エンカウント ◆c8fjjCyRkM
3の禁止エリアの後に、16の死者。
それだけ伝えると、キース・ブラックによる放送は終わった。
口を閉ざしたのは放送を聞く為だというのに、鉄刃とチェリッシュの会話が即座に再開することはなかった。
二人の間に数分静寂が広がってから、ようやく刃が口を開いた。
それだけ伝えると、キース・ブラックによる放送は終わった。
口を閉ざしたのは放送を聞く為だというのに、鉄刃とチェリッシュの会話が即座に再開することはなかった。
二人の間に数分静寂が広がってから、ようやく刃が口を開いた。
「は! はは! あのやろー、ふざけやがって!」
言葉の内容に反して、刃の口元は震えている。
浮かべた笑顔はぎこちなく、乱雑にかき上げられた髪の根元からは汗が伝っている。
浮かべた笑顔はぎこちなく、乱雑にかき上げられた髪の根元からは汗が伝っている。
「まだ全然時間経ってねーってのに、そんなに死ぬはずねーだろ! 嘘に決まってんじゃねーか!」
口の痙攣に伴い、ところどころで声が裏返ってしまう。
刃自身、自らの発言に無理があることは分かっていた。
キース・ブラックが上げた16人の死者には、刃の仲間である3人も含まれている。
仲間達が死んだと人伝に聞いたところで、とても信じる気にはならなかっただろう。
……これまでの刃ならば。
しかし、彼はこの地で出会ってしまった。
日本番長という名の脅威に、そしてその日本番長に水鏡凍季也が殺されるという現実に。
そのせいで、仲間の死が現実なのではないかと思いかけている。
慣れ親しんだ剣ではないものの、刃物をもってしてもとても敵わなかった日本番長。
彼や、彼と同等の敵がいれば、仲間達であろうと殺されてしまうかもしれない。
そんな想像を吹き飛ばしてしまうように、あえて刃は強い言葉を口にしているのだ。
他の誰でもなく、自分に言い聞かせるように。
刃自身、自らの発言に無理があることは分かっていた。
キース・ブラックが上げた16人の死者には、刃の仲間である3人も含まれている。
仲間達が死んだと人伝に聞いたところで、とても信じる気にはならなかっただろう。
……これまでの刃ならば。
しかし、彼はこの地で出会ってしまった。
日本番長という名の脅威に、そしてその日本番長に水鏡凍季也が殺されるという現実に。
そのせいで、仲間の死が現実なのではないかと思いかけている。
慣れ親しんだ剣ではないものの、刃物をもってしてもとても敵わなかった日本番長。
彼や、彼と同等の敵がいれば、仲間達であろうと殺されてしまうかもしれない。
そんな想像を吹き飛ばしてしまうように、あえて刃は強い言葉を口にしているのだ。
他の誰でもなく、自分に言い聞かせるように。
「なぁ? そうだよな! そう思うだろ、チェリッシュも?」
「……そんなわけ、ないじゃない」
返ってきたのは、刃の理想とは反対の言葉だった。
それは、刃が頭の中で本当は分かりかけている内容だった。
それは、刃が頭の中で本当は分かりかけている内容だった。
「キース・ブラックは、あの日本番長やゼオンに命令できるような奴なのよっ!? それなのに、そんな小さい嘘を吐く意味があるの!?」
「そ、それは……」
思わず、刃は口籠ってしまう。
刃自身、まったく同じことを考えた。
考えたが、あえて目を向けないでいようとした。
そんな事態に直面することになり、刃は一瞬だけ思考を停止させてしまう。
その一瞬の沈黙を受けて、チェリッシュは俯いて肩を小刻みに震わせる。
咄嗟に彼女を慰めようとするが、やはり刃は言葉を探すばかりで何も言えなかった。
刃自身、まったく同じことを考えた。
考えたが、あえて目を向けないでいようとした。
そんな事態に直面することになり、刃は一瞬だけ思考を停止させてしまう。
その一瞬の沈黙を受けて、チェリッシュは俯いて肩を小刻みに震わせる。
咄嗟に彼女を慰めようとするが、やはり刃は言葉を探すばかりで何も言えなかった。
「……忘れ、させてよ」
「え……?」
「忘れさせてくれるって、言ったじゃない……っ」
それだけ言うと、チェリッシュは刃に背を向けた。
刃が引き留めるより早く、遠ざかっていく。
その小さくなっていく背中を眺めながら、刃は拳を握り締めた。
固く握った拳を自分自身の太ももに叩き付けて、声を張り上げる。
刃が引き留めるより早く、遠ざかっていく。
その小さくなっていく背中を眺めながら、刃は拳を握り締めた。
固く握った拳を自分自身の太ももに叩き付けて、声を張り上げる。
「何やってんだ、俺はあッ!」
袴に隠れて見えないが、間違いなく太ももは真っ赤になっていることだろう。
じんじんと広がる痛みを無視して、刃は再び拳を振り下ろす。
太ももよりも、拳よりも、チェリッシュが最後に見せた表情が痛かった。
じんじんと広がる痛みを無視して、刃は再び拳を振り下ろす。
太ももよりも、拳よりも、チェリッシュが最後に見せた表情が痛かった。
「何ぐちぐち言ってんだ、バーロー! みんなが死んだのが嘘かほんとかなんて、分かんねー! ほんとに死んじまったかもしんねえ! でもよ……だとしても、引きずってばっかいられっかよ!」
今にも泣き出してしまいそうな顔が、まぶたに溜まった水滴が、赤くなった眼球が、残された言葉が。
自分自身の痛みなんかよりも、よっぽど痛い。
比べ物にならない。
自分自身の痛みなんかよりも、よっぽど痛い。
比べ物にならない。
「武蔵と小次郎はサムライだッ! どんな風に死んだのかなんて知らねーけど、サムライがサムライとして死んだのに無視なんか出来っかよ! 死んでねえなんて言えっかよ! その方が、よっぽどあいつらに悪いじゃねーか!」
もはや、拳と太ももから感覚が消えている。
そのことにさえ、刃は気付いていない。
そのことにさえ、刃は気付いていない。
「さやかはサムライじゃねーけど、でもよ……女の子が泣いてるってのにほっといて、ずっと引きずってるなんて……あいつが許すわきゃねえだろ! そんなやつじゃねえだろ! よく知ってるだろ! 他のどんなやつよりも! さやかのことは! 俺が!」
この言葉も、先ほどまでと一緒だ。
誰かではなく、自分に言い聞かせるための物だ。
違うのは、受け入れずに停滞する為ではなく、受け入れた上で進む為であるという点。
誰かではなく、自分に言い聞かせるための物だ。
違うのは、受け入れずに停滞する為ではなく、受け入れた上で進む為であるという点。
「すまねーな。悪ぃんだけど、いっぺん悲しいのも悔しいのも忘れるぜ。全部忘れて、チェリッシュ捕まえなきゃなんねー。その後、雷神剣と風神剣探して、日本番長倒して、他にも色々やって、そんでキース・ブラックのやつぶっ飛ばさなきゃな。だからさ」
チェリッシュが進んでいった方を睨み付けて、刃は短く言い切る。
「またいつかな」
◇ ◆ ◇ ◆
同時刻。
新宮隼人もまた走っていた。
というより、走り続けていたと言った方がいい。
この殺し合いに巻き込まれてから、誰かと会話をする時以外は常に走り続けているのだから。
新宮隼人もまた走っていた。
というより、走り続けていたと言った方がいい。
この殺し合いに巻き込まれてから、誰かと会話をする時以外は常に走り続けているのだから。
『巴武士が死んだか……』
(ああ!? いきなり喋ったと思ったら、思い出したくもねーことに触れてんじゃねーッ!)
『とはいえ、触れざるを得ないだろう。ホワイトラビット亡き今、ジャバウォックが暴走すれば』
「るっせーな! 分ぁーってんだよッ! いちいち言われなくてもよッ!」
体内で響くARMSコア『ナイト』の声に対し、隼人はつい声を出して返してしまう。
口に出さずとも、ARMSコアには思考したことが伝わる。
長い付き合いゆえによく知っているのだが、叫ばずにはいられなかったのだ。
口に出さずとも、ARMSコアには思考したことが伝わる。
長い付き合いゆえによく知っているのだが、叫ばずにはいられなかったのだ。
「ちっくしょうが! 高槻の野郎が暴走してねーってのが分かってきた頃に、あの放送だぜ!? ふざけやがってッ!」
ARMSの共振反応が捉えづらくなっているので、高槻涼を探す為にひたすら走り回るはめとなった。
だが殺し合いの開始から、とうに6時間が経過している。
にもかかわらず、隼人は暴走するジャバウォックを発見していない。
このことから、高槻に埋め込まれたARMSコアジャバウォックが暴走を続けていないことが分かる。
もしもジャバウォックが暴走していれば、6時間もあればこのような小さな会場など破壊し尽くせるのだから。
だが殺し合いの開始から、とうに6時間が経過している。
にもかかわらず、隼人は暴走するジャバウォックを発見していない。
このことから、高槻に埋め込まれたARMSコアジャバウォックが暴走を続けていないことが分かる。
もしもジャバウォックが暴走していれば、6時間もあればこのような小さな会場など破壊し尽くせるのだから。
『ホワイトラビットは、ジャバウォックを止めて逝ったのか……?』
「どうだかな。案外、金剛の言ってたあいつの兄貴かもしんねーぜ。あいつの話がマジなら、出来てもおかしくねー」
『莫迦な。ARMS殺しを持たぬ人間が』
「つっても、あの得体知れねえ動物を追っ払える金剛の兄貴だぜ。ありえねーとは言い切れねーよ」
苛立ちを隠そうともせず、隼人の口調は荒いままだ。
ナイトに対してわざわざ喋り続けているのも、感情をぶつけたいがゆえかもしれない。
ナイトに対してわざわざ喋り続けているのも、感情をぶつけたいがゆえかもしれない。
「くそっ。分からねーことだらけだぜ。バイオレットも詳しく聞いてないっていう『プログラム・バトルロワイアル』だかに、金剛の言ってた番長計画に、フェイスレスさんの人形に、あとあの動物に」
『情報を集めねばならない』
「やってんだろうがよ! 集めてんだろうが! 集めた情報が、どれもこれも意味分かんねーだけでよ! てめーはてめーで、そろそろ共振反応感知したりしねーのか!?」
『まったくない』
「即答かよ……てめー、嘘言ってんじゃねーだろうな? だいたいおかしいだろーが! こんだけずっと走ってるのに、7人もいるうちバイオレット以外全然気付かねーってよ!」
『事実だ。そもそも新宮隼人よ、我が感知すればその感覚は汝には伝わ』
「分ぁーってんだよ、そんなことは! 分かった上で、言ってんだよ!!」
走りながら会話を続けていた隼人であったが、この絶叫を最後に口を閉ざした。
呼吸が乱れてきたのではなく、むしろこれだけ走っていながらまったく乱れていない。
ならばなぜかと言えば、前方に人影が見えたのである。
このままナイトと会話を続けていれば、目に見えない何かと話している危ない奴と思われてしまう。
その為にナイトとの会話を切り上げ、人影の方へと向かう。
人影は立ち止まっているので、到着するまで大した時間はかからなかった。
呼吸が乱れてきたのではなく、むしろこれだけ走っていながらまったく乱れていない。
ならばなぜかと言えば、前方に人影が見えたのである。
このままナイトと会話を続けていれば、目に見えない何かと話している危ない奴と思われてしまう。
その為にナイトとの会話を切り上げ、人影の方へと向かう。
人影は立ち止まっているので、到着するまで大した時間はかからなかった。
「って、金剛じゃねーか」
と言いつつも、声をかける少し前には分かっていた。
金剛番長の巨大な背中を、誰かと見間違うはずがない。
金剛番長の巨大な背中を、誰かと見間違うはずがない。
「何立ち止まってんだよ。兄貴探すんじゃ……」
隼人は、途中で言葉を失う。
金剛の眼前には、土の山があった。
人間が1人、埋められそうなサイズの土山だ。
隼人が尋ねるよりも早く、金剛が口を開いた。
金剛の眼前には、土の山があった。
人間が1人、埋められそうなサイズの土山だ。
隼人が尋ねるよりも早く、金剛が口を開いた。
「さっき呼ばれた16人のうち、1人だ。俺が見付けたときには、もう血は乾いてた。……おそらく、殺し合いが始まってすぐだ」
それだけ言うと、金剛は口を閉ざす。
固く閉ざされた口から、歯の軋む音が漏れ出していた。
見れば、金剛の両手の爪には泥が付着している。
金剛の力があれば、拳を振り下ろした圧力だけで地面に穴を開けることは可能だろう。
にもかかわらず、それをせず手で墓穴を掘ったのだ。
告げられずとも、彼の歯がゆさは隼人に伝わった。
そして金剛だけでなく、隼人も同じ思いだった。
自分が走っている間に、誰かが殺されている。
走り続けて人を探す以外に出来ることがなかったと自覚していても、無力感に駆られてしまう。
固く閉ざされた口から、歯の軋む音が漏れ出していた。
見れば、金剛の両手の爪には泥が付着している。
金剛の力があれば、拳を振り下ろした圧力だけで地面に穴を開けることは可能だろう。
にもかかわらず、それをせず手で墓穴を掘ったのだ。
告げられずとも、彼の歯がゆさは隼人に伝わった。
そして金剛だけでなく、隼人も同じ思いだった。
自分が走っている間に、誰かが殺されている。
走り続けて人を探す以外に出来ることがなかったと自覚していても、無力感に駆られてしまう。
「……なあ金剛」
金剛は、何も言わない。
ただ、背中が僅かに揺れた。
それが、彼の返事なのだろう。
ただ、背中が僅かに揺れた。
それが、彼の返事なのだろう。
「ばらばらに走ってるだけじゃ、人が死ぬのは止められねーのかもな」
「……ッ! 新宮!」
「だから、提案なんだけどよ」
咄嗟に反論しようとした金剛を遮り、隼人は続ける。
「一緒に行動しねーか? あんたが兄貴探してるってのは知ってるし、俺だって仲間探さなきゃなんねーけど、だからってばらばらに動いてちゃ戦力も半分になっちまう。俺とあんたであの変な動物追っ払ったけど、1人ならそう簡単にはいかなかったはずだ。……やっぱ、人間1人じゃ限界あんだよ」
しばらく目を丸くしてから、金剛は微笑を浮かべた。
忘れていた何かを思い出したような、そんな笑顔だった。
忘れていた何かを思い出したような、そんな笑顔だった。
「そうだな。1人じゃ勝てねえ相手に勝って来れたのは、仲間がいたからだ」
「へっ。んだよ。あんたも分かってたのに、今になって気付いた口か? こっちも6時間走り続けてようやくだぜ? そりゃ、成績が良いわけねーよな。何度も思い知ったこと思い出すのに、こんだけかかってちゃよ」
冗談を言う口調の隼人。
金剛は、そちらを向き直って一言。
金剛は、そちらを向き直って一言。
「別に、俺は成績悪くない」
「なにぃ!? 普通は、その図体だと頭の方はそんなに……ってタイプだろうが!」
いきなり焦り出す隼人に口元を緩めた後、金剛はマジメな口調になる。
「それにしても、さっきは驚いた。スジを曲げちまうのかと思ったぜ」
「ざけんなよ。曲がってたまるかっつの。もう誰も死なせやしねーよ。何せ、俺とあんたのコンビだぜ?」
強く言い切ると、隼人は拳を伸ばす。
その行動の意味を理解したらしい金剛も、拳を前に出した。
サイズには差があるものの、互いの拳に籠められた意思は変わらない。
同じ意思を握り締めた拳をぶつけ合って、両者は不敵な笑みを浮かべた。
その行動の意味を理解したらしい金剛も、拳を前に出した。
サイズには差があるものの、互いの拳に籠められた意思は変わらない。
同じ意思を握り締めた拳をぶつけ合って、両者は不敵な笑みを浮かべた。
◇ ◆ ◇ ◆
決意を固めた隼人と金剛。
少し離れた場所で、彼等を眺める人物がいた。
刃の元から走り去っていったチェリッシュである。
少し離れた場所で、彼等を眺める人物がいた。
刃の元から走り去っていったチェリッシュである。
「あ、ああぁ……」
へたり込み、言葉にならない声を漏らしている。
それは、動転もするはずだ。
最初に出会った殺し合いに乗った参加者。
自分の呪文がまったく通じなかった相手。
庇ってくれた水鏡凍季也を殺した張本人。
日本番長に瓜二つの金剛番長が、眼前にいるのだから。
その彼のすぐ近くに、うず高く土が盛られているのだから。
殺し合いの説明の際に、金剛番長はキース・ブラックに噛み付いている。
そのことをチェリッシュは覚えているが、しかしそのことが悪い方向に作用していた。
あの状態でブラックに噛み付くほど、戦いに飢えている。
そんな印象しか、もはやチェリッシュは抱いていなかった。
それは、動転もするはずだ。
最初に出会った殺し合いに乗った参加者。
自分の呪文がまったく通じなかった相手。
庇ってくれた水鏡凍季也を殺した張本人。
日本番長に瓜二つの金剛番長が、眼前にいるのだから。
その彼のすぐ近くに、うず高く土が盛られているのだから。
殺し合いの説明の際に、金剛番長はキース・ブラックに噛み付いている。
そのことをチェリッシュは覚えているが、しかしそのことが悪い方向に作用していた。
あの状態でブラックに噛み付くほど、戦いに飢えている。
そんな印象しか、もはやチェリッシュは抱いていなかった。
「うぅぅぅぅ……」
相手は、まだチェリッシュに気付いていない。
見付かる前に、逃げ出してしまえばいい。
そう考えるも、チェリッシュの両脚は激しく痙攣している。
逃げ去るのはもちろん、立ち上がることさえ出来ない。
今2人は川原にいるが、川を渡るにはチェリッシュのいる橋を使うしかない。
その時には、確実に発見されてしまう。
脳裏を過るのは、三人がかりでもまったく敵わなかった日本番長の姿。
さらに、ゼオンの雷の痛みまでもが蘇ってくる。
見付かる前に、逃げ出してしまえばいい。
そう考えるも、チェリッシュの両脚は激しく痙攣している。
逃げ去るのはもちろん、立ち上がることさえ出来ない。
今2人は川原にいるが、川を渡るにはチェリッシュのいる橋を使うしかない。
その時には、確実に発見されてしまう。
脳裏を過るのは、三人がかりでもまったく敵わなかった日本番長の姿。
さらに、ゼオンの雷の痛みまでもが蘇ってくる。
「い、いやぁ…………」
震える手でデイパックを開き、チェリッシュは魔本を取り出す。
遠ざかるのは不可能で、見付かってしまえば殺される。
ならば、選択肢は一つしかなかった。
発見される前に、相手を撃ち抜くだけだ。
遠ざかるのは不可能で、見付かってしまえば殺される。
ならば、選択肢は一つしかなかった。
発見される前に、相手を撃ち抜くだけだ。
鉄刃が彼女の元に辿り着くまで、あと……
【C-4 河原/一日目 朝】
【金剛晄(金剛番長)】
[時間軸]:王様番長戦直前、バンカラタワーに向かう途中。
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:ランダム支給品1~3、基本支給品一式
[基本方針]:スジを通す。
[時間軸]:王様番長戦直前、バンカラタワーに向かう途中。
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:ランダム支給品1~3、基本支給品一式
[基本方針]:スジを通す。
【新宮隼人】
[時間軸]:15巻NO.8『要塞~フォートレス~』にて招待状を受け取って以降、同話にてカリヨンタワーに乗り込む前。
[状態]:健康、共振波を放出中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、支給品1~3(未確認)
[基本方針]:仲間たちと合流してブラックのプログラムを叩き斬る。高槻は暴走していないと確信。
※ある程度近づかなければ、ARMSの共振を感知できないようです。完全体となった場合は不明。
[時間軸]:15巻NO.8『要塞~フォートレス~』にて招待状を受け取って以降、同話にてカリヨンタワーに乗り込む前。
[状態]:健康、共振波を放出中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、支給品1~3(未確認)
[基本方針]:仲間たちと合流してブラックのプログラムを叩き斬る。高槻は暴走していないと確信。
※ある程度近づかなければ、ARMSの共振を感知できないようです。完全体となった場合は不明。
【C-4 橋/一日目 朝】
【チェリッシュ】
[時間軸]:ガッシュ戦直前
[状態]:健康
[装備]:チェリッシュの魔本@金色のガッシュ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~2
[基本方針]:???
[時間軸]:ガッシュ戦直前
[状態]:健康
[装備]:チェリッシュの魔本@金色のガッシュ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~2
[基本方針]:???
【C-4 チェリッシュより少し西/一日目 朝】
【鉄刃】
[時間軸]:織田信長御前試合の直後
[状態]:健康
[装備]:超振動ナイフ@ARMS、魔剣センサー『スパイダー』@YAIBA
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~2
[基本方針]:殺し合いには乗らない。チェリッシュを守る。市街地にある反応(雷神剣)へと向かう。
[時間軸]:織田信長御前試合の直後
[状態]:健康
[装備]:超振動ナイフ@ARMS、魔剣センサー『スパイダー』@YAIBA
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~2
[基本方針]:殺し合いには乗らない。チェリッシュを守る。市街地にある反応(雷神剣)へと向かう。
※李崩は埋葬されました。
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064:ぎゅっと握って | 鉄刃 | 103:導火 |
チェリッシュ | ||
050:歯車が噛み合わない | 金剛晄(金剛番長) | |
069:モーニングティーを飲みに行こう | 新宮隼人 |