戦闘メカ ザブングル

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「戦闘メカ ザブングル」

  • 放映日時
    • TV放送:1982年2月6日~1983年1月29日
    • 劇場版:劇場版 ザブングル グラフィティ 1983年7月9日公開

概要

  • 登場人物に容赦のない悲惨な結末を与え続けてきた富野由悠季が「誰も死なない作品」というテーマを掲げて作り上げた独特の作風を持つアニメ。
    • コメディ、メタフィクション、シリアスと様々な要素を一本にまとめ上げた、近年の所謂白冨野にも繋がる作風。
      • 全ての出来事が「アニメだからね!」の一言で解決されるという清々しい程のメタフィクションっぷりは他に類をみない。
      • ZZガンダムの主題歌「アニメじゃない」とはある意味で真逆である。
        • ただその一言で設定の作りこみを放棄しているのかといえばそうでもなく、イノセントの人類再生計画の詳細やウォーカーマシンの名前の由来などどちらかといえばかなり凝った設定の作品。
    • 講談調の軽妙な次回予告も印象的。なお読み上げるナレーターは、方向性こそ違うもののやはり印象的な次回予告で知られる装甲騎兵ボトムズと同じ銀河万丈氏(当時の名義は田中崇)。
  • 主役メカが破壊されて新メカが登場するという現在のロボットアニメのルーツを辿るとザブングルに行き着くとされる。それほど画期的だった。

ストーリー

  • 「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は三日逃げ切れば全て免罪」という『三日の掟』がまかり通る惑星ゾラにおいて、
    掟に逆らい両親の仇ティンプ・シャローンを追う主人公ジロン・アモス。
    やがて彼の行動は『三日の掟』や『支配階級イノセント』というゾラのあり方を大きく変えていく事となるのだった。

基本的な運用

  • ザブングル勢は乗り換えがなくなったので、精神の幅が結果的に狭くなってしまった。
  • 機体適正が陸S、武器も陸Sの物があったりと陸戦が得意。
    • 逆に空の敵や宇宙は苦手なので、使う場合はテコ入れを忘れずに。

登場人物

ジロン・アモス

  • 16歳。
  • ドマンジュウ、メロン・アモスとも言われる程のネジ目で、丸顔でずんぐりむっくりとした外見をしている。
    • なのに格好良いというアニメ史でも稀有な主人公。
      • しかもモテる。不思議な位にモテる。基本的に女の子に優しいからか。
  • 「ザブングルは男の子!」「ウォーカーギャリアも男の子!」
  • 父親は鉄の爪(腕)と呼ばれたロックマン。
  • 「女には優しくしなければならない」という父の教えを守っている。
  • 愛銃はFN ブローニング・ハイパワー。

チル

  • ギャリアのサブパイロットを務める、8歳の少女。
  • 看板を持ったカットインは残念ながら無くなってしまった。

エルチ・カーゴ

  • 16歳。
  • 一体何があったのか、機体として使えるザブングルのパイロットはエルチである。
    • 前作では基本的にはアイアン・ギアーの艦長で、数話(ほとんどはアイアン・ギアーが出撃できない宇宙)しかザブングルに乗る事は出来なかった。
  • TV版では最後に失明するが、劇場版では冨野監督がTV版の後味の悪いラストに引っ掛かりを覚えたため、無事に治療されるという明るいエンディングになっている。
    • 前作では劇場版に準じた原作終了後からスタートしている。
  • 愛銃はベレッタM84。投げナイフも得意。

ラグ・ウラロ

  • サンドラット団リーダー。何故かザブングルのパイロットの座をエルチに奪われてしまった。
    • 今作では武器扱い。ジロンもエルチが勝ち取った事を考えると何だかやりきれない。
  • 愛銃はH&K P7とランチャーマグと呼ばれる拳銃型グレネードランチャー。

ブルメ

  • 15歳。
  • 銃の扱いが得意だが、今回は武器扱い。
  • 愛銃はエンフィールドNo.2とロケットランチャー。

ダイク

  • 16歳。
  • 自他共にサブキャラと認めるサブキャラの鑑。
  • 愛銃はショットガンのハイスタンダードモデル10-B。

ファットマン・ビッグ

  • 22歳。
  • ヒートスマイルに対抗できる存在。

ティンプ・シャローン

  • ジロンの両親の仇。
  • どこか飄々としていて敵役の割にはなんだか憎めない所がある。
  • スポット参戦ながら今回もジロンを狙う。
  • Zシリーズの最終作まで登場をしたら前シリーズの旧αシリーズのヤザン小隊の位置付けとなる。
  • 愛銃はシングルアクションアーミーフロンティア。

機体

ウォーカー・ギャリア

  • 全高:18.6m、重量:124.0t、出力:42400馬力
  • 後半の主人公メカ。こちらも一応2機の車両型メカが合体したロボット。
    • 後半の主人公メカでタイトル機体でもないが、今作でも主人公のジロンはこちらに乗っている。
  • さすがにICBM投げは無いが、サンドラット隊による新技が追加された。
  • 実は主役機体のクセにザブングルと違って専用装備と思われる物が一切無い。
    • バズーカは市販品、ライフルはブラッディカリィと同形、イディオムに至っては拾い物である。
      • 画期的だと言われる半面、実は放送当時に模型が発売されて無かったり知名度そのものはザブングルより低かったり何かと不遇気味の機体でもある。

ザブングル

  • 全高:17.8m、重量:113.0t、出力:33000馬力
  • 前半の主人公メカ。2機の車両型メカの合体ロボット。
    同型の主役メカが最初から2機存在するのは、放送当時は非常に珍しかった。
  • ハンドルとアクセル等自動車並みのもので操縦できるのはイノセントの超技術コンピューター・コアと呼ばれるパーツによる制御のおかげである。
  • 今回はユニットとして使用できるのは1機のみだが、翼がない方も戦闘アニメには登場。
  • パイロットが1人になり若干弱体化を感じる。

ブラッカリィ

  • 全高:16.5m、重量:120.0t、出力:30000馬力
  • ティンプの操る黒いザブングル。
  • 合体機構が無い為、整備性が高く、ザブングルとギャリアの良いとこ取りをしたような機体。
  • スポットだが使用可能。ギャリア、ザブングルとはまた違った「フルパワー」をご堪能下さい。
    • 前作でも「バザー」を使えばいつものメンバーで常用もできた。ティンプは当然乗せられなかったが。

補足

  • 某お笑いコンビはこのアニメから名前を拝借しているというのは有名な話。

過去参戦作品

  • スーパーロボット大戦α外伝
  • スーパーロボット大戦Z

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最終更新:2011年07月15日 06:51