最終更新:2018/12/18 01:57:48

どく【毒統一】




基本情報

  • タイプ特性により毒状態にならないため、毒状態に頼る耐久型にはめっぽう強い。
  • 「くろいヘドロ」も使える。「たべのこし」と合わせて回復二枚体勢で戦える。
  • 一致技はフェアリーに対して有効だが、どちらかといえば不遇寄りな性能。複合タイプの一致技やサブウェポン、補助技をうまく使おう。
  • 変化技に富むので色々搦め手をするとよい。
  • 防御タイプとしてはメジャーな地震が痛いが弱点2、半減4と優秀。2つの弱点もあく複合やひこう、ふゆうで無効化できる。型破り地震は気をつけよう
  • パーティの特徴として半減できない速攻高火力にはなすすべがない。複合タイプで半減を増やしたいところ。もしくはスカーフを巻いて殴られる前に殴り倒すほうが良い

タイプ特性

  • 「どく」「もうどく」状態にならない。
  • 技「どくどく」の命中率が必中になる。
    「あなをほる」「ゴーストダイブ」「シャドーダイブ」「そらをとぶ」「ダイビング」「とびはねる」「フリーフォール」で
    姿を消している相手にも必中になる。
  • じめんタイプの技を無効化しないどくタイプのポケモンが場に出た時、自分の場にある「どくびし」を消滅させる。
  • 道具「くろいヘドロ」所持時、「くろいヘドロ」のダメージ効果は受けず、毎ターン最大HPの1/16を回復する。

世代別情報

6世代になるとフェアリータイプの登場でにわかに毒タイプへの注目が上がった。
また、多くのポケモンに配布されていたどくどくが毒タイプは必中になり、差別化。
この世代でフシギバナ、ゲンガー、スピアーがメガシンカを獲得し、ペンドラーははやあしが加速に特性が変更し種族値も上方修正された。
他にも上方修正を受けた毒ポケモンはスピアー、ニドキング、ニドクイン、ラフレシア、ウツボット、ロズレイドであり、全体的に恩恵を受けた世代であった
7世代では更にフェアリーが増え、エスパーとの複合であるかプ・テテフが恐いものの、需要は更に増している。
この世代でベトベトンが悪との複合になってリージョンフォームした。
一方でゲンガーはふゆうが取り上げられたのは毒統一では痛い。
UBとしてウツロイド、さらにUSUMではアーゴヨンが追加された。
どちらも破格の性能で、ウツロイドは初の飛行耐性持ちである。

一覧

ポケモン タイプ 参考
アーボック     ど    く     毒パ唯一の威嚇もち。とぐろをまくで攻撃面を強化しつつ、耐久を強化できる。
蛇睨み、ドラゴンテールなど補助が豊富で上手くハマれば種族値以上に活躍できる。
ダストダス     ど    く     特性あくしゅう、くだけるよろい共に優秀
特殊は攻撃に比べ低いものの、技範囲は広い。
ハブネーク     ど    く     すりかえといのちがけの両立ができる珍しいポケモン。両刀も可能。
ベトベトン     ど    く     HD特化で運用すれば一致特殊弱点なら悠々と耐える。かげうちを持たせてエスパー対策に。
教え技で三色パンチを覚えるなど技の種類は豊富。
マタドガス     ど    く     物理受け。相手にラムさえなければ鬼火で色々受けられる。特化すると殻を破ったパルシェンのつららばりを鬼火無しで耐え切ったりする。
回復手段は眠ると痛み分けの選択になる
マルノーム     ど    く     耐久に優れ、あくびやアンコールなど多彩な補助技覚える。攻撃も物理特殊どちらも可能だが、冷凍ビームや地震など幅広い。
エンニュート   ほ  の  お  
    ど    く    
高速特殊アタッカー。
毒技を無効にされる鋼タイプに炎技をタイプ一致で打てるのは強み。
ドククラゲ     み    ず    
    ど    く    
S100。メジャーな炎、氷を半減できる。特防の高さから不一致十万程度なら耐えてミラコで返せる。
受けだけでなくアシッドボムによる自身や味方の特殊ATの強化や凍える風による補助も可能。
ドヒドイデ     ど    く    
    み    ず    
自身の火力こそ低いが防御特防両方高く耐久力に優れ特性再生力も優秀。
ハリーセン     み    ず    
    ど    く    
ドククラゲが特殊ならこちらは物理攻撃型。小さくなるを覚え、特性威嚇を使って物理受けとしても戦える。
ウツボット     く    さ    
    ど    く    
同族唯一の物理アタッカーで両刀も可能。物理ならふいうち、補助技ならアンコールなど
フシギバナ
(メガフシギバナ)
    く    さ    
    ど    く    
補助技と黒いヘドロを生かした耐久型、晴れパを生かした葉緑素アタッカー、特性新緑を生かした型など豊富。
メガシンカの場合は特性により実質弱点は飛行とエスパーのみと優秀。
モロバレル     く    さ    
    ど    く    
登場からシングル以上にダブル以上で採用率が高いポケモン。キノコの胞子使い中でも耐久に優れる。
ラフレシア     く    さ    
    ど    く    
毒タイプ唯一のムーンフォースを覚える。
積み技とドレインパンチを覚えるため物理型もできなくはないが、毒の物理技は覚えない。
ロズレイド     く    さ    
    ど    く    
特攻125と毒屈指の高さを誇る。この特攻からの一致リーフストームはかなりの威力を誇る。
特性自然回復、テクニシャン共に優秀でテクニシャンならマジカルリーフも一致で高火力の他、めざパの威力も高い。
ドクロッグ     ど    く    
  かくとう  }
唯一の格闘複合。鋼や岩など不利なタイプに一致弱点を受けるし、エスパーにもふいうちで対処できる。
乾燥肌なら雨パに強くなり、危険予知なら相手の不一致抜群を察知できるため、読みに強くなれる。
ニドキング     ど    く    
  じ  め  ん  
元祖技のデパート。闘争心や力ずくといった優秀な特性も魅力。
ニドクインより速いSや、ニドクインが覚えないつのドリルや不意打ちなどを生かそう。
ニドクイン     ど    く    
  じ  め  ん  
こちらは耐久性能に優れる。単純なアタッカーではなく、ステロ要員としても使える。
クロバット     ど    く    
  ひ  こ  う  
特性を含めなければ毒最速。アタッカーとしてはそれなり。サポートとしても優秀。
ゴルバット     ど    く    
  ひ  こ  う  
きせきと併せて。まずまずの耐性と毒無効でこちらは相手に必中なところから相手の耐久型に強さを持つ。敢えてsを落としてとんぼがえりを採用することで、ほかの受け枠にはない、エースの無償降臨といった立ち回りも可能。
アリアドス     む    し    
    ど    く    
毒唯一のねばねばネット使いと専用技どくの糸を持つポケモン。
スピアー
(メガスピアー)
    む    し    
    ど    く    
追い風とがむしゃらを両立できる唯一の毒タイプ。
メガシンカすると。高い攻撃と素早さから有利対面では高火力で押し、無理ならタイプ一致蜻蛉返りでサイクルを回す戦い方が基本。ドリルライナーを覚えるため、鋼への有効打もある
ドクケイル     む    し    
    ど    く    
同族の中では一番特防が高く光の壁、蝶の舞、虫の抵抗などで特化し戦う。回復技も持つ。
締め付けバンドを持たせまとわりつくを生かした型も。
ペンドラー     む    し    
    ど    く    
加速することで毒最速のアタッカーに。がむしゃらやアクアテールといった、他にはない個性も持つ。剣舞や鉄壁からのバトンも出来る。
モルフォン     む    し    
    ど    く    
蝶舞による自身の強化ともしくはバトンタッチによる後続の強化、それに加え特性色眼鏡による等倍範囲の広さが魅力。
ウツロイド     い    わ    
    ど    く    
毒初の準伝説。特殊方面に強さを持つ。飛行に耐性を持つ唯一の毒タイプだが、環境の飛行技は大半が物理なのであまり関係がない。リザードンやウルガモスといった、岩技で弱点を突きたい相手を抜いているs103も光る。
ゲンガー
メガゲンガー
  ゴースト  
    ど    く    
毒タイプ最メジャー。型が読まれにくいのと、高い特攻と素早さが強み。そのアタッカー性能から、抜きエースとして優秀。とんぼ持ちゴルバットとかげふみを絡めた、有利対面作成コンボや、モロバレルの胞子から繋ぐ催眠祟り目コンボは、非常に汎用性が高い。
アーゴヨン     ど    く    
  ドラゴン  
特攻と素早さが持ち味。
サブウェポンも炎、電、飛と範囲は広い。
ドラミドロ     ど    く    
  ドラゴン  
特攻こそ97だが特性適応力により毒技も竜技も最高火力で打てる。
サブウェポンも炎技こそ覚えないが霊、闘、水、電など広め
スカタンク     ど    く    
    あ    く    
だいばくはつ、おきみやげ、ふいうち、特性ゆうばくなどと最後の最後まで仕事をしやすい。
ドラピオン     ど    く    
    あ    く    
サブウェポンも含め技範囲が広く積み技も覚えるので役割は多彩。
ベトベトン(アローラのすがた)     ど    く    
    あ    く    
物理耐久もまずまずあり、特殊耐久は同族の中で最も優れ鈍足を補うかげうちもある。通常同様に補助技も豊富。リサイクルを所持するので、実質再生回復技を得た扱いとなる。

要注意ポケモン


  • 地面技を使用するポケモン
地震を打って来る砂パやはがねタイプにとても弱い。バンギラス、ガブリアス、メタグロス等の対策は必須。
また浮遊で対策していてもダゲキやドリュウズの特性型破りによるごり押し地震も痛い。
タスキで耐えて反撃したいところ。

  • 比較的よく見る型破り地面使い
メガギャラドス、ドリュウズ、オノノクス
たまに見るのがダゲキ、ナゲキ、ラムパルド

  • エスパー
メガサーナイトにメガエルレイド、それにラティオスなど一致でエスパー技を使用してくるSが高いアタッカーには非常に弱い。
第7世代ではスカーフ持ちのカプ・テテフにワンサイドゲームを仕掛けられがちなので、きちんと悪複合で特防高めの枠を用意しておきたい。
加速ペンドラーなら、上を取ってメガホーンを当てられるので、かなり戦いやすくなる。

  • 飛行タイプのアタッカー
メガボーマンダやファイアローなどが該当し、一瞬でパーティーをズタズタにされてしまう。
タスキニドキングやアーゴヨンならばメガマンダがどんな型でも冷凍ビームで確実に倒せる。

パーティ構築


  • メガシンカ枠について
メガシンカ枠はフシギバナとゲンガーとスピアー。
フシギバナは相手の選出を縛りやすいのがメリットだが、飛行タイプへの弱さがネックなのでそこをフォローしたい。
ゲンガーは1:2交換しやすいのが強み。他のメガシンカポケモンと同時投入して、メガでない可能性を相手に持たせると動きやすくなる。
スピアーはとんぼ返りマン。しかし、後攻で相手の技を受けるポケモンも慎重に選びたい。
候補としては、物理:マタドガス・フシギバナ、特殊:ドククラゲ、エスパー:ドラピオン、スカタンク
型破りの地面技を使うポケモンが相手の場合は諦めよう

物理受け、特殊受けも出来る。特殊に対してはこいつで大体なんとかなる。
そのせいで火力が低くなりがちだが、強いことは強い。
チョッキを持たせれば霊獣ボルトロスの10万をミラコで返り討ちにもできる。

特性により地面無効、高い防御や鬼火があるので物理相手には強い。マンムーを止めるならコイツ。強化アイテム持ちには押し切られることもあるので注意。
身代わり、ラム持ちにも弱い。ガブリアスやオノノクスに舞われると厳しい。
大文字なども覚えるので鋼対策にもなる

弱点のエスパータイプを余裕で突破できる切り札。終盤の全抜き枠でもある。
加速バトンはハマれば強いが、普通に加速で戦った方が強いと思われる。

ご存知「技のデパート」
倒しにくい相手の4倍弱点を突いていけるのが強み。
タスキを持たせれば不意打ちで一矢報いることもできる。

  • 弱点対策
  • 地面技持ち
無効化できるのはマタドガス、クロバット。
前2匹は交換読みで出した後は相手に重圧を与えやすい。クロバットは同時搭載されやすい岩技に弱く、相手を弱体化できる補助技もないのが痛いのでオマケ程度。
ふうせんを持たせれば無効化枠も増やせるが、無効にした後にどうするのかが課題。

  • エスパー
スカタンク、ドラピオン、アローラベトベトンなら無効化できる。
読まれやすいものの、向こうの弱点も突けるので最適解でもある。
ペンドラーは高速を活かしてのメガホーンで一方的に突破可能。

種族値

ポケモン HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計種族値 タイプ1 タイプ2 特性 初登場 備考欄
フシギバナ 80 82 83 100 100 80 525 しんりょく/ようりょくそ 1世代
スピアー 65 90 40 45 80 75 395 むしのしらせ/スナイパー 1世代
アーボック 60 95 69 65 79 80 448 いかく/だっぴ/きんちょうかん 1世代
ニドクイン 90 92 87 75 85 76 505 どくのトゲ/とうそうしん/ちからずく 1世代
ニドキング 81 102 77 85 75 85 505 どくのトゲ/とうそうしん/ちからずく 1世代
ラフレシア 75 80 85 110 90 50 490 ようりょくそ/ほうし 1世代
モルフォン 70 65 60 90 75 90 450 りんぷん/いろめがね/ミラクルスキン 1世代
ウツボット 80 105 65 100 70 70 490 ようりょくそ/くいしんぼう 1世代
ドククラゲ 80 70 65 80 120 100 515 クリアボディ/ヘドロえき/あめうけざら 1世代
ベトベトン 105 105 75 65 100 50 500 あくしゅう/ねんちゃく/どくしゅ 1世代
ベトベトン(アローラ) 105 105 75 65 100 50 500 どくしゅ/くいしんぼう/かがくのちから 7世代
ゲンガー 60 65 60 130 75 110 500 のろわれボディ 1世代
マタドガス 65 90 120 85 70 60 490 ふゆう 1世代
アリアドス 70 90 70 60 70 40 400 むしのしらせ/ふみん/スナイパー 2世代
クロバット 85 90 80 70 80 130 535 せいしんりょく/すりぬけ 2世代
ハリーセン 65 95 85 55 55 85 440 どくのトゲ/すいすい/いかく 2世代
ドクケイル 60 50 70 50 90 65 385 りんぷん/ふくがん 3世代
マルノーム 100 73 83 73 83 55 467 ヘドロえき/ねんちゃく/くいしんぼう 3世代
ハブネーク 73 100 60 100 60 65 458 だっぴ/すりぬけ 3世代
ロズレイド 60 70 65 125 105 90 515 しぜんかいふく/どくのトゲ/テクニシャン 4世代
スカタンク 103 93 67 71 61 84 479 あくしゅう/ゆうばく/するどいめ 4世代
ドラピオン 70 90 110 60 75 95 500 スナイパー/カブトアーマー/するどいめ 4世代
ドクロッグ 83 106 65 86 65 85 490 きけんよち/かんそうはだ/どくしゅ 4世代
ペンドラー 60 100 89 55 69 112 485 どくのトゲ/むしのしらせ/かそく 5世代
ダストダス 80 95 82 60 82 75 474 あくしゅう/くだけるよろい/ゆうばく 5世代
モロバレル 114 85 70 85 80 30 464 ほうし/さいせいりょく 5世代
ドラミドロ 65 75 90 97 123 44 494 どくのトゲ/どくしゅ/てきおうりょく 6世代
ドヒドイデ 50 63 152 53 142 35 495 ひとでなし/じゅうなん/さいせいりょく 7世代
エンニュート 68 64 60 111 60 117 494 ふしょく/どんかん 7世代
ウツロイド 109 53 47 127 131 103 570 ビーストブースト 7世代
アーゴヨン 73 73 73 127 73 121 540 ビーストブースト 7世代
平均(メガシンカ除く) 78 84 77 83 85 78 484
メガフシギバナ 80 100 123 122 120 80 625 あついしぼう 6世代
メガスピアー 65 150 40 15 80 145 495 てきおうりょく 6世代
メガゲンガー 60 65 80 170 95 130 600 かげふみ 6世代
平均(全て含む) 77 86 77 84 86 81 492

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