710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 10:08:36 ID:PB9Y65i9P [2/5]
ちょっとした小ネタを。モノクロ再生つらいのでちょっと休憩がてら
両親が家をるすにしてるある日のお昼時

「さ~て、何をつくろっかな~」
「ちょっと待とうか」
「なによ。人がさあやろうって時に水を差さないでくれる?」
「さあやろうって、なに、もしかして作るの?お前が?!」
「そうだケド。何か文句でもあるわけ?」
「文句というかなんというか…
 (以前こいつの料理を食った者としてはなんとしてでも止めたい!でも止めたらこいつ怒るんだろうなあ…)」
「文句ないんだったらどっか行ってくんない?気がちるし」
「ま、まあそう気を荒立てるな。料理するんだろ?それだったらほれ、エプロンぐらい着けろって。服が汚れたらお前だって嫌だろうが」
「あ…べ、別に忘れてたわけじゃないからね!い、今から探そうと思ってたんだから!」
「あ~はいはい。(今あきらかに材料に手を出そうとしていたことにはつっこまないでおこう)
 わかった、わかったからそう興奮するなよ。それとちょっと後ろ向けよ」
「え?あ、ちょ、ちょっとあんた何して…!?勝手にあたしの髪さわんな!この!変態!シスコン!」
「ぐお!?いて、いてぇって!足を踏むな!ただ髪結ってやっただけだろうが!まとめとけば変に油とか飛ばさないですむだろ?
 油でべとついたりしたらもったいないだろうが。お前の髪綺麗なんだから!」
「なっ!?き、綺麗って…ふ、ふん!だったらもうこれで用事も済んだでしょ?早くどっかいってくんない?
 って何であんたまでエプロン着けてるわけ!?」
「いや、桐乃だけに任せるのも悪いから俺も手伝おうかと
 (俺が監視していれば最低限食えるものはできるはずだ。なんとかこのポジションはゲットせねば!)」
「いらないっての!それとも何?もしかして妹と料理したいだけとか?キモッ!キモキモ!超キモイ!」
「その三段活用はやめろ!…あーそうです、そうなんです!俺はシスコンだからお前と料理したいの!だから手伝わせてください!
 (もう胃が無事ですむならプライドなんぞいらんわ!)」
「!あ、あっそ…そ、そこまで言うんなら?手伝わせてあげないこともないケド…」
「そ、そうか!(よし!うまくいった)じゃあ何作るんだ?」
「え?それじゃあ……」


料理中ひと悶着もふた悶着もあったがその日の昼食はなかなか美味かった。
美味いものも食えたし被害も未然に防げたし今日もこともなし……


「あたしもなかなかイケるじゃん!今度はもっと凝ったものに挑戦してみようかなぁ♪
 (兄貴ときょ、共同作業もできたし、今日はいいことありそう♪)」


勘弁してください!!



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最終更新:2011年01月10日 21:06