286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 17:39:16 ID:tiWA8EF10 [1/2]
「あやせ。ちょっと聞きたい事があるんだケド…」
「何?どうかしたの?桐乃?」
「あ、あのさっ。あんた最近、あいつとよく会ったりしてない?」
「え?あいつって?」
「あのバカよ。あたしの兄貴。」
「う~ん。たまには会って相談に乗ってもらったりしてるけど、そんなには会ってないよ。」
「そ、そうなんだ。…でも、あんまり会わない方がいいって。だって、あいつ変態だし、あやせが襲われたりしたらやだし…」
「あはっ、桐乃ー、心配し過ぎだって。お兄さん、優しいし、私の事、怖がったりするくらいだしー」
「でっ、でもっ!あいつ、ちょっと可愛い女の子を見ると、すぐデレデレするしっ。」
「確かに、お兄さん、すぐ人に『大好きだ』とか『結婚してくれ』とか、ちょっとセクハラがひどいねー」
「!?…(あやせには…そんな事言ってるんだ…あいつ…)」
「もしかして、桐乃もお兄さんのセクハラ受けてるの…?」
「そっ、そうなのっ。あいつ、重度のシスコンだから、妹モノのエロゲーばっかりプレイするしっ」
「あの趣味っ!まだ続けてるのっ!?」
「そ、そうなのっ。それだけじゃなくって、あたしの部屋に入る時、いつも、に、匂いとか嗅いでるしっ。あたしの声に興奮してる事もあるしっ。」
「(変態っ変態っ変態っ!…でも、なんだか桐乃、急に嬉しそうになってる…)」
「こ、この前なんてもっと最低で、あたしを彼女と変わらないなんて言うしっ!カ、カップル専用プリクラとかっ!」
「い、いくらなんでも…じ、冗談でしょ…桐乃?」
「ほ、本当っ!…コレっ!証拠っ!」
「これは…プリクラ?…っ!」
「ど…どうかなっ!」
「桐乃。…私、やらなければならない事が出来たから…今日はもう…帰るね…」
「う、うん…」


まったく…お兄さん。桐乃にいかがわしい事したら殺すって警告してたのに…。
でも、桐乃、凄く嬉しそうだったし…
うん。やっぱり、私がお兄さんを問い詰めてハッキリさせないとね。
待っててね、桐乃。



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最終更新:2011年01月14日 22:29