キャンペーンGM | ゆうやん/持ち回り |
参加PC | -/-/- |
レギュレーション | 【○○銃】所有の要《権力》が「60」になっています。 |
主な舞台 | 城塞都市アルビオン |
+ | 【 キャンペーン進行概要 】 |
【 キャンペーン進行概要 】
現在、ゾンビはアルビオンの内部にも入り込んでおり、様々な施設に侵入して占拠状態にあります。PC達の目標は目下、これら施設に巣食うゾンビを一層し、アルビオンの完全奪還を狙います。
アルビオンの生存者は皆、城に立てこもってなんとか生存しています。しかし流通は壊滅状態にあり、買い物など物資の供給に多大な制限がかかっています。これによりPCの所持品は初期所持品を決定し稼働後、アフタープレイによる買い物が行えなくなります。
さらに、PCの【家】はゾンビの占拠化にあり、そこに保管されている所持品は、その【家】を奪還しなければ持ち出す事ができません。アルビオンに【家】を持つPCはその【家】がどこにあるのか【住宅地】【商業区】【工業区】【大聖堂】のいずれかから選んで下さい。
PCは立てこもっている城から施設奪還のために城下町に趣き、ゾンビの排除を行い、施設の再占拠を行っていきます。施設の占拠を成功させるにつれ『解放度』が蓄積されていきます。特定の施設を解放する事で流通が回復したりもします。
【 業者と陰謀工作について 】
ゾンビパニック真っ只中のアルビオンでは現在【業者】は利用できず、例外が生存者の集う【アルビオン城】です。【アルビオン城】での業者利用は非常事態によって必要権力レベルが「0」になっています。業者への対価代金については「信用手形」によって行われており、《所持金》は貨幣ではなく手形書類となります。
なお。当然ながら【陰謀工作】も手配できる状況にはありません。
【 音によるゾンビの集合 】
ゾンビは視覚外の存在は音によって感知します。そのため騒音を出すとゾンビが音源へと集まってきます。
【 撤退と距離 】
ゾンビなどとの戦闘から撤退できるかどうかの手順や条件は以下となります。
【 屋内の距離管理 】
施設内部では「通路」は「10PT」の長さ、「部屋」は「5PT」の広さ、階段は「4PT」の長さと扱います。GMは施設の規模によってこの数値を任意に増減させる事もできます。「階段」での戦闘では【回避判定】【突破判定】に「-20」を受けます。また上段と下段では高さの関係上、下段にいる者は上段にいる者を「騎兵」と扱います。
【 基本シナリオ進行と占拠 】
PCは【アルビオン城】を拠点とし、城下の施設からゾンビから駆逐する事で《解放度》を得ます。施設には別の施設へと通じあう「道」があり、通じ合う道を通らなければ移動ができません。
【 基本的なシナリオの流れ 】
基本的に朝7時からPCは活動し、アルビオンから施設奪還のために城下へ移動します。PCはまず【大通り】に出なければなりません。
PCは【隠密判定】を行い、失敗すると【大通り】で彷徨うゾンビに気づかれてしまいます。ただしPCの中に《境遇:悪党》《境遇:冒険者》《境遇:暗殺者》のいずれかを有しているPCはゾンビの目を避けて移動する裏道を知っているとしてPC全員の【隠密判定】に「+40」を受けます。
ゾンビに気づかれた場合、「【隠密判定】に失敗したPCの数×2体」のゾンビとの戦闘になります。勝利すれば行きたい区画に移動できます。勝利せず逃亡する場合【アルビオン城】に自動的に帰還します。
【隠密判定】に成功する、あるいはゾンビとの戦闘に勝利するとPCは改めて【大聖堂】【市街地】【商業区】【工業地】【城門】のいずれかへと移動が行なえます。
【住宅地】【商業区】【工業区】には民家や商店が並んでおり、それぞれの区域内の施設であれば移動は自由に可能です。ただし移動の際にはやはり【隠密判定】が必要で、失敗すれば失敗したPCの数だけのゾンビとの戦闘となります。【大通り】からそれぞれの区域に移動した際は、そのまま【隠密判定】なく任意の施設へと移動可能です。
移動先の施設のゾンビを駆逐に成功すると《占拠》を宣言できます。これを宣言するとその施設にはバリケードが築かれ、ゾンビが侵入できなくなります。この処理には2時間を要します。バリケードを築き終わった施設は「解放」されたと扱われ、《解放度》が施設毎に設定された数値だけ増加します。
PCが【アルビオン城】に帰還する、あるいは全滅する事で「ミドルフェイズ」の終了を宣言します。
【移動にかかる時間】
【アルビオン城】【大通り】【大聖堂】【住宅地】【商業区】【工業区】の移動には「30分」、【住宅地】【商業区】【工業区】の区域内での施設間移動は「10分」かかるとします。これは移動を試みる際の経過時間であり、成否関わりなく経過します。
【住宅地】
【商業区】
【工業区】
【 生存者との遭遇 】
解放に向かった先の施設には潜んで生きながらえる生存者が居る可能性があります。
PCが施設の「部屋」の内部を確認した際、GMは以下の生存者遭遇チャートを振っても構いません。ただしこのチャートは部屋内部にゾンビがいると使用できません。
上記で遭遇した生存者には以下の手段を取れます。
【 施設説明 】【 アルビオン城 】
説明
生存者たちの最後の要であり砦です。
騎士団の騎士たちが防衛の任についておりゾンビの侵入を防いでいますが、現状ではそれで手一杯であり攻勢に出れる余裕はありません。 【 城門 】
説明
都市外へのゾンビの流出を食い止めている関所の都市城門です。貴族たちがこぞって脱出を図ろうと馬車がひしめいていますが、その中にゾンビの感染者が発生した事で混乱が生じ、貴族たちの馬車で門が塞がってしまい脱出不可能となっています。幸か不幸かそれによってゾンビの流出は食い止められているのですが。現在は守備兵と守衛騎士が立てこもっています。
城壁づたいに各区域の【衛兵詰め所】に繋がっていますが、現在ゾンビの城壁侵入を防ぐためにバリケードで封鎖されています。
【 大通り 】
説明
アルビオンの大動脈たる大通りです。全ての施設に繋がっており、それ故にゾンビが常に彷徨っています。ここは《解放度》が100にならなければ占拠できず、もし占拠に成功すればそれはアルビオンからゾンビの脅威を駆逐した事を意味します。
ここに踏み込んだ者は【隠密判定】を行い、失敗するとゾンビに気づかれてしまいます。ただしPCの中に《境遇:悪党》《境遇:冒険者》《境遇:暗殺者》のいずれかを有しているPCはゾンビの目を避けて移動する裏道を知っているとしてPC全員の【隠密判定】に「+40」を受けます。
ゾンビに気づかれた場合、【隠密判定】に失敗したPCの数×2体のゾンビとの戦闘になります。勝利すれば行きたい区画に移動できます。勝利せず逃亡する場合【アルビオン城】に自動的に帰還します。
【 大聖堂 】
説明
アルビオンの繁栄の象徴たる大聖堂です。礼拝堂は天井まで届く吹き抜けになっています。
解放に成功すれば堅牢な城塞としての拠点にできるでしょう。
大聖堂は階層毎に《占拠》宣言を行えます。1階層を《占拠》状態にする毎に《経験点》を「2点」得ます。大聖堂全域を《占拠》する事で、大聖堂を解放状態にできます。
【 民家 】
説明
どこにでもある一般的な市民の民家です。
【 雑貨商店 】
説明
小規模の店舗です。【住宅地】【工業地】に1件、【商業地】に2件、合計4件存在します。
【 武具商店 】
説明
小規模の店舗です。
【 衛兵詰所 】
説明
官憲が詰める役場です。城門から城壁伝いに繋がっており、各区画の橋頭堡として重要です。
【 病院 】
説明
医者が治療を行うための施設です。ゾンビパニック発生時、ゾンビに噛まれた生存者が大量に担ぎ込まれたために最も早くゾンビに占拠された施設でもあります。
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+ | 【 舞台設定 】 |
【 舞台設定 】
集落設定:
かろうじて死守されている城塞都市だが実質町規模の拠点に経済は落ち込んでいる。 城壁内部で畑が作られ少数ながら家畜も飼育されている。 各地から避難してきた難民で溢れかえり治安や衛生は崩壊状態にあるが、 駐屯する騎士団が支配者として君臨する事でかろうじて社会は維持されている。| |
+ | 【 生存者NPCの武装化 】 |
【 生存者NPCの武装化 】
PCがゾンビの巣窟から生存者を結果的に救出し【アルビオン城】へ連れ帰る事ができた場合、あるいは「オープニングフェイズ」で施設奪還の戦力の募集を行った際にそれに応えた生存者は「民兵」として対ゾンビ戦力の補助要員として活用できるようになります。
民兵を募集する場合、代表PCが「目標値:75」の【幸運判定】を行い、成功すると「1D10人」が立候補します。この時クリティカルが発生すれば「2D10人」となります。失敗すれば立候補者はおらず民兵は増えません。なお、初期では「5人」の民兵が立候補しており、未配属になっています。
PLは民兵をどの兵種に配属し、どこに配置するかを宣言します。民兵の種類は【歩兵】【狙撃兵】の2種があり、それらの兵科にまわすための武装を騎士団に寄付する必要があります。
【狙撃兵】
弩や銃で武装し長距離から戦闘支援を行う兵科です。
1人を配属するには【クロスボウ or マスケット銃】1丁の寄付を要します。
彼らを【アルビオン城】【城門】【(完全開放した)大聖堂】のいずれかに1人以上配置する事で、そこから見下ろせる城下町での屋外戦闘発生時に射撃武器による戦闘参加が行なえます。
それぞれの施設から見下ろせる城下は以下の通りとなります。
これに配置された狙撃兵たちは「1~5人」をまとめて《器用:70》を有する1人のキャラクター「分隊」として扱い、弩や銃は〈装填:3〉〈威力:5〉として扱います。分隊から溢れる人数を配置すると「分隊」が追加されます。
また、射撃武器命中修正を「分隊に配置された狙撃兵×10」軽減します。
【歩兵】
PCと同様に城下に繰り出し施設に巣食うゾンビを排除し占拠を行う近接戦闘員です。
「軽装歩兵」と「重装歩兵」「衛生兵」の3種類が存在します。
【 軽装歩兵 】
革鎧と長柄武器で戦う近接兵科です。 1人を配属するには「最大射程:2以上の両手用近接武器」と「ソフトレザーアーマー or ハードレザーアーマー」1個づつの寄付を要します。
【 重装歩兵 】
重鎧を纏い片手武器と盾で戦う近接兵科です。
1人を配属するには「最大射程:1以上の片手近接武器」と「ラメラーアーマー or チェインメイル or プレートメイルアーマー」と「ラウンドシールド or カイトシールド or タワーシールド」1個づつの寄付を要します。
彼ら【歩兵】はPCとは別行動を取って特定の施設のゾンビの排除を行います。「オープニングフェイズ」にて、PLは【歩兵】をどの施設に向かわせるかを宣言します。この時、派遣可能な人数は1箇所につき「最大4人(それ以上は目立ちすぎ、かえってゾンビの包囲を招くとして拒否されます)」までとなり、彼らを派遣した先の施設には「アフタープレイ」までは移動不可となります。「ミドルフェイズ」開始時、【歩兵】は指示された施設の占拠を目指して出発します。
その後、ミドルフェイズ終了時(【堕落判定】前)にPLの代表は「+(同施設に派遣された【軽装歩兵】×5)+(同施設に派遣された【重装歩兵】×10)」の〈判定修正〉を受けた「目標値:100-(派遣先施設のゾンビ総数×10)」の【幸運判定】を行います。
これに成功すると【歩兵】は派遣先のゾンビを駆逐し占拠に成功して無事帰還してきたと扱います。この場合、施設開放の戦利品と経験点をPCは得られません。
失敗した場合、ゾンビの駆逐に失敗し【アルビオン城】への撤退を試みます。PLの代表は彼らが無事に撤退し生還できたかどうか「目標値:50」の【幸運判定】を1人づつ行い、失敗した【歩兵】は《命運》が「0」になり、エンディングで未帰還のまま死亡、あるいは帰還すれどゾンビ化し死亡します。こうして死亡した【歩兵】の武装は撤退時に喪失あるいは汚染されており再利用不可となって持ち帰る事ができても処分されます。なお、一連の【幸運判定】にPCの《穢れる》は使用できません。
【 衛生兵 】
戦傷を負った兵士たちの救助・治療にあたる軍医兵科です。
1人を配属するには「包帯×20+添え木×4+アヘンチンキ×1 or 医療道具」1個の寄付を要します。
【衛生兵】はPCあるいは【歩兵】に同行させる事が可能です。ただし同行可能なのは1人づつとなります。
PCと同行させる場合、「非消耗品:医療道具」を所持した《境遇:医者》を有する【敵対存在:人間-官憲】のキャラクターデータを流用します。
【歩兵】と同行させる場合、その総数である「最大5人」の内の1人として数えられます。ミドルフェイズ終了時の施設占拠の結果を決定する【幸運判定】の失敗時、彼らが【アルビオン城】に生還できるかの【幸運判定】の目標値が全て「75」に変更されます。
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+ | 【 重要NPC 】 |
【 重要NPC 】
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