遊び方

起動して最初に出てくる画面が、譜面データが入ったフォルダのリストが表示されます。私個人はグループフォルダと呼んでいます。ここでタップしたフォルダ内のデータを読み込みます。

グループフォルダを読み込んだら曲のリストが表示されます。難易度のパネル(習、楽、踊、激、鬼と書いてあるやつ)をタップするとパネルが明るくなるので、その状態でもう一度タップするとその難易度でプレイスタートします。

プレイ開始したら、画面下に白線で×が表示されます(オプションによって変化しますがそれは後述)。その白線を境にタップすることで上下左右を操作します。タップしたら対応する方向の矢印(画面上に固定されてるやつ)が小さく表示されます。下から来る矢印をタイミングよくタップすればOKです。

オプション設定

メニューボタン→Option を選択することでオプションの設定ができます(プレイ中などはメニューが開けません)。以下のオプションを設定できます。

Button Type

操作方法を指定します。というかタップする範囲が変わるだけです。
Type1…デフォルト。画面下に白線で×印が表示される。画面上のほうに判定はないので注意。
Type2…デフォルトだと範囲が広すぎてやりずらい人向け。Type1より範囲が狭い。
Type3…Type3よりもさらに範囲が狭い。範囲が狭いというとやりにくそうだが、指が邪魔で画面が見えないリスクが減る。
Type4…これはちょっと異色。タップ範囲を縦に割ってみた感じ。人によってはこれが一番やりやすいと思われる。

Offset

オフセットを調整します。オフセットとは日本語で相殺するといった意味であり、ここでは曲のズレを調整する意味を持ちます。プレイしてみて矢印のタイミングがずれている、と感じたらここを調整してみましょう。
例えば矢印が50msくらい遅れてくると感じたら+50msにすると幸せになれます。逆に100msくらい早い場合は-100msにするといいです。

設定方法

Plus or Minus…符号を指定。+または-。+でタイミングが遅く、-でタイミングが早くなると覚えておくとよい。
Offset Value…オフセット値を指定。msでの入力なので注意(1秒=1000ms)。この欄の下に小さく書いてある値(+0msなど)が設定されたオフセット値になります。Plus or Minusと連動しています。

Speed Options

DDRシリーズでもお馴染みのオプション。下から流れてくる矢印のスピードを倍速で指定します。デフォルトで1.0×。BPM(曲のテンポ)が早すぎor遅すぎってときにこれを調整するとやりやすくなります。また、超高速or超低速でプレイしたいときにも使えます。8.0×とか使う機会あるのだろうか。

Apperance Options

矢印の出現方法を指定します。
STANDARD…通常
HIDDEN…矢印が途中で消える
SUDDEN…矢印が途中から現れる
STEALTH…矢印が判定ゾーンを過ぎるまで見えない
BLINK…矢印が一定間隔で出現・消滅を繰り返す
R_VANISH…矢印が途中で消え、判定ゾーン直前に出現

Turn Options

STANDARD…通常
MIRROR…譜面が反転する
LEFT…譜面が左に1列ずつずれる
RIGHT…譜面が右に1列ずつずれる
SHUFFLE…譜面が列単位でランダムに配置される

Hold Options

フリーズアローの設定をします。
ON…フリーズアロー有り
OFF…フリーズアロー無し

楽曲の追加

多くの人がよくわからんとぼやくであろう曲データの追加方法。本家StepManiaでもここでワカンネってなる人が多い。自分もなったけど。
まず追加したいデータを用意してください。一曲追加するのに最低mp3ファイル(音楽ファイル)とsmファイル(譜面ファイル)が必要です。データの入手方法は後述します。音楽ファイルはogg形式も対応しています。
追加するデータを以下のようなフォルダ構成で配置してください。フォルダやファイルを操作するには、PCにUSB接続してPCから操作するかファイル管理アプリを利用する必要があります。

/SDカードのルート(*1)/StapMania(*2)/グループフォルダ(*3)/曲フォルダ(*4)/mp3ファイル&smファイル(*5)

(*1)ここはほとんどの環境では/sdcardだが、環境によっては/mnt/sdcardだったり、/sdcard/external_sdだったりするので注意。
(*2)StapManiaフォルダを作成する。StepManiaではないので注意。これがない状態で起動すると自動作成されるので、曲を追加する前に一度起動しておけばパスの間違いを防げるはず。
(*3)StapManiaフォルダの直下にグループフォルダを作成する。グループフォルダを複数作成することで、曲データをジャンル別に分けたりして管理できる。この階層にsmファイルとか入れても意味がないので注意。フォルダ名は任意です。
(*4)smファイルとmp3ファイルの入ったフォルダを配置する。この階層にsmファイルとか入れても意味がないので注意。データを入れるのはこの階層のフォルダの直下です。この階層のフォルダの数=このグループフォルダに存在する曲データの数となります。フォルダ名は任意です。
(*5)mp3ファイルとsmファイルを配置します。ここに入れるのは一曲分のデータだけなので、複数のmp3ファイル、およびsmファイルを入れるとどれが読み込まれるのかわからなくなるので注意。ファイル名は任意です。

と文字だけで説明してみましたがわかりにくいかと思います。一度起動させてStapManiaフォルダが自動作成されるとサンプルデータ(ハジメテノオト)まで自動作成されますので、それらのフォルダ構成を参考にしてデータを追加してみてください。それでもよくわからん!という人はコメントかメールください。

楽曲の入手方法

StepManiaの曲データは世界中に星の数(は大げさだが)存在します。探してみれば自分の好きな曲のデータも見つかることでしょう。なければ自分で作ることもできます。
曲探しのコツですが、例として「欲しい曲名 DWI」で検索してみてください。DWIというのはsmファイルと同様の譜面ファイルの一種で、こちらで検索したほうが引っかかりやすいと思います。でもこのアプリではDWIファイルは読めませんので注意してください。といってもほとんどの場合、DWIと一緒にSMファイルも同梱されています。もしなかった場合は、本家StepManiaのエディットモードでセーブすることでsmファイルを自動作成できます。

背景・バナー

StepMania同様、一曲ごとに背景とバナー画像を指定できます。ファイル形式はともにpng,bmp,jpg,gifに対応です。ファイル名は以下のようにしてください。
背景:ファイル名をsmファイルで指定する。またはファイル名にbg、またはbackを含ませる。
バナー:ファイル名をsmファイルで指定する。またはファイル名にbn、またはbannerを含ませる。
背景は縦サイズを画面にあわせ、中央に表示します。バナーはアスペクト比を特定のものに合わせます。なので場合によってはゆがんだり解像度が悪かったりします。
これらの画像は必須でないのでなくても大丈夫です。

その他

このアプリ、結構重いです。処理落ちする場合は他のタスクを終了してから起動してみてください。アプリを終了させただけではタスクが残っていることもあるので、何かしらのタスク管理アプリを使用するといいかと思います。何やってもカクカクだったらスペック不足です。
とりあえず
  • Android2.1以上
  • CPU動作速度1GHz以上
ならば大丈夫だと思います。たぶん。
最終更新:2011年01月29日 21:22