新機動戦記ガンダムW(TV版)

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「新機動戦記ガンダムW」

  • 放映日時
    • TV版:1995年4月7日~1996年3月29日
    • OVA(今回未参戦):新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 1997年発売、全三巻
    • 劇場版(今回未参戦):新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 1998年8月1日公開

概要

  • 機動武闘伝Gガンダムの次に放送されたアナザーガンダムの第二弾で、個性豊かなガンダムパイロットが特徴。
  • 2003年発売の『D』と『SC』以来、約8年振りとなる久々のTV版の参戦。
    • 尚『D』はTV版後半の機体、『SC』は一部パイロット及び機体のみ参戦なので、序盤から始まるのは『α』以来となる。
  • 今回は最序盤から登場し、まともに敵対する事は無いというスパロボでは非常に珍しい展開。
  • 色々と00勢と接点が多いが、ルート分岐はソレスタルビーイングではなくコードギアスルートに同行する。

ストーリー

  • アフターコロニー暦195年。
    コロニー居住者の一部は、宇宙に住む人々に圧制を敷きつづける地球圏統一国家と軍事結社OZに対して、『オペレーション・メテオ』を発動。
    地球に落下した5体のMS『ガンダム』は、その圧倒的な能力で次々とOZの基地を破壊していく。

    ガンダムパイロットである少年『ヒイロ・ユイ』は、4人のガンダムパイロット達、後にライバルとなるOZのエースパイロット『ゼクス・マーキス』、
    そして地球に住む少女『リリーナ・ドーリアン』との出会いを経験しながら、終わりのない戦いを続けていく。

基本的な運用

  • 原作で何かと追い詰められることが多かったためか、今回は全員(敵も含めて)底力持ち。
  • 乗り換え自由。原作の組み合わせも勿論だが、意外な組合わせが光ったりするので色々試してみよう。

登場人物

ヒイロ・ユイ

  • 身長:156cm、体重:45kg
  • 名台詞は「お前を殺す」
    • 実はこのセリフを言い放たれて本当に殺された人物は一人もいないというのは有名な話。
    • 今回もある人に言っちゃった。やっぱり死なない。
  • 原作第一話の高笑いを久々(F以来?)に披露。エンドレスワルツからの参戦が続いていたので懐かしさを覚えた人も居るはず。
  • 今回は刹那と絡むことが多い。キリコも多め。
  • 崖+50階の高層ビルから崖下へ飛び降りても、自分の乗ってる機体が自爆しても、上空数十キロ~数百キロから機体ごと地表に墜落しても死なないガンダム界の異能生存体。
    • 脳波を全く変動させることなく睡眠状態から覚醒することもでき、反応速度はスパコンでも計測不能、分厚い上に短い鉄骨さえも素手でブチ折り、銃弾さえも避ける。
    • OZの技術仕官の診断結果で「人間じゃない」と診断された。
  • (刹那に認定されて)遂にガンダムになった。
    • 刹那や(いつもに増して巻き込まれる)リリーナのおかげか、原作進行度と照らし合わせると結構キャラが違う。
  • 実はガンダムXのティファより身長が低い。というより、ガンダムパイロット5人全員が女性のそれを思わせるような身長体重の設定である。
    • 幼少の頃よりエージェントとしての訓練を受けてきたために成長が阻害された、という理由付けはされている。
  • TV版なので戦闘台詞では口数が少なめ。

デュオ・マックスウェル

  • 身長:156cm、体重:43kg
  • 貧乏くじ担当。そのため、青山、ロックオンほどではないが主人公との絡みがある。
    • 人懐こい性格なので、スパロボシリーズでは主人公の友人・親友になるパターンも多い。
  • 原作ではヒイロに、ウイングの修理のためデスサイズのパーツを勝手に使われた。
  • ヒイロと共に最序盤から仲間になり、作戦会議にもW勢代表として出ているようで、出番が多い。

トロワ・バートン

  • 身長:160cm、体重:44kg
  • 特技はフルート、空中三回転捻り跳び、綱渡り。
  • レディ・アン曰く「完璧なパイロット」
  • 背中に火傷の跡がある。
  • Wのシナリオがあまり進行しないので影が薄い名無しさん。
    • 無口というキャラも同ルートのキリコに食われてしまった感が。

カトル・ラバーバ・ウィナー

  • 身長:156cm、体重:41kg
  • 特技はヴァイオリン、趣味は月光浴。
  • トロワと同じく会話シーンにはちょくちょく顔を出す程度で影が薄い。
    • エリア11ルートならけっこう存在感がある。お人好し同士で主人公のクロウとも意見が合うようだ。
  • 原作ではマグアナック隊やGチームを指揮していたが、今回も指揮官技能は無し。
    • その代わり、男性パイロットで唯一「祝福」を覚える。長の特権。
  • 29人の腹違いの姉がいるが、腹違いとはいっても全員試験管ベビーであり、カトルのみが通常出産で生まれた子である。

張 五飛

  • 身長:156cm、体重:46kg
  • 版権キャラでは一番最初に操作することとなる。仲間になるのは最後と、これは何時もどおり。最初から最後まで味方なのは初。
  • D以来久々のゴッドマーズとの競演。彼の現在のスパロボユーザーからの扱いを確立させてしまった因縁の作品である。
    • 「ズール皇帝こそが正義だ」
    • が、今回は元凶のズールとは特に何も無かった。
  • トレーズの名前に真っ先に反応したかと思えば、いざ本人が出てきた時にはまるで関わらない。ちょっと半端な印象。
  • メインキャラ中唯一の妻帯者。嫁とは死に別れているのだが、愛機への思い入れなど現在でもLOVEな様子

ゼクス・マーキス

  • リーオーに乗っての登場はスパロボ初。しかも結構長いこと乗っている。それだけにトールギスに乗り換えると強力である。
    • 本作で「リーオーでは力不足」と言っているが、原作ではリーオーでウイングに組み付き行動不能にし、一緒に海中へダイブしている。
  • 通称「ライトニング・バロン(閃光男爵)」、「ライトニング・カウント(閃光伯爵)」
    • OZは階級と共に爵位が与えられる制度があり、通称がコロコロ変わった。
  • ミスター・キシドー。今回はずっと仮面のまま。
    • 冗談でもなんでもなく、物語前半の彼は騎士道と近代兵士としてのあり方に苦悩している。
  • 共にガンダムを追う仲として、敵対国の所属であるグラハムとよく絡む。
  • 戦士としての自分を優先したせいでアムロになじられる。

ルクレツィア・ノイン

  • ゼクスLoveな人。
    • 一見凄くまともな人に見えるが、ゼクスと逢えなかった期間を日単位で正確にカウントしている辺りWの登場人物である。
      • とは言え、それも全てはゼクスへの深い愛情故。当時失態続きのゼクスを「甘えにきたまえ」と支え続ける姿勢は正真正銘のいい女である。
  • 珍しく今回はOZカラーの黒いトーラスに搭乗。
  • スパロボでは久々に、五飛との因縁も取り上げられている。

非パイロット

トレーズ・クシュリナーダ

  • CV:置鮎龍太郎
  • 「事はエレガントに」が信条のOZ総帥。
    • 彼に声がついてない時点でシナリオが完結しないのがバレバレであった。
  • 今回はエレガントリオを結成、裏方担当。
    • 三人並んでも手放しで「エレガント」と言えるのはこの御方ぐらいのものである。
  • おそらくガンダム界屈指の完璧超人。そして随一の内面が難解な人物。

レディ・アン

  • CV:紗ゆり
  • トレーズ様命な人。
    • トレーズ様の真の望みがいまいち把握できなくて色々混乱する。
      • 第三者の視聴者でも把握が困難だから仕方ないね。
  • スパロボでは久しぶりの黒いレディ。
  • しかし、Wのストーリーがあんまり展開してないため、その辺は全然見えない。

ドロシー・カタロニア

  • CV:松井菜桜子
  • 出番はちょっとだけ。例の台詞はちゃんと出てきます。

リリーナ・ドーリアン

  • CV:矢島晶子
    • THEビッグオーが参戦しているのに、今回もDVEはなかった。
  • 最後までドーリアン姓。出生は秘密のままだが付いた愛称はプリンセス。
  • 世情が世情だからか原作と比べて最初から平和への意識が強い。
    • 行く先々で戦闘やらテロ行為やらに巻き込まれるのは毎度おなじみ。
  • 今作ではアッシュフォード学園の面々やマリナにユフィといった皇族と絡みがある。

ドーリアン外務次官

  • CV:大塚明夫
  • 今作では国連より派遣され、フロンティア船団の処遇交渉に当たる。S.M.S加入は彼の功績。

オットー

  • CV:森川智之
  • 二級特尉。サンクキングダム出身。
  • ゼクスの部下。
  • トールギスのテストパイロットを務めていたものの、その苛烈なGによって命を落とす。
  • 名前の由来はイタリア語の「8 (otto オット)」。

ラシード・クラマ

  • CV:中多和宏
  • マグアナック隊隊長。39人の部下をまとめる歴戦の勇士。
  • 「マグアナック」とはタガログ語で”家族”の意味。なおマグアナック隊は全員が試験管ベビーである。
  • かつてはレジスタンス活動の一環としてたまたま居合わせたカトルを人質に取り、ウィナー家に援助を要求した事もある。
    • この時、ヒネくれていたカトルを更生させた。

デルマイユ・カタロニア

  • CV:加藤治
  • ロームフェラ財団総裁代行で公爵。財団の性質を最も強く体現する人物。トレーズの叔父で、ドロシーの祖父でもある。

機体

ウイングガンダム

  • 全高:16.3m、重量:7.1t
  • 変形可能の汎用機。
  • バスターライフルは原作での最大出力3発の設定を踏襲し、最大出力版は消費ENが初期最大ENの3分の1、MAP兵器版は弾数制で3発。
    • 原作では最大出力で3発撃った後は、容赦なくポイ捨てされていた。
  • 今回はコロニーに何一つ関係ない状況で自爆をやらかしたうえ、予備パーツで次のシナリオには直るという信じがたいお話が…。
    • しかも本編終了後の後編予告で再び自爆する。あの…主人公機ですよね?
      • 原作でも第1話で海に突き落とされた後ヒイロから魚雷による爆破処理をされかけ、回収されたと思ったら結局自爆
        残骸を集められ完全ではないが復元されるがしばらくすると海中に放置
  • ビームサーベルはシールドに内蔵されている。

ガンダムデスサイズ

  • 全高:16.3m、重量:7.2t
  • 毎度おなじみクリティカルの鬼。ヘルじゃなくても脅威の性能。
  • 図鑑にはビームサイズは出力が高く水中でも使用可能とあるが、正確にはWの「ガンダム」が使用するビーム兵器は出力が高すぎて水中でも一切減衰しない設定。
  • ハイパージャマーは電子機器、モニター、レーダー、カメラを完全とも言えるほどに無効化する。
    レーダー、カメラ、モニターから情報を得ている兵器やMSからすると完全に姿が消えている事になる。
    • GN粒子による通信障害を最序盤であっさり打ち破る。ハイパージャマー恐るべし。
  • 機体の塗装も電波、赤外線を吸収する特性を持つ特殊塗料を使用している。
  • ウイングと同じマシンキャノンを肩に装備している。が、今作では省略されてしまった。

ガンダムヘビーアームズ

  • 全高:16.7m、重量:7.7t
  • 他の4機に比べカットインの質がおかしい。必見。
  • 弾が尽きると可哀想な事になるのは原作どおり……ではない。
    • 原作では一部のファンから『弾が尽きてからが本番』と言われるほど凄まじいナイフ捌きで戦っていた。
    • しかし本作では、単機で突っ込ませない限りまず弾切れしない。バルカンより弾数が多いビームガトリング…。
  • W系MSでは省略された武装が一番多い。胸部ガトリングなど一部はフル・オープン・アタックで確認できる。

ガンダムサンドロック

  • 全高:16.5m、重量:7.5t
  • 頑丈さと不整地適応と通信系による指揮能力が売り。各種センサーやレーダーは五機の中で最も高性能。
    • だけど今回は『MSにしては硬い』程度で照準値も他と同じ。改造ボーナスと強化パーツ3つ装備で再現しているのか?
  • クロスクラッシャーは初期のスパロボでは武器だけ飛んでいったり真正面から激突していたが、今回はちゃんと挟み込んでくれる。
  • 近作では補給装置が付いていたが今回は取り上げられてしまった。
  • 恒例となっていたマグアナック隊の召喚技も無し。原作でよく使っていたショーテル投擲も無し。
    • 本作での性能は低く無いが、過去作と比べると色々とパワーダウン&物足りない印象となってしまった。
  • シールドフラッシュという閃光兵器(いわゆるカメラ潰し)を持っているが劇中未使用。スパロボで再現されたことも無い幻の武装。
    • Fでは使用可能だが、盾を構えることすらせず敵に体当たりするだけ。これではシールドもフラッシュも関係無い。

シェンロンガンダム

  • 全高:16.4m、重量:7.4t
  • 五飛の愛機であり、嫁。ナタク。
  • やっぱり一番参加が遅いが、プレイヤーが使える機会は一番早い。
    • 表舞台で初めて観測されたガンダムはエクシアではなくシェンロンという事になるのか…?
    • 初登場時は減速運転で、ドラゴンハングを封印している。
  • 今回は強化パーツスロットが3つ。強化パーツやカスタムボーナスでドラゴンハングの射程が凄いことになる。
  • Wのガンダムで唯一盾に何の仕掛けも無い。その分丈夫なのか、よく投げられていた。
    • 残念ながらスパロボで武器として再現されたことは無い。
    • ドラゴンハングのアニメーション中に使用されている。

トールギス

  • 全高:17.4m、重量:8.8t
  • Wの世界における元祖戦闘用MS。前半のライバル機に当たる。
  • ビーム弾と実体弾を打ち分ける事が可能な高威力兵装のドーバーガンを装備。トールギスは出力に物を言わせ、片手で連射可能。
  • 威力は劇中において複数のMSを一撃で吹き飛ばし、ガンダニュウム合金にさえ効果を上げる程。
  • エアリーズを遥かに上回る速力に、3倍以上の旋回性能、殺人的とまで評される加速力を持つ。
    • 初動から直線軌道で一瞬で15Gまで加速が可能で、最高速度ではそれ以上のGがかかる。
    • 通常、人ではその加速Gに耐えられない為、兵器として破綻しているのでお蔵入りとなっていた。
      • ちなみに人間に耐えられるGは耐Gスーツを着ても9Gが限界とされる。戦闘機などでは瞬発的に12G程がかかることもあるが、その場合即入院である。
  • 実は顔のマスク部分を取り外すとリーオーと同じカメラアイ。

リーオー

  • 全高:16.2m、重量:7.0t
  • Wの世界におけるザクポジション。
  • パイロット次第でどこまでも戦える優秀な性能だが、作中の描写だとやっぱりガンダムに圧倒されることが多い。
  • トールギスのドーバーガンは元々リーオーの装備。こちらは両手で保持して発射する。

エアリーズ

  • 全高:16.9m、重量:8.0t
  • 飛行速度マッハ2以上を誇る。
    • そんな機動性を持っていても「ガンダム」の速度と運動性の前では無意味に等しかった。
  • 図鑑にある「小回りが効かない」とは原作でヒイロが指摘したもの。
    • その時は過剰な武装を装備していたせいで急上昇できなかっただけで、通常ならそんな欠点はない。

キャンサー

  • 全高:16.9m、重量:8.2t
  • 蟹。原作ではトールギスに真っ二つに引き裂かれた。
  • 登場機会はわずか1シナリオだが、水中用なのにパイロットのせいで海適応B。何がしたい。
    • 水から出てこれないので、こいつを倒す為だけに長距離の移動を強いられる事もある。帰れよ。
  • 突撃で海上の機体を攻撃する時は何をやったのか飛んでくる。この機体、バーニアは付いていないはずだが…。

トーラス

  • 全高:16.8m、重量:7.9t
  • 原作中盤から主力の可変型量産MS。エアリーズの替わりとして開発された航空用だがちょっといじれば宇宙でもOK。
    • 今作ではMA形態で登場。MSへの変形は戦闘アニメーションでのみ披露される。
  • 結構鳴り物入りで登場し、宇宙用の調整ができていないガンダムを捕らえたりしていた。
    • コロニー側も開発時点でその存在を重要視していて、ガンダムに工場を襲撃させて実戦配備を遅らせたりしていた。
      • この時の工場&訓練生宿舎の襲撃が五飛とノインの因縁。本作でも影で五飛が実行している。
  • MD(本作未登場のオートパイロットシステム)化すると直線軌道で瞬く間に8G以上まで加速し、急停止、鋭角に動くなどありえない動きをする。
  • 主武装のトーラスカノンは標準的なガンダニュウム合金すら融解させる威力を持つ。
  • スパロボではもっぱら雑魚だが、今回はWのストーリー進行が遅いせいもあって、共通ルートでは初登場が終盤で割と高性能。
    • この機体があればAEUはGN-Xいらなくね?って言うくらい。
  • 生産性や運用効率といった面でも優れていたようで、後により高性能な量産機が開発された後も、各勢力で幅広く運用されていた。
  • 劇場版にも登場したため、この機体のみ下記の過去参戦作品以外に『α外伝』~『第三次α』、『W』、『L』で参戦している。

補足

  • 発売前は『どこまで話が進むのか?』という疑問が散見されたが、ここまで進まないと予見した人はほとんどいなかったろう。
    • でもサンクキングダム話やヒイロの自爆等、処々で原作展開をやってくれる。
  • 今回はガンダム全機、宇宙適応が普通にあるF仕様である。
    • 原作では宇宙用の調整をする間もなく宙間戦闘をすることになり苦戦する場面があった。
  • 最初の方で仲間になる割に後継機も追加武装も無い。イベントの少なさもあって少々不遇気味。

過去参戦作品

  • 新スーパーロボット大戦
  • スーパーロボット大戦F
  • スーパーロボット大戦F完結編
  • スーパーロボット大戦64
  • スーパーロボット大戦リンクバトラー
  • スーパーロボット大戦α
  • スーパーロボット大戦D
  • スーパーロボット大戦Scramble Commander


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最終更新:2013年10月06日 19:48