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池上俊一(著)『儀礼と象徴の中世』
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〈出版社による紹介〉
中世は儀礼と象徴に満ち溢れた世界だった。それらは宗教と政治の場や社会的秩序の形成において決定的役割を担っただけではなく、身振りや感情表現に形を与えていた。また、社会に溢れる数々の象徴も身分社会を表象する連帯と排除の記号として機能した。儀礼行為と象徴の分析から、中世世界の深層にある原理をあぶり出す。
〈レビュー〉
中世において儀礼が果たした特殊な役割に言及する。
中世において儀礼が果たした特殊な役割に言及する。
〈目次構成〉
序章 「カノッサの屈辱」は出来レースだったのか
第一章 支配の道具としての儀礼
1 国王の三つの儀礼
2 君主化する教皇儀礼
3 さまざまな支配の権標
4 聖なる都市の儀礼
5 特権を可視化する貴族たち
6 社会関係の中の裁判と仲裁
第二章 家族とその転生
1 人生最初の儀礼=洗礼
2 家と家を結ぶ婚姻儀礼
3 死にゆく者とのやりとり
4 名前の力
5 霊的家族と聖家族
6 拡張する家族観念
第三章 身振りと感情表現
1 儀礼の身振り
2 騎士道の身振り
3 商人と職人の身振り
4 友愛と怒りの深層
5 感情の軌跡としての身振り
第四章 連帯と排除の記号
1 表象としての身分制社会
2 巷に溢れる団体の徴
3 ユダヤ人・娼婦・ハンセン病患者
4 聖痕と魔痕
5 救済のシンボル
第五章 象徴思考の源泉
1 身体のコスモロジー
2 動物のヒエラルキー
3 色のモラル
4 数の神秘
5 時間の象徴
結論 儀礼と象徴のヨーロッパ
参考文献
序章 「カノッサの屈辱」は出来レースだったのか
第一章 支配の道具としての儀礼
1 国王の三つの儀礼
2 君主化する教皇儀礼
3 さまざまな支配の権標
4 聖なる都市の儀礼
5 特権を可視化する貴族たち
6 社会関係の中の裁判と仲裁
第二章 家族とその転生
1 人生最初の儀礼=洗礼
2 家と家を結ぶ婚姻儀礼
3 死にゆく者とのやりとり
4 名前の力
5 霊的家族と聖家族
6 拡張する家族観念
第三章 身振りと感情表現
1 儀礼の身振り
2 騎士道の身振り
3 商人と職人の身振り
4 友愛と怒りの深層
5 感情の軌跡としての身振り
第四章 連帯と排除の記号
1 表象としての身分制社会
2 巷に溢れる団体の徴
3 ユダヤ人・娼婦・ハンセン病患者
4 聖痕と魔痕
5 救済のシンボル
第五章 象徴思考の源泉
1 身体のコスモロジー
2 動物のヒエラルキー
3 色のモラル
4 数の神秘
5 時間の象徴
結論 儀礼と象徴のヨーロッパ
参考文献
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