堕天の詳細と原因

○堕天とは

天界から地上へと転生することを意味する。堕天した天使は「堕天使」となりアストラル体から人間と同じように肉体を得る。
堕天する際には生身で大気圏に突入するほどの強い衝撃を受ける(実際彼らが堕天した場所はクレーターとなり その後湖となっていた。)為堕天使達は地上に着くぎりぎりまでアストラル体から肉体に変化するのを遅らせたり、闇の勢力から与えられた「ウォッチャースーツ」という鎧を着ることによってダメージを抑えている。
それでも大きなダメージを負うようで生命維持が困難になり、姿が老化してしまったり白髪になってしまうという影響がでている。
余談だがサリエルは白髪になった後で金髪に染めている。
また彼らは生命を維持する為にスーツの効果や使役している獣から生命を得て生きている。
因みにこの「ウォッチャースーツ」の腹部は冥界に住む者達の顔を模しているらしい。
背中から生えている尻尾のような物は堕天する際に失った翼の焼け残り。

○堕天が成功してしまった原因

本編中では語られることは無いがセムヤザ達の堕天は何度も繰り返されている。
というのも成功する最期の回以外は全て堕天が成功する直前でルシフェルが時を止め、巻き戻す事で堕天を阻止したからだ。
999995回繰り返したところで飽きてきたルシフェルは神と相談し、次はそれまでより少しだけ時間を進めると決める。
ルシフェルは次の回を始めて少しだけ時間を進めたらそれまでのように巻き戻そうと思っていたがそれまでの回で堕天に参加していなかったアルマロスというイレギュラー要素が現れ彼に不意を突かれたことで時を止め損なった事によりようやく堕天が成功した。
因みに堕天をしようとした天使達は大勢居たがその殆どが天界からのアークエンジェル達の追撃により消滅しており、 作中に出てくる「7人の堕天使」とは堕天に成功した堕天使達の事を指している。

□補足
堕天した後は時間を戻せなかったのではなく本当は戻せた。
しかし、アルマロスに邪魔をされて堕天が成功後にルシフェルと神が喧嘩し、怒ったルシフェルが戻さなかった。
具体的には、神とルシフェルが互いのせいにしあい、ルシフェルが君が謝らないなら時間を戻さないと宣言し
どうせすぐ謝るだろうと思って時を戻す構えまでしてたのに、神が謝らなかったのが原因とのこと。

(大まかな要約、カギカッコは全部ルシフェルの台詞)

天使達の追撃により次々と堕天使が消滅していく中、セムヤザは追撃を避け地上を目指す
しかしセムヤザが地上に激突する瞬間に時間が停止。
「地上に近付けばお前達は地上の時間に支配される。そうなれば私の力で操れるんだよ」

時間が巻き戻され、6人が知恵の実を盗むところまで戻る
そしてまた同じタイミングで時が止まり
「ここまでは同じだが、私だけでも違うことを言ってあげないと。神が退屈するからな」
そこに電話が鳴り
「やあ、やっぱり見ていたのか?そろそろ飽きてる頃だと思ったよ。
…え?これ以上進めたら堕天が完成してしまうじゃないか。まあ、そこで時間を戻せば問題ないが」

時が巻き戻され、また知恵の実を盗むところから始まる
「わかった、君が望むなら次はもう少し先に進めてみよう。…え?数え間違いだろう。
まだ100万回どころか、やっと273587回じゃないか」

また知恵の実を盗むところから始まるが今度はアルマロスが後ろに立っている
「すまない、私も数え間違えていたよ。今度で999996回だったみたいだ」

再び堕天しかけるセムヤザ達。ルシフェルが時を止めようとしたところにアルマロスが激突し時止めに失敗、数人が堕天に成功する
「悪いいたずらだ。少しだけ進めるんじゃなかったのか?アルマロスを寄越すなんて…知らないとは言わせないぞ」
「私のせいだと言うのか?心外だな」
「お断りだね。君が認めるまで私は放っておくよ。自分でなんとかしたらいいじゃないか!それが出来ない君じゃあるまいし」
と電話を切る

電話が鳴ることを期待し指を鳴らそうとするも鳴らない
「彼も頑固だな」
「こうなったら、楽しみにしていよう。おまえたちの未来を…」

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最終更新:2011年05月19日 01:23
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