
なお、残念ながら視聴率はゴールデン帯で4.2%と記録的に低かった→[[日曜ビッグバラエティ]]
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**&aname(chicanery,option=nolink){後に発表された公式見解}
http://kurikiyama.jp/news/topics_ensei/529.html [[（魚拓）>http://megalodon.jp/2011-0425-0843-16/kurikiyama.jp/news/topics_ensei/529.html]]
自ら公開した動画やブログ、テレビ放映された内容と明らかに矛盾を生じている。
生中継で栗城自ら「前日非常に体調が悪かったため、エマージェンシー救助のシェルパ2名が
C3に上げた酸素ボンベを吸った」と語っていたにも関わらず、公式見解では無かったことにされた。
またこの公式見解は今回のエベレストのテレビ特番が放送されるに数時間前にアップされた(※)。
テレビ特番によりC3より上でのシェルパのルート工作が明白になり、シェルパ2人が栗城のすぐ下
(7700m近く)まで登ってきていたことが判明し、この公式見解と完全に矛盾をきたすことになった。
また放送当日、栗城隊の副隊長と思われる人物([[sekigold>関智]])が執拗にWikipediaの編集を行っている。
(※)放送6時間前の13:48に[[sekigold>関智]]がWikipediaに投稿した内容に、公式見解へのリンクが含まれている。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%A0%97%E5%9F%8E%E5%8F%B2%E5%A4%9A&oldid=34628676
（Wikipediaに表示される時間に+9時間したものが日本時間なので、13:48にこの内容を投稿したことになる。）
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**&aname(America,option=nolink){アメリカ隊との繋がり}
同時期にエベレストに挑んでいてエベレスト登頂に成功したアメリカ隊は、ブログで栗城のことを
>Planning on climbing without Oxygen and outside assistance (to some extent)
と書いている。カッコ部分に注目
山屋が認めた単独ならば'solo'と書くはず
http://www.ericlarsenexplore.com/updates/journal/145603
アメリカ隊登頂成功の報を聞いた栗城は称えるどころか
>アメリカ隊は酸素ボンベ使用なので、
>気圧で酸素が濃いか薄いかは関係ありません。
>酸素ボンベは体感で標高が半分にもなるアイテムです。
と書く
http://ameblo.jp/kurikiyama/day-20101017.html
アメリカ隊の登頂成功を祝わないのかの意見に対するツイート
>心から言ってますよ。ＡＢＣでかなり仲良くなってる仲でしたから。
>RT @motherfocus @kurikiyama
>それならあなたもアメリカ隊におめでとうの一言でも言えば？
http://twitter.com/kurikiyama/status/27746067117
ちなみに栗城さんは今回も酸素を使い始めるとされる高度まで行っていません。
到達高度は7750m（本人談）
>そもそも、酸素を吸い始めるのは通常7900m
（達成当時は世界最年少の7サミッター山田淳氏のツイートより）
http://twitter.com/atsushi58/status/27618105653
http://twitter.com/atsushi58/status/27618640180
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**&aname(post,option=nolink){後日談}
栗城は2年後にエベレストで重度の凍傷を負い、真っ黒になった指の画像をFacebookにアップ。 アメリカ隊のエリック・ラーセン氏はこの写真をシェアしたが、そこにつけたコメントには凍傷への警句に加えこんな指摘があった。
>"I met Kuriki Nobukazu on Everest in 2010. He stated he was climbing 'solo' although there were four or five Sherpas carrying gear. He then aborted his climb shortly after reaching Camp 3.
>（私は2010年のエベレストで栗城史多と会った。 彼はギアを運ぶ4～5人のシェルパが帯同していたが“ソロ”クライミングと述べていた。彼はC3に到着後まもなく登山を中止した。）
[[上の内容を伝えるGrind TV Outdoor Blog>http://www.grindtv.com/outdoor/blog/37286/climber+aborts+summit+bid+on+mt+everests+most+dangerous+route/]]
[[エリック・ラーセン氏のフェイスブックコメント>http://www.facebook.com/EricLarsenExplore/posts/319500808157241]]
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**&aname(data,option=nolink){参考データ}
・上記アメリカ隊（エリック・ラーセン隊）の動画一覧
[[Save the Poles>http://www.youtube.com/user/savethepoles]]
[[Himalayan Trailblazer>http://www.youtube.com/user/himalayantrialblazer]]
・日本ヒマラヤ協会のデータベースによる2010年の海外遠征日本隊の記録
[[日本隊リスト2010（pdf）>http://haj.gr.jp/data/2010japan20130113.pdf]]
日本人隊員だけで10人の大所帯。到達標高は記載されていない。
・この遠征の公式特設サイト
[[公式特設サイト>http://www2.kurikiyama.jp/old/ever.htm]]
[[WebArchiveによる当時のキャッシュ>http://web.archive.org/web/20100922014528/http://kurikiyama.jp/everest.html]]
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**&aname(link,option=nolink){2010年エベレスト関連項目}
[[アメリカ隊に対して]]
[[酸素ボンベは標高が半分]]
[[酸素を使えば登れる]]
[[ここ雪崩そうですかねぇ？]]
[[「うんこ食べたい」とは]]
[[横浜市立大学山岳部の反応]]
[[CCRはどこへ]]
[[日曜ビックバラエティ]]
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*&aname(scheduleA,option=nolink){スケジュール}
**&aname(scheduleC,option=nolink){実際の行程表}
|8月17日|日本出発||
|～8月23日|カトマンズ|天候不良のためルクラまでの飛行機が飛ばず|
|8月24日|飛行機墜落事故||
|～8月29日|カトマンズ|葬儀や、天候不良で飛行機が飛ばず待機|
|8月30日|ルクラ着→パクディン2610m||
||移動||
|9月4日|BC(5300m)着||
|～9月11日|BC||
|9月12日|BC→C1(6100m)→BC||
|9月13日|BC||
|9月14日|BC||
|9月15日|BC→C1||
|9月16日|C1|悪天候と、シェルパによるルート工作待ちで動けず。&br()18日にルート工作のシェルパが雪崩に巻き込まれる。|
|9月17日|C1|~|
|9月18日|C1|~|
|9月19日|C1→BC||
|9月20日|BC||
|9月21日|下の村で休養||
|9月22日|~||
|9月23日|BC||
|9月24日|BC||
|9月25日|BC|[[シェルパがルート工作>https://twitter.com/kurikiyama/status/25413378604]]&footnote(ツイッターでの発言 栗城「明日からアメリカ、チェコ、栗城隊でルート工作開始。明後日から僕は登り初めてます。雪は腰まであるそうです。」 9月24日21:06（ネパール時間）)|
**アタックステージ
|9月26日|BC→C1||
|9月27日|C1→C2(6400m)||
|9月28日|C2|「[[腰痛>https://twitter.com/kurikiyama/status/25737397622]]」を理由に停滞&footnote(ツイッターでの発言 栗城「ナマステ。ひどい腰痛のため、今日はC2に停滞し休養することにしました。」 9月28日06:15（ネパール時間）) &br()（おそらくシェルパがルート工作するための時間稼ぎ）|
|9月29日|C2→C3(7000m)||
|9月30日|C3|シェルパによるルート工作待ち|
|10月1日|C3→7750m地点→C3||
|10月2日|C3→BC|C3で生中継|
**&aname(diviner,option=nolink){占い師の存在}
2020年河野啓著「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」(集英社刊)では、当時栗城隊副隊長であった森下亮太郎氏の証言として、2回目のエベレスト挑戦において栗城が登頂のタイミングを占いで決めていたとある。
指示を請うていたのは栗城が心酔していた占い師のうちの一人であり、『(いつアタックするかは)今回は占いの先生の判断を最優先したい。森下さんから天気の情報とかは教えて貰いますけど、最後はそっち(占い)を信じますから』とBCにおいて森下氏に説明していた。
「判断を占い師に頼っちゃったら(登山家として)アウト」「栗城にはもうエベレストは無理」として、森下氏はこの時栗城との決別を決心したようである。
この占い師はかつて栗城が婚約していた女性との交際関係にも介入していた模様で、「Aさん(＝婚約者)と別れないと、あんた絶対山で死ぬよ」とのアドバイスを受けた、と栗城本人が関係者に語っていた事が同著書には記されている。
事実であれば、その後の突然の婚約破棄という行動に大きな影響を与えた可能性が高い。
