555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 18:45:14 ID:Id3LmhSK0 [1/2]
大介「桐乃に恋人などまだ早い」
京介「またなんだよそんな藪から棒に」
大介「うむ。母さんが最近、桐乃が恋してると言い張るものでな」
京介「お袋のゴシップ好きは尋常じゃねーからな……話半分にでも聞いてればいいだろ。
    そういや親父は、桐乃の彼氏にはどんな男なら――」
大介「剣道と柔道に長け、優しく、時に厳しく、そして正義のためなら――」
京介「それ前に聞いた。まんま親父じゃねーかよ、それ」
大介「む、そうか。つまり、俺が桐乃の男になれば万事解決ということだな」
京介「おおい!? なんでそうなるんだよ!? 酔ってるのか!? 酔ってるんだろう! 頭冷やせよオイ!」
大介「む……いや、すまん。少々おかしなことを言ってしまったようだな。忘れてくれ」
京介「……言われなくてもそうする。実の親父からそんな寝言聞かされるなんて、黒歴史どころの話じゃねーよ。
    今日は少し飲み過ぎだ。悪いこと言わんから、今日はもう休んでくれ」
大介「ああ、そうしておこう。ん……? おお、そうか。俺がダメなら、京介、お前が桐乃の男になれ。
    桐乃のためとあらば、自ら汚れ役も買って出ることも厭わない男気を持つお前ならば……」
京介「いいからとっととその口閉じろ! そして二度と酒飲むな!」

560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/12/27(月) 19:16:39 ID:7BNv6LD/0
>>555
佳乃「いいじゃない、京介。アンタから手を出すのは認めないけど、桐乃が望むなら受け止めてあげなさい」
京介「ダメだこの夫婦」スクッ
大介「待てっ京介!まだ話は・・・」ガチャン

ーリビングドア前ー
京介「何だ桐乃いたのか。入らねーのか?」
桐乃「・・・・・・はっ、う、うっさい。話しかけんな!」ガチャン
京介「何だアイツ?どっか機嫌悪いのか、顔は真っ赤だったし・・・」

ー夜・京介の部屋ー
京介「ZZZ・・・」
桐乃「ねぇ起きて。起きなさいってば」
京介「ぅうん、何だ桐乃・・・。っつーか何で馬乗りになってんだ!?」
桐乃「あ、あのね?・・・きょ、京介にどうしてもしたい人生相談が、あ、あるんだけど・・・。」
京介「京介って?・・・へっ?」
桐乃の顔がry

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 19:19:16 ID:Gr7qAuCd0 [1/5]
俺も勝手に>>555の続き想像した

桐乃「お父さんもあんたもさっきから何騒いでんの?」
京介「げっ!」
大介「おお、桐乃か。調度良かった。時に聞くが、お前恋してるのか?」
桐乃「ちょ、ちょっとお父さん!?いきなりどうしたの?」
京介「悪いな、桐乃。親父少し飲み過ぎたんだ」
大介「お前は黙ってろ。で、どうなんだ桐乃?か、彼氏とか――居るのか?」
桐乃「…別にいないし」
大介「そうか!そうだよな、うん」
京介「(スゲー嬉しそうだな…)」
桐乃「で、それがどうしたの?」
大介「うむ。それなんだが、彼氏に京介なんかどうだ?」
桐乃京介「「はあ!?」」
大介「何も驚く事はあるまい。武道の心得は無いが男気もあるし、絶対にお前を大切にしてくれるぞ。
まあ本当はお父さんが良かったんだが、さすがに母さんに悪いしな。ワハハ」
京介「何本人目の前にして馬鹿な事言ってるんだよ!?てか妹と兄が恋人とか有り得ねえだろ!
    ほら、桐乃もなんか言ってやれよ」
桐乃「~~~っ。うっさい、ばか!」
京介「痛ってえ!?なんで俺を蹴るんだ!?」

573 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 20:18:34 ID:Gr7qAuCd0 [2/5]
>>566
じゃあ>>561の続き書いてみた

京介「はあ…。まったくあの酔っ払いめ。何が『おい京介、俺まで桐乃に睨まれたぞ。お前謝ってこい』だよ。
   俺はなに一つ悪いことしてねえじゃねえか…」
コンコン
京介「おい、桐乃?開けてくれ。さっきの事で謝りたいんだよ」
桐乃「……」
京介「おい桐乃ってば!」
ガチャ
桐乃「…入って」
京介「おう。さっきは変な事聞かせちまって済まなかったな。親父も酔っ払いすぎて少しおかしくなってたんだ」
桐乃「…分かった。もういい」
京介「サンキューな(ホッ…)」
桐乃「ところでさ、もしあたし達が本当に付き合ってたらお父さんどうするかな?」
京介「ブッ!お前!?」
桐乃「だからぁ、ちょっとした仕返しだって。ね、どんな反応するかな?」
京介「そりゃ…驚くだろうな」
桐乃「だよね。それに自分が言った手前、引くに引けなくなったりしてね。なんか面白そうじゃん?」
京介「まあ言われりゃ確かに面白そうではあるな」
桐乃「でしょ!だからあんた今からあたしの彼氏ね」
京介「え!今からなの!?」
桐乃「当然っしょ。善は急げって言うし」
京介「(なんか違う気がする…)」
桐乃「だから今から『きょうすけ』って呼ぶから。あとそばにいる時は…手握ってよね」
京介「っ!?そこまでやるのか!?」
桐乃「あ、当たり前でしょ!ほ、ほら早く!」
京介「わ、分かったよ!これでいいだろ?」
桐乃「違う。もっとやさしく!」
京介「こ、こうか?」
桐乃「うん。これでいいよ…きょうすけ」

568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 19:55:10 ID:GvD/O3WN0 [2/4]
さらに俺もやってみよう>>555の続き
桐乃「お、お父さん、兄貴・・・」
京介「き、桐乃・・・?」
大介「おお、桐乃、ちょうどいいところに!お前今・・・」
京介(やべー!このままだと何言い出すか・・・!)
京介「き、桐乃!な、何か久しぶりにシスカリなんかやりたくなってきたぜ!
   どうだ?久しぶりに!?」
桐乃「・・・え、と。今の話だけどさー」
京介「へ?ってお前聞いてたの!?」
桐乃「あ、あたしは兄貴が・・・その、いいってんなら?か、彼女になって
   あげてもいいよ・・・?」
京介「あ、お、えぁ?」
大介「・・・」
桐乃「・・・ね?ど、どうかな?」
京介「ど、どうって・・・!」
大介「・・・めん」
桐乃「?お父さん?」
大介「み、認めんぞ!!桐乃にか、彼氏だと?まだ早すぎるわ!!」
京介「・・・お、お~い、親父殿~」
桐乃「ええっ!?今、兄貴なら彼氏になっていいっていったじゃん!?」
大介「と、とにかく認めん!絶対に認めん!!フン!」
京介「え、と、あの、ですね」
桐乃「・・・ね、お父さん」
大介「な、なんだ!」
桐乃「あたしが、兄貴とそのカレカノになった場合、あたしが嫁に行く心配
   なくなるんじゃないかな・・・?」
大介「!!」
京介「え~と、お~い、俺の意見は~・・・?」
桐乃「・・・どう?」
大介「・・・天才現る」

588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 21:15:55 ID:yTJygz510 [1/3]
じゃあ便乗して俺も>>555の続き

桐乃「ちょっと!な、何言ってんの!?こ、こいつがあたしの彼氏とか、あ、ありえないし!」
京介「そ、そうだ桐乃!もっと言ってやれ!」
大介「むぅ・・・ダメか・・・じゃあやっぱり俺が・・・」
桐乃・京介「もっとありえないから!」

---

京介「ふぅ・・・ようやく寝てくれたか。親父にも困ったもんだな」
桐乃「・・・また、(あたしが兄貴を好きだって)バレちゃったんじゃないかって
   びっくりした・・・」
京介「え?(エロゲがバレた時みたいに、本当に彼氏がいるってことか?)
   ・・・お前、そうなの?」
桐乃「・・・うん、あの・・・実はね」
京介「・・・み、認めん!俺は認めんぞぉおおっ!?」
桐乃「ちょ・・・大きな声出さないでよ!好きになっちゃったんだから仕方ないでしょ!」
京介「ぐっ・・・」
桐乃「・・・で・・・そ、その・・・どう、かな・・・?」
京介「・・・悪ぃ。少し頭冷やすわ。ちょっと考えさせてくれ・・・」

---

京介の部屋

おいおい、なんで俺、こんな動揺してんだよ。あいつに彼氏がいるってのが
そんなに許せないのか?なんでだ?他の男なんかにあいつを任せられねえって
ことなのか?
それって、俺があいつの彼氏になりたいってことじゃねえの?
そんなわけあるか、兄妹だぞ?でも、親父があんなこと言ってたわけだしな・・・。
ちょっと、何マジに受け止めちゃってるの俺!?酔ってるのか!?
いやしかし、このままだと他の男にあいつを取られるってことじゃねえか、
そんなの許せるわけねえだろ!
・・・だ、だったら!やることは一つだろ俺!




589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 21:16:18 ID:yTJygz510 [2/3]
---

桐乃の部屋

バターン!
京介「お、俺が!お前の!彼氏になってやるっ!」
桐乃「え・・・ほ、ほんと・・・?」
京介「ああ、だから、その彼氏とは別れろ!」
桐乃「・・・はぁ?」
京介「・・・え?」

かくかくしかじか

京介「えと・・・その、つまり、彼氏がいるわけじゃなかった、って事っスか・・・?」
桐乃「・・・うん」
京介「そ、そっか!それならいいんだ、うん。あー、もうこんな時間か、悪かったな遅くに。じゃっ」
桐乃「待ってよ」
京介「・・・ハイ」
桐乃「あんだけ言っといて、勘違いでしたで済むわけないでしょ!責任取りなさいよ!」
京介「あーもう、わかった!俺はお前が好きだ!お前も俺が好きなら俺をお前の彼氏にしてくれ!」
桐乃「・・・開き直られると、ちょっと引くわ」
京介「何その羞恥プレイ!?一世一代の決心だったのに、俺泣いちゃうよ!?」
桐乃「あんたがいざってところでヘタレるからでしょ!?」
京介「・・・ぐ、ぐぬぬ」
桐乃「ま、まあ?あんたがあたしのこと大好きだってのは知ってたし?そ、その・・・
   そこまで言うなら、彼氏にしてあげないこともないケド・・・」
京介「・・・ぷっ」
桐乃「ちょ、何よ、何笑ってんのよ!」
京介「いや・・・何かな、やっぱりさ。兄妹でも恋人でも、俺らは変わんないなと思ってさ」
桐乃「・・・じゃ、じゃあ、恋人らしいこと、する・・・?」
京介「・・・え?」

桐乃が京介にキス。「irony」が流れて画面がパステル調になり、スタッフロール。おしまい。



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最終更新:2010年12月30日 21:08