未来位置 ◆hqLsjDR84w
◇ ◇ ◇
空間移動を行う寸前まで、キース・グリーンは目的地をF-4の住宅街としていた。
その辺りまで行けば、支給品のレーダーで紅麗ら三人を発見するのも容易であるはずだった。
ARMSを持たぬ相手である以上、先ほどのように民家内に乗り込むよりよっぽど利口だろう。
そう考えていたというのに、グリーンは空間移動の直前で目的地を変更するハメになってしまった。
凄まじい速度で接近してくる高槻涼を前にしては、そうせざるを得なかったのだ。
一度戦っているので、『ジャバウォック』の戦闘力はよく知っている。
グリーンは自身の『チェシャ猫(キャット)』の能力が劣っているとは、決して思っていない。
その辺りまで行けば、支給品のレーダーで紅麗ら三人を発見するのも容易であるはずだった。
ARMSを持たぬ相手である以上、先ほどのように民家内に乗り込むよりよっぽど利口だろう。
そう考えていたというのに、グリーンは空間移動の直前で目的地を変更するハメになってしまった。
凄まじい速度で接近してくる高槻涼を前にしては、そうせざるを得なかったのだ。
一度戦っているので、『ジャバウォック』の戦闘力はよく知っている。
グリーンは自身の『チェシャ猫(キャット)』の能力が劣っているとは、決して思っていない。
ただ――ジャバウォックがあまりにデタラメなのだ。
『空間の断裂』で腕や足を斬り落としても、他のARMSではありえぬ速度で即座に再生してきた。
くわえてジャバウォックの爪は、ARMSの再生能力を停止させるウイルスを備えた『ARMS殺し』である。
くわえてジャバウォックの爪は、ARMSの再生能力を停止させるウイルスを備えた『ARMS殺し』である。
こちらが百の攻撃を与えて殺害できたとしても、その間に一度でも攻撃を受ければ――即致命傷になりかねない。
いざ戦闘になって勝てる勝てないの話ではなく、相手にすること自体が間違いだ。
少なくとも、まだ殺し合い開始からさして時間が経っていない現時点においては。
少なくとも、まだ殺し合い開始からさして時間が経っていない現時点においては。
ゆえにジャバウォックの爪が迫るなか、グリーンはチェシャキャットへと命じたのだ。
できるだけ遠くに転移せよ――と。
その結果どこに飛ぶのかなど、グリーン自身にも分からない。
目的地を定めれば寸分違わずその地に移動できるのが能力であるが、定めなければ能力の範囲内のどこかに転移するだけだ。
殺し合いの舞台はあまりに狭すぎるので、平時ならば飛び出してしまいかねない。
しかしそれはないだろうと、グリーンは予想していた。
この地に呼び出されて以来、空間移動を行うだけでかなり体力を消耗してしまう。
いかなる技術かは不明だが、キース・ブラックが科した枷であるのは明白だ。
そのような枷を科された以上、全力で空間転移をしたとしても殺し合いの舞台を出てしまうことはあるまい。
目的地を定めれば寸分違わずその地に移動できるのが能力であるが、定めなければ能力の範囲内のどこかに転移するだけだ。
殺し合いの舞台はあまりに狭すぎるので、平時ならば飛び出してしまいかねない。
しかしそれはないだろうと、グリーンは予想していた。
この地に呼び出されて以来、空間移動を行うだけでかなり体力を消耗してしまう。
いかなる技術かは不明だが、キース・ブラックが科した枷であるのは明白だ。
そのような枷を科された以上、全力で空間転移をしたとしても殺し合いの舞台を出てしまうことはあるまい。
高槻涼の爪が接触する寸前で視界が白く染まり――そして、一瞬のうちに切り替わる。
ここははたしてどこなのか。
明るさからして室内であるらしい。
そのように認識したと同時に、グリーンに埋め込まれたARMSコアが激しく震える。
ジャバウォックから離れたというのに、まるで引き寄せられるように他のARMS適正者の元へと辿り着いてしまったらしい。
だが、グリーンには知ったことではない。
いかなる相手だろうと、赤木カツミを生き返らせるために殺すだけなのだ。
グリーンは共振反応のほうへと視線を飛ばす。
そちらにいるのは、よく知っている相手だった。
驚きはない。共振反応の感覚で、誰かくらい分かっていた。
明るさからして室内であるらしい。
そのように認識したと同時に、グリーンに埋め込まれたARMSコアが激しく震える。
ジャバウォックから離れたというのに、まるで引き寄せられるように他のARMS適正者の元へと辿り着いてしまったらしい。
だが、グリーンには知ったことではない。
いかなる相手だろうと、赤木カツミを生き返らせるために殺すだけなのだ。
グリーンは共振反応のほうへと視線を飛ばす。
そちらにいるのは、よく知っている相手だった。
驚きはない。共振反応の感覚で、誰かくらい分かっていた。
「――姉さん」
そう呼びかけると、キース・シリーズ唯一の女性であるキース・バイオレットは目を伏せる。
空のティーカップに紅茶を注ぎながら、重々しく口を開いくのだった。
空のティーカップに紅茶を注ぎながら、重々しく口を開いくのだった。
「マッド・ティーパーティにようこそ。
いままで三人がここに訪れ、その全員が前に進む目的を持っていたわ」
いままで三人がここに訪れ、その全員が前に進む目的を持っていたわ」
紅茶で満たされたティーカップを前に出して、バイオレットは続ける。
「貴方の目的を教えて、グリーン」
◇ ◇ ◇
目を伏せたままで、バイオレットはグリーンの言葉に耳を傾けていた。
彼がいかなる目的で、このプログラムにおいてどういう行動を取るのか。
それを聞き終えると、ゆっくりと瞳を閉じた。
彼がいかなる目的で、このプログラムにおいてどういう行動を取るのか。
それを聞き終えると、ゆっくりと瞳を閉じた。
「姉さん……?」
怪訝そうなグリーンに、バイオレットは静かに答える。
「このプログラムが始まってからもうかなり経つというのに、私は未だ取るべき行動を決めかねていた。
すでにやるべきことを見定めているお前に、こんな私ができることなど――ありはしない」
すでにやるべきことを見定めているお前に、こんな私ができることなど――ありはしない」
とうとうと述べていながら、どこか悔やんでいた。
人の目的や行動を聞いている場合ではなかったのだ。
他人のではなく、自分のことを考えるべきであった。
この喫茶店を訪れながらすぐに出て行った三人のように、バイオレットも留まっているべきではなかったのだ。
人の目的や行動を聞いている場合ではなかったのだ。
他人のではなく、自分のことを考えるべきであった。
この喫茶店を訪れながらすぐに出て行った三人のように、バイオレットも留まっているべきではなかったのだ。
ただ――気付くのが、あまりにも遅すぎた。
できれば、新宮隼人が出ていくときに。
せめて、蒼月潮が走り去っていくときに。
少なくとも、フェイスレスが引き上げたときに。
せめて、蒼月潮が走り去っていくときに。
少なくとも、フェイスレスが引き上げたときに。
同行を申し出るべきだったのだ。
『プログラム・バトルロワイアル』の意図を見定めるのも、他者と殺し合う運命を変えるのも――
この喫茶店に閉じ籠っていては不可能だ。
率先して、外に出なければならなかったのだ。
率先して、外に出なければならなかったのだ。
「こんなにまずいお茶は初めて」
残った紅茶を飲み干してそう告げると、椅子を引く音が聞こえた。
グリーンが立ち上がったのだろう。
そうバイオレットは察して、唇を噛み締めた。
直後、バイオレットの左胸に衝撃が走った。
ARMSコアが砕ける感覚が全身に走り抜け、椅子から転がり落ちてしまう。
コアを破壊されたARMS適正者は、灰のように身体が崩れ落ちるのを待つしかできない。
グリーンが立ち上がったのだろう。
そうバイオレットは察して、唇を噛み締めた。
直後、バイオレットの左胸に衝撃が走った。
ARMSコアが砕ける感覚が全身に走り抜け、椅子から転がり落ちてしまう。
コアを破壊されたARMS適正者は、灰のように身体が崩れ落ちるのを待つしかできない。
「が、ふ……」
同じ遺伝子から生まれたクローンに過ぎないとはいえ、バイオレットはキース・シリーズを家族だと思っている。
その家族であるグリーンが、己の命を奪おうとしている。
その家族であるグリーンが、己の命を奪おうとしている。
オリジナルARMSと殺し合う運命を変えようとしていながら動かず――その結果が、これだった。
――ヒトは生まれつきヒトなんじゃない。
――自分で『ヒト』になってゆくものだよ。
かつてかけられた言葉が、フラッシュバックする。
その意味が理解できた気がする。
自らの意思で進むべき道を決めたグリーンは、人生をプログラムに支配された戦闘機械などではない。
たとえそれがアリスの掌の上であろうと、自らの意思を持つ以上は間違いなくヒトである。
その意味が理解できた気がする。
自らの意思で進むべき道を決めたグリーンは、人生をプログラムに支配された戦闘機械などではない。
たとえそれがアリスの掌の上であろうと、自らの意思を持つ以上は間違いなくヒトである。
――ヒトは絶望するから足を止めるんじゃない。絶望から這い出ることを『諦め』てしまったら、足を止めるんだ。
――ヒトは希望があるから前に進むんじゃない。希望を探そうとする『意思』で前に進むんだ。
ここに至ってようやく、バイオレットは大事なことを思い出した。
まさしく『諦め』ていたのが自分自身で、『意思』で前に進んだのがグリーンではないか。
グリーンの話によれば、キース・シルバーや高槻涼も前に進もうとしていたという。
かつてこの言葉を浴びせた新宮隼人もまた、諦めずに意思を貫こうとしていた。
ただバイオレット一人だけが、諦めてしまっていたのだ。
まさしく『諦め』ていたのが自分自身で、『意思』で前に進んだのがグリーンではないか。
グリーンの話によれば、キース・シルバーや高槻涼も前に進もうとしていたという。
かつてこの言葉を浴びせた新宮隼人もまた、諦めずに意思を貫こうとしていた。
ただバイオレット一人だけが、諦めてしまっていたのだ。
ならば――こうなるのも当然だろう。
身体が崩壊する感覚のなかで受け入れると、扉の開く音がした。
射し込んできた陽射しが、閉じられたまぶたの上からでも眩しい。
そのように考えていると、聞き覚えのある声が響いた。
射し込んできた陽射しが、閉じられたまぶたの上からでも眩しい。
そのように考えていると、聞き覚えのある声が響いた。
「バ、バイオレット姉ちゃんっ!!」
声の主は走りながら近付いてきて、砕けつつあるバイオレットの身体を抱え上げる。
バイオレットが薄く目を開くと、狼狽する蒼月潮の姿を視界に捉えた。
バイオレットが薄く目を開くと、狼狽する蒼月潮の姿を視界に捉えた。
「蒼月潮、なぜ……?」
「姉ちゃんが心配で戻ってきたんだよっ! ちくしょう……ッ! 俺が離れたせいでッ!」
「姉ちゃんが心配で戻ってきたんだよっ! ちくしょう……ッ! 俺が離れたせいでッ!」
歯噛みする潮には、すぐ近くにいる下手人の姿は目に入っていないらしい。
そんな彼の素振りが、バイオレットには理解できなかった。
そんな彼の素振りが、バイオレットには理解できなかった。
「どうして、こんな私を――」
「放っておけるはずないだろ! いくら年上で戦えるっつっても、姉ちゃんは女の子なんだぜ!」
「放っておけるはずないだろ! いくら年上で戦えるっつっても、姉ちゃんは女の子なんだぜ!」
潮の返答はやはり理解できなかったが、それでもバイオレットは実感するのだった。
やはり、あのとき潮とともに外に出るべきだったのだ――と。
見れば、潮の背後には秋山優と紅煉という二人の参加者がいる。
紅煉のほうは言うまでもなく、秋山のほうも殺し合いに乗る可能性は少なからずあった。
そんな二人と同行しているのだ。
決して『諦め』ることなく、己の『意思』で進んだ結果であろう。
やはり、あのとき潮とともに外に出るべきだったのだ――と。
見れば、潮の背後には秋山優と紅煉という二人の参加者がいる。
紅煉のほうは言うまでもなく、秋山のほうも殺し合いに乗る可能性は少なからずあった。
そんな二人と同行しているのだ。
決して『諦め』ることなく、己の『意思』で進んだ結果であろう。
「蒼月潮、私はもう長くない。よく聞いてくれ」
「な、なんだよ、姉ちゃん……! そんな不吉なこと言わないでくれよ」
「遅かったんだ、なにもかも。お前がじゃない、私が気付くのが――だ」
「な、なんだよ、姉ちゃん……! そんな不吉なこと言わないでくれよ」
「遅かったんだ、なにもかも。お前がじゃない、私が気付くのが――だ」
なにやら言おうとしている潮の声を遮って、バイオレットは遺すべき言葉を告げる。
「人の足を止めるのは絶望ではなく『諦め』。
人の足を進めるのは希望ではなく『意思』だ」
人の足を進めるのは希望ではなく『意思』だ」
潮は怪訝そうにしていたが、説明してやる時間はない。
自分で理解してもらう他にないのだ。
残された力を振り絞って、もう一言だけ残す。
自分で理解してもらう他にないのだ。
残された力を振り絞って、もう一言だけ残す。
「私は諦めてしまったが、お前は進め」
言い切った瞬間、バイオレットの身体は完全に砕け散った。
【キース・バイオレット 死亡確認】
【残り54名】
【残り54名】
【E-5 喫茶店/一日目 午前】
【蒼月潮】
[時間軸]:26巻第42章『三日月の夜』直後。
[状態]:健康
[装備]:制服、即席槍(ジャバウォックの爪@ARMS+操り糸@からくりサーカス+神通棍@GS美神)、ヴィルマのナイフ(6本)@からくりサーカス
[道具]:基本支給品一式、操り糸(3/4)@からくりサーカス
[基本方針]:仲間を集めて殺し合いを止める。とら? 勝手にしろィ!
※バイオレットからプログラムについて他のキースシリーズ、オリジナルARMS勢の情報を貰いました。
ただし、ARMSについては教えて貰っていません。
[時間軸]:26巻第42章『三日月の夜』直後。
[状態]:健康
[装備]:制服、即席槍(ジャバウォックの爪@ARMS+操り糸@からくりサーカス+神通棍@GS美神)、ヴィルマのナイフ(6本)@からくりサーカス
[道具]:基本支給品一式、操り糸(3/4)@からくりサーカス
[基本方針]:仲間を集めて殺し合いを止める。とら? 勝手にしろィ!
※バイオレットからプログラムについて他のキースシリーズ、オリジナルARMS勢の情報を貰いました。
ただし、ARMSについては教えて貰っていません。
【秋山優(卑怯番長)@金剛番長】
[時間軸]:最終決戦後、後日談の前
[状態]:健康
[装備]:霊符(残り30枚)、ヒョウ(残り15本)、参加者名簿入り携帯端末@オリジナル(ポケット)、サバイバルナイフ(腰)@現地調達
[道具]:基本支給品一式+水と食料一人分、ヒョウ(25本)&符(50枚)&十五雷正法説明書@うしおととら、
、不明支給品1(秋山は確認済)、1~3(秋山と紅煉が確認済み)、デパート内で回収したものいろいろ
[基本方針]:あらゆる卑怯な手を使ってこの街から脱出し、家へ帰る。体内に爆砕符があると思い込んでいる紅煉を脅してうまく利用する。
[時間軸]:最終決戦後、後日談の前
[状態]:健康
[装備]:霊符(残り30枚)、ヒョウ(残り15本)、参加者名簿入り携帯端末@オリジナル(ポケット)、サバイバルナイフ(腰)@現地調達
[道具]:基本支給品一式+水と食料一人分、ヒョウ(25本)&符(50枚)&十五雷正法説明書@うしおととら、
、不明支給品1(秋山は確認済)、1~3(秋山と紅煉が確認済み)、デパート内で回収したものいろいろ
[基本方針]:あらゆる卑怯な手を使ってこの街から脱出し、家へ帰る。体内に爆砕符があると思い込んでいる紅煉を脅してうまく利用する。
【紅煉@うしおととら】
[時間軸]:本編にて死亡後
[状態]:ダメージ回復
[装備]:なし
[道具]:なし
[基本方針]:秋山優をなんとか隙を見て喰い殺す。それまでは死にたくないので従う。秋山を殺せたらあとはひたすら参加者を喰い殺す。
※「黒炎(分身というか手下と言うか、まあセルジュニアみたいなもの)を生む能力」は制限により使用不可。
[時間軸]:本編にて死亡後
[状態]:ダメージ回復
[装備]:なし
[道具]:なし
[基本方針]:秋山優をなんとか隙を見て喰い殺す。それまでは死にたくないので従う。秋山を殺せたらあとはひたすら参加者を喰い殺す。
※「黒炎(分身というか手下と言うか、まあセルジュニアみたいなもの)を生む能力」は制限により使用不可。
【キース・グリーン】
[時間軸]:コミックス17巻NO.11『死王~バロール~』にて共振を感じ取って以降、コミックス18巻NO.3『聖餐~サクラメント~』にてキース・ブラックの前に立つ前。
[状態]:疲労(中)
[装備]:いつものスーツ、参加者レーダー@オリジナル
[道具]:基本支給品一式+水と食料一人分、カツミの髪@ARMS(スーツの左胸裏ポケット)
[基本方針]:なんとしても最後の一人となる。そのためなら兄さんや姉さんだって殺すし、慢心を捨てて気に入らない能力の使い方だってする。
※空間移動をするとかなり体力を消耗するようです。
[時間軸]:コミックス17巻NO.11『死王~バロール~』にて共振を感じ取って以降、コミックス18巻NO.3『聖餐~サクラメント~』にてキース・ブラックの前に立つ前。
[状態]:疲労(中)
[装備]:いつものスーツ、参加者レーダー@オリジナル
[道具]:基本支給品一式+水と食料一人分、カツミの髪@ARMS(スーツの左胸裏ポケット)
[基本方針]:なんとしても最後の一人となる。そのためなら兄さんや姉さんだって殺すし、慢心を捨てて気に入らない能力の使い方だってする。
※空間移動をするとかなり体力を消耗するようです。
【備考】
※キース・バイオレットのデイパック(基本支給品一式、支給品1~2(未確認)、ガッシュの魔本@金色のガッシュ)は、E-5(喫茶店内)に放置されています。
※アドバンストARMS『三月兎(マーチ・ヘア)』とキース・バイオレットの身体は、粉々に砕け散りました。
※キース・バイオレットのデイパック(基本支給品一式、支給品1~2(未確認)、ガッシュの魔本@金色のガッシュ)は、E-5(喫茶店内)に放置されています。
※アドバンストARMS『三月兎(マーチ・ヘア)』とキース・バイオレットの身体は、粉々に砕け散りました。
投下順で読む
時系列順で読む
キャラを追って読む
094:たった一つの卑怯なやり方 | 秋山優(卑怯番長) | 116:誘雷 |
紅煉 | ||
蒼月潮 | ||
112:若者のすべて | キース・グリーン | |
098:茶会 | キース・バイオレット | GAME OVER |