ノイズキャンセリング ◆hqLsjDR84w
◇ ◇ ◇
バチン、と。
そんな擬音が聞こえそうなほどの勢いで、ゼオン・ベルは閉じていた目蓋を開いた。
すぐさま、傍らに置いておいた時計に視線を飛ばす。
時刻は、六時三分前。
定期的に流れるという放送が始まるまで、あと僅かである。
現在ゼオンが身を潜めている倉庫のなかにまで、放送が届くとも限らない。
そう判断するやいなや、ゼオンは立ち上がった。
いまのいままで熟睡していたというのに、まったく寝ぼけている様子はない。
きびきびとした動作で扉を開くと、ゼオンは紫色の瞳を細くする。
そんな擬音が聞こえそうなほどの勢いで、ゼオン・ベルは閉じていた目蓋を開いた。
すぐさま、傍らに置いておいた時計に視線を飛ばす。
時刻は、六時三分前。
定期的に流れるという放送が始まるまで、あと僅かである。
現在ゼオンが身を潜めている倉庫のなかにまで、放送が届くとも限らない。
そう判断するやいなや、ゼオンは立ち上がった。
いまのいままで熟睡していたというのに、まったく寝ぼけている様子はない。
きびきびとした動作で扉を開くと、ゼオンは紫色の瞳を細くする。
「寝ているうちに、日が昇っていたか」
これは、ただ思ったことを吐き出しただけである。
つまるところ単なる独り言であり、ゼオンは返答など求めてはいなかったのだが――
思いがけず、肯定するような声が返ってくる。
つまるところ単なる独り言であり、ゼオンは返答など求めてはいなかったのだが――
思いがけず、肯定するような声が返ってくる。
「はい、ゼオン様。
三十分ほど前から太陽は姿を見せ始め、いまでは完全に日の出を完了させています」
三十分ほど前から太陽は姿を見せ始め、いまでは完全に日の出を完了させています」
見れば、そこにいたのは茶髪の少女だった。
纏っている制服は、いたるところに傷が刻まれている。
スカートは半ばで切断されており、極端なミニスカートと化している。
記憶を奪った上で、偽物の記憶をゼオンに植えつけられた――染井芳乃である。
彼女はゼオンにとってあくまで従僕に過ぎず、余計に言葉を交わすつもりなどない。
そのため、芳乃がこの場にいると分かっていながらも、返事をしてくるなど思ってもみなかった。
別に無視を決め込んでやってもよかったが、確認の意も込めて尋ねてみる。
纏っている制服は、いたるところに傷が刻まれている。
スカートは半ばで切断されており、極端なミニスカートと化している。
記憶を奪った上で、偽物の記憶をゼオンに植えつけられた――染井芳乃である。
彼女はゼオンにとってあくまで従僕に過ぎず、余計に言葉を交わすつもりなどない。
そのため、芳乃がこの場にいると分かっていながらも、返事をしてくるなど思ってもみなかった。
別に無視を決め込んでやってもよかったが、確認の意も込めて尋ねてみる。
「そうか。貴様、警戒を怠らなかっただろうな」
ゼオンがなによりも信頼しているのは、自分自身の力だ。
厳しい修行によって手にした力こそ最上であり、他人の力など遥か下に存在している。
それが、ゼオン・ベルという魔物の考えだ。
ゆえに、記憶の剥奪に関しては成功を確信していた。
しかしながら記憶の上書き――魔道具『神慮思考』の領域については、疑ってかかっている。
厳しい修行によって手にした力こそ最上であり、他人の力など遥か下に存在している。
それが、ゼオン・ベルという魔物の考えだ。
ゆえに、記憶の剥奪に関しては成功を確信していた。
しかしながら記憶の上書き――魔道具『神慮思考』の領域については、疑ってかかっている。
「もちろんです、ゼオン様。
ゼオン様よりいただいたARMSのおかげで、かつて以上の身体能力を得ることができました。
授かった能力をゼオン様のためだけに使うべく、向上した視力で四方を見渡し、上昇した聴力で周囲を――」
ゼオン様よりいただいたARMSのおかげで、かつて以上の身体能力を得ることができました。
授かった能力をゼオン様のためだけに使うべく、向上した視力で四方を見渡し、上昇した聴力で周囲を――」
だがゼオンの疑念に反して、神慮思考はきちんと成果を出していたらしい。
ゼオンが倉庫内で寝入っていた際、はたしてどのようにしていたのか。
それを語る芳乃が、とても誇らしげであったのだ。
胸を張って自分の力について話した上で、ゼオンのことを持ち上げるのを忘れない。
笑みを抑えようとしているのだが、全然上手くいっていない。
終始、口元が緩みっぱなしである。
ゼオンが倉庫内で寝入っていた際、はたしてどのようにしていたのか。
それを語る芳乃が、とても誇らしげであったのだ。
胸を張って自分の力について話した上で、ゼオンのことを持ち上げるのを忘れない。
笑みを抑えようとしているのだが、全然上手くいっていない。
終始、口元が緩みっぱなしである。
「もういい。分かったから黙れ。
尋ねたことに対する答えだけ言えばいい。貴様の話なんぞ、長々と聞く気はない」
尋ねたことに対する答えだけ言えばいい。貴様の話なんぞ、長々と聞く気はない」
神慮思考の効果が及んでいるのは、ゼオンにとって喜ばしい。
にもかかわらず、心底鬱陶しそうに言い放つ。
芳乃が手駒として機能するのはよかったが、高い声をずっと浴びせられるのは勘弁して欲しかった。
なにが悲しくて、自分より遥かに劣る存在の声を聞かねばならないのか。
魔界の王を決める戦いにおけるパートナーである、あの少年ならばともかく。
と、そんな思いまで、ゼオンが口にすることはなかった。
にもかかわらず、心底鬱陶しそうに言い放つ。
芳乃が手駒として機能するのはよかったが、高い声をずっと浴びせられるのは勘弁して欲しかった。
なにが悲しくて、自分より遥かに劣る存在の声を聞かねばならないのか。
魔界の王を決める戦いにおけるパートナーである、あの少年ならばともかく。
と、そんな思いまで、ゼオンが口にすることはなかった。
「申し訳ありません、ゼオン様。みっともなく浮かれてしまい――」
「黙れと言っている。
貴様のたわ言より耳を貸すべきものが、これより始まるのだからな」
「黙れと言っている。
貴様のたわ言より耳を貸すべきものが、これより始まるのだからな」
芳乃の顔が、一瞬で青くなった。
慌てて弁解しようとする芳乃だったが、ゼオンに制される。
それから数秒ののちに、判別できないどこかから声が響いた。
殺し合いを命じた男の声だった。
慌てて弁解しようとする芳乃だったが、ゼオンに制される。
それから数秒ののちに、判別できないどこかから声が響いた。
殺し合いを命じた男の声だった。
『――六時を迎えた。先に説明した通り、放送を行う時間だ』
「十六名、か……」
誰にともなく呟きつつ、ゼオンは思考を巡らす。
この殺し合いに巻き込まれた八十名中、十六名の名が呼ばれた。
ようは、すでに五分の一が命を落としたのだという。
あくまで放送を信用するならばであるものの、わざわざ嘘を流す意味もないだろう。
なにせ、キース・ブラックは参加者を『飼って』いるのだ。
自分自身にもはめられた首輪が脳裏を過り、ゼオンは歯を軋ませた。
湧き上がりかけた怒りをどうにか抑え、再び現状について考える。
死んだ十六名のうち、ゼオンが手にかけたのは二名だ。
この殺し合いに巻き込まれた八十名中、十六名の名が呼ばれた。
ようは、すでに五分の一が命を落としたのだという。
あくまで放送を信用するならばであるものの、わざわざ嘘を流す意味もないだろう。
なにせ、キース・ブラックは参加者を『飼って』いるのだ。
自分自身にもはめられた首輪が脳裏を過り、ゼオンは歯を軋ませた。
湧き上がりかけた怒りをどうにか抑え、再び現状について考える。
死んだ十六名のうち、ゼオンが手にかけたのは二名だ。
たったの――二名。
ゼオン・ベルともあろうものが――二名。
幼き日より鍛錬に励んできたというのに――二名。
ゼオン・ベルともあろうものが――二名。
幼き日より鍛錬に励んできたというのに――二名。
その二名にしたって、殺すのが容易だったワケではない。
もちろん、戦闘では優位に立っていた。
立ってこそいたが、二名ともに最期まで抗ってきた。
血も滲むような思いをして掴んだ力をもってしても、心を折ることができなかった。
もちろん、戦闘では優位に立っていた。
立ってこそいたが、二名ともに最期まで抗ってきた。
血も滲むような思いをして掴んだ力をもってしても、心を折ることができなかった。
殺害した二人の姿が、ゼオンのなかにフラッシュバックする。
巴武士と、とら。
死に行く寸前まで、その瞳には強い意志があった。
巴武士と、とら。
死に行く寸前まで、その瞳には強い意志があった。
「……ちッ」
またしても宿りかけた憤怒の炎を、ゼオンは舌打ちで掻き消す。
ともかく、ゼオンが殺したのは二名。
その二名を十六名から引くと、『十四』名。
それが、ゼオン以外の参加者によって殺害された数だ。
この十四という数字から、分かることが一つある。
その二名を十六名から引くと、『十四』名。
それが、ゼオン以外の参加者によって殺害された数だ。
この十四という数字から、分かることが一つある。
「『乗った』ヤツは、俺以外にも複数いるということか」
芳乃にも分かるよう、あえて口に出す。
「ふん。ならば、わざわざ動く必要もないな。
しばらくそいつらに任せて、身体を完治させるとしよう。警戒を緩めるなよ、芳乃」
しばらくそいつらに任せて、身体を完治させるとしよう。警戒を緩めるなよ、芳乃」
芳乃の返事を待たず、ゼオンは倉庫に向き直る。
そうして倉庫内に入っていこうとして、なにか思い出したように足を止める。
そうして倉庫内に入っていこうとして、なにか思い出したように足を止める。
「……ゼオン様?」
芳乃は眉根を寄せて、困惑したような声を漏らす。
ゼオンは休むと宣言し、実際に倉庫に入ろうとしていたのだ。
にもかかわらず、近付いてきているのが不思議なのだろう。
それを指摘しないのは、忠誠心ゆえか。
ゼオンは休むと宣言し、実際に倉庫に入ろうとしていたのだ。
にもかかわらず、近付いてきているのが不思議なのだろう。
それを指摘しないのは、忠誠心ゆえか。
「ザケル」
短く呪文を唱えて、ゼオンは青白い電撃を放つ。
寝る前に芳乃に放ったような生温いものではない。
まったく、威力をセーブしていない全力だ。
第一の呪文だけあって、ゼオンの持つ呪文のなかでは威力が低いものだが――
ゼオンの実力が高いゆえに、並の魔物ならばこれだけで戦闘不能に陥るだろう。
そんな一撃を受け、芳乃は絶叫することさえできなかった。
電撃が身体を貫いたと同時に、立っていられなくなってくずおれた。
受け身を取ることもできずに倒れ込み、芳乃の身体がビクンビクンと痙攣する。
もはや痺れているというより、身体が跳ねているというほうが正しいかもしれない。
十数秒ほど地面の上を跳ね回ったのち、芳乃の身体はぴくりとも動かなくなる。
寝る前に芳乃に放ったような生温いものではない。
まったく、威力をセーブしていない全力だ。
第一の呪文だけあって、ゼオンの持つ呪文のなかでは威力が低いものだが――
ゼオンの実力が高いゆえに、並の魔物ならばこれだけで戦闘不能に陥るだろう。
そんな一撃を受け、芳乃は絶叫することさえできなかった。
電撃が身体を貫いたと同時に、立っていられなくなってくずおれた。
受け身を取ることもできずに倒れ込み、芳乃の身体がビクンビクンと痙攣する。
もはや痺れているというより、身体が跳ねているというほうが正しいかもしれない。
十数秒ほど地面の上を跳ね回ったのち、芳乃の身体はぴくりとも動かなくなる。
「…………かっ……はっ! が、ふっ、はっ……ぁ」
さらに一分ほど経って、急に咳き込んだ。
奇妙な呼吸音から察するに、どうやら呼吸が完全に止まっていたらしい。
いち早く酸素を吸引しようと、胸を激しく上下させている。
あまりに呼吸が激しすぎたのか、芳乃はむせてしまう。
奇妙な呼吸音から察するに、どうやら呼吸が完全に止まっていたらしい。
いち早く酸素を吸引しようと、胸を激しく上下させている。
あまりに呼吸が激しすぎたのか、芳乃はむせてしまう。
「弱い電撃への耐性はさっきつけてやったからな。
さらなる電撃にも持ちこたえられるようになっておけ」
さらなる電撃にも持ちこたえられるようになっておけ」
口の端から唾液を伝わせている芳乃に言い放ち、ゼオンは倉庫へと歩む。
先ほどまで寝ていたのと同じ場所に座り、まさに瞳を閉じようとしたとき。
倉庫内に、掠れた声が響く。
消え行ってしまいそうなほどにか細く、息も絶え絶えといった様子で。
先ほどまで寝ていたのと同じ場所に座り、まさに瞳を閉じようとしたとき。
倉庫内に、掠れた声が響く。
消え行ってしまいそうなほどにか細く、息も絶え絶えといった様子で。
「あ、りが……とっ、ござ、い……ます、ゼオ、ン……さまぁ」
なにも返さず、ゼオンは眠りに落ちていった。
【F-5 倉庫内/一日目 朝】
【ゼオン・ベル】
[時間軸]:リオウ戦後、ガッシュの記憶を垣間見るより前。
[状態]:疲労(小)、腕と腹部にダメージ(傷は塞がったが完治とは言い難い)、睡眠中
[装備]:ゼオンのマント、ゼオンの魔本@金色のガッシュ!!、神慮思考@烈火の炎
[道具]:基本支給品一式、獣の槍@うしおととら、金糸雀@金剛番長、携帯電話(とらの写真&動画)@出典不明、モデュレイテッドARMSのリミッター解除装置@ARMS
[基本方針]:殺し合いに優勝し、バオウをこの手に。ひとまず回復を待ち、回復しきったら倉庫を調査。
[時間軸]:リオウ戦後、ガッシュの記憶を垣間見るより前。
[状態]:疲労(小)、腕と腹部にダメージ(傷は塞がったが完治とは言い難い)、睡眠中
[装備]:ゼオンのマント、ゼオンの魔本@金色のガッシュ!!、神慮思考@烈火の炎
[道具]:基本支給品一式、獣の槍@うしおととら、金糸雀@金剛番長、携帯電話(とらの写真&動画)@出典不明、モデュレイテッドARMSのリミッター解除装置@ARMS
[基本方針]:殺し合いに優勝し、バオウをこの手に。ひとまず回復を待ち、回復しきったら倉庫を調査。
◇ ◇ ◇
伝えるべき言葉を伝えることができたので、芳乃は胸を撫で下ろす。
主が従僕たる自分を思って、電撃を放って下さったのだ。
感謝の意を示さないワケにはいかなかった。
たとえ身体が痺れていようとも、関係あるはずがない。
安堵の息を吐こうとして、まだ身体が痺れているせいで上手くいかなかった。
どうにか這いずるようにして、倉庫の扉を閉める。
主が従僕たる自分を思って、電撃を放って下さったのだ。
感謝の意を示さないワケにはいかなかった。
たとえ身体が痺れていようとも、関係あるはずがない。
安堵の息を吐こうとして、まだ身体が痺れているせいで上手くいかなかった。
どうにか這いずるようにして、倉庫の扉を閉める。
(……痛っ)
扉を閉めてからしばらくして、芳乃の頭に鈍痛が走り抜けた。
頭を擦って確認しようにも、まだ腕は上がらない。
それでも、ARMSによって研ぎ澄まされている感覚のおかげで分かる。
なにかが頭にぶつかったワケではない。
だというのに、頭が痛くなったのだ。
思い過ごしだろうかと考えかけて、芳乃は表情をしかめた。
頭を擦って確認しようにも、まだ腕は上がらない。
それでも、ARMSによって研ぎ澄まされている感覚のおかげで分かる。
なにかが頭にぶつかったワケではない。
だというのに、頭が痛くなったのだ。
思い過ごしだろうかと考えかけて、芳乃は表情をしかめた。
(痛い……っ。勘違いなんかじゃない。やっぱり……痛いっ)
鈍痛は止まず、むしろ次第に重くなってきている。
ゼオンが近くにいたときまで、こんなことはなかったのだが。
唇を噛み締めて我慢しようにも、歯が痙攣して動かない。
声を上げることさえできない。
なぜなのかは理解できないのだが、いましがた流れた放送が脳内でリピートする。
いや、正確には放送ではない。
放送で呼ばれた名前のうち、二つだ。
ある名前と――ある名前。
■■に、そして■■■■。
そんな、二つの名前。
理由が、まったく分からない。
そんな名前に、心当たりなどないのに。
思いもよらないのに。
知らないのに。
ゼオンが近くにいたときまで、こんなことはなかったのだが。
唇を噛み締めて我慢しようにも、歯が痙攣して動かない。
声を上げることさえできない。
なぜなのかは理解できないのだが、いましがた流れた放送が脳内でリピートする。
いや、正確には放送ではない。
放送で呼ばれた名前のうち、二つだ。
ある名前と――ある名前。
■■に、そして■■■■。
そんな、二つの名前。
理由が、まったく分からない。
そんな名前に、心当たりなどないのに。
思いもよらないのに。
知らないのに。
(ゼオン様……)
這いずるようにして、ゼオンのいる倉庫に近付いていく。
そうすると、なぜか頭痛が治まっていく。
眠っているゼオンのおかげであるはずがない。
そんなこと明らかだというのに、芳乃はこう思ってしまうのだ。
そうすると、なぜか頭痛が治まっていく。
眠っているゼオンのおかげであるはずがない。
そんなこと明らかだというのに、芳乃はこう思ってしまうのだ。
(ありがとうございます、ゼオン様)
【F-5 倉庫周辺/一日目 朝】
【染井芳乃】
[時間軸]:9巻2話『獣人伝承2』以降、保存版文庫版収録の『GOLD RUSH』より前(=高校在学中)。
[状態]:モデュレイテッドARMS化、記憶操作(※)、思考にノイズ(ゼオンが近くにいると鎮まる)、電撃によるダメージ
[装備]:制服(右腕の裾が無くなっている。スカートがミニスカ状態)、モデュレイテッドARMSの核(体内)@ARMS
[道具]:基本支給品一式×2、とらの毛数本@現地調達品、ジップロック×5@現地調達品、牛丼×2@うえきの法則
[基本方針]:ゼオン様の優勝を全力でサポート! 警戒を続ける。
※ゼオンの能力で名前以外の記憶を奪われ、神慮思考によりゼオンの僕としての記憶を植え付けられました。
[時間軸]:9巻2話『獣人伝承2』以降、保存版文庫版収録の『GOLD RUSH』より前(=高校在学中)。
[状態]:モデュレイテッドARMS化、記憶操作(※)、思考にノイズ(ゼオンが近くにいると鎮まる)、電撃によるダメージ
[装備]:制服(右腕の裾が無くなっている。スカートがミニスカ状態)、モデュレイテッドARMSの核(体内)@ARMS
[道具]:基本支給品一式×2、とらの毛数本@現地調達品、ジップロック×5@現地調達品、牛丼×2@うえきの法則
[基本方針]:ゼオン様の優勝を全力でサポート! 警戒を続ける。
※ゼオンの能力で名前以外の記憶を奪われ、神慮思考によりゼオンの僕としての記憶を植え付けられました。
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060:どじふんじゃった!(前編) | ゼオン・ベル | 100:100話到達記念企画、首輪の謎に迫る! |
染井芳乃 | 116:誘雷 |